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継承その2

「いったい何が・・・・・・」


やられたシュナムさんも何が起こったかはわかっていないようだ


それは当然だシュナムさんからしたら致命的な隙を見せた私に対する反撃をしようとしたらいきなり後ろから切られたのだから


「まさか?」


周辺を見ていたシュナムさんが呟く


どうやら気づいたようだ


そう、実は簡単な話で私は固定魔術(プットオブマジック)を使っただけだ


ただしシュナムさんに向けて放っていたのは攻撃系の魔法では無く対象を転移させる魔法だ


転移魔法を使ってシュナムさんを槍の先の場所に転移させ


そのまま切りつけたのだ


「なるほど・・・・・これは初見で回避するのは難しいだろうな・・・・・」


私は頷くがそれだけの仕掛けではない


最初に移動乱撃を使ったのも私自身が移動して攻撃しないといけないと思わせるためだ


それによって自分自身がいきなり移動したことによる戸惑いも利用して致命的な隙を作るためでもあった


「まぁ、約束通り私の特訓は終了だが・・・ちょっとこっちへと来てくれるか・・・」


シュナムさんが手招きする


疑問に思って近づくとシュナムさんは私の頭に手を置き


『今こそここに我タウラスの力を持ちし者シュナム、タウラスの力を継承することを宣言する。その力、全ての厄災を打ち砕き、世界の破滅を打ち払うために振るわれんことを!』


そうシュナムさんが宣言した瞬間


私の視線の右下に


『タウラスの力を継承しました』


という文字が浮かび上がった


「へ?」


私は思わず呟いた

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