旅の始まり
前回召喚された勇者とは兄なのかもしれない・・・・
その考えに行き着き久しぶりに兄に会えるかもしれないと思った矢先先程の王の言葉を思い出す
もし前回召喚された勇者が兄だったとしても前回の勇者は行方不明・・・・・
最悪もう死んでいるのだ
「先程言っていたハズレ云々の話じゃが・・・・」
そんな私の心情を知ってか知らずかアース王が話を続ける
「ムスビよ、お主のステータスを見てくれ。ステータスはステータスオープンと唱えればでてくるでの」
「ステータスオープン」
私はアース王の言葉に従いステータスを開く
ムスビ・アカタニムスビ
Lv.1
HP103/103
MP152/152
状態 良好
称号 異世界より来たりし勇者
能力 魔術固定
「能力・・・・魔術固定・・・?」
「そう、それこそムスビが勇者として使える能力じ」
どんな能力なんだろうこれ・・・・・
「どんな能力か知りたければその文字をタッチしてみるとよい」
どんな能力か知りたかった私はアース王に言われた通りに文字をタッチする
魔術固定
Lv.1
アクティブスキル
固定
固定の声をトリガーとして魔術をその座標に固定する。解放の声をトリガーとして狙った敵を自動照準し発射する
固定の能力で固定できる魔術は最大1つ
しかし、能力レベルが上がる度にその数は増える
パッシブスキル
最大MP+20
私は書いてあることをアース王に伝えた
「なるほど、それは面白い能力じゃの。少なくとも前の勇者に比べれば全然戦闘むきじゃ」
こんなにボロカスに言われてる前回の勇者の能力ってなんなんだろう・・・・
気にはなったが流石に聞くのは躊躇われたのでとりあえずは黙っておく
「それではここに軍資金を用意しておる。これをそなたに授けるゆえに是非とも魔王を討伐してくれ」
なんだかやたらとお金の詰まった袋を渡されていつの間にか私は城から出ていた
「こっからどうやって魔王を倒せと・・・・?」
確かにお金はたくさんもらったが何処に何があるのかわからないのだ
そこに
「あなたが新しい勇者様ですね」
女の子を一緒に連れた女の人が話しかけてきた




