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シュシュの炎(前編)
※ナナシ視点
ヒカリがいきなり大きくなった
それに、威圧感というか存在そのものが前とは段違いに大きく感じる
魂共鳴を使用している俺の方にもかなりの影響が起きているくらいだ
「一体何が・・・・・・?」
何が何やらわからないうちにシュシュとヒカリの戦いは始まり
いつの間にか終わっていた
最後にヒカリが全身に纏っている魔法がバーストエンドから水の魔法に変わり、少ししてヒカリが倒れたのだ
倒れたヒカリの方へと向かうシュシュを呆然と見ながら俺は無意識に先見の目を発動させていたらしい
俺の視界にはシュシュに胸を貫かれているヒカリが映っていた
「うわぁあああ!」
訳もわからずに飛び出す
途中で何か体に違和感を感じ、咄嗟に体の周りに水の魔法を纏う
そのままシュシュへと切りかかりシュシュが回避したところでヒカリを背負い後ろへと跳ぶ
「ぐぉおおおぉ」
今、正に殺そうとしていた対象を取られて怒っているのかシュシュが唸る
俺はヒカリを下ろすとシュシュのもとへと走る
(とにかくヒカリから引き剥がさないと・・・・)
そう考えて俺はシュシュに向かって跳躍する
上に飛んだ俺を見たシュシュがニヤリと笑ったような気がした
「しまった!!」
シュシュが俺に向かって炎を放つ
空中にいた俺は回避行動や防御行動すら取れずにシュシュの炎に包まれた




