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魔王の心境

ここからしばらくは各々の視点で戦いの準備期間のことを書きます


なので時系列がバラバラに感じると思いますが一話毎に時間が元に戻ってると考えて下さい

※ シュシュ視点


「やはり俺は最後の戦いには参加できないんだな・・・・・・」


ヒカリとナナシが部屋から出た後誰にともなく呟く


もう体を侵食している魔王の呪いが俺の耐えれる限界の強さに近づいていることは理解している


だからそうなったときは・・・・・


そうなったらヒカリは悲しむだろうか?


やはり全てを話して納得してもらうか?


いや、無理だろう・・・・少なくとも俺の知るヒカリはそんなに強いやつじゃない・・・


やはり人知れずナナシを呼び出して行うべきだろう


この『魔王の力の継承』は・・・・


それが何を意味するのかをしっかりと理解している俺は自嘲気味に笑う


「最初はお遊び気分だった俺が・・・・・ここまでこの世界のことを考えるようになるとはな・・・・・・」


この世界を救うためにはそもそも魔王の軍勢だけの力では足りない


なぜなら初代魔王・・いや、ここでは初代勇者と言うべきか


あの人も戦いの前に人間側に協力を要請していた


理由はこちらが闇の聖域(ダークサンクチュアリ)に攻め混むと同時に魔物が一気に人間の世界へとなだれ込むからだ


「その辺りも考えておかなくてはな・・・・・」


そこまで考えて少し疲れた俺は休むことにした



※1年後


「来たか・・・・ナナシ・・・・」


俺の目の前には一目で強くなったとわかるナナシが一人で立っていた


「ナナシ・・・・・・俺と戦え・・・・・!」


もう耐えるのも限界に近くなってきた


俺はそろそろ理性を失い・・・


前の魔王のように全てを破壊しようとするだろう


だからその前に・・・・・・


俺は自分の最期の戦いをするためにナナシへと飛びかかった


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