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シュシュ伝記

今回は回想パートですが一応伏線をはっているので読み飛ばしなどはしないようにしてほしいです

「どういうことなんだ?ヒカリの兄は勇者で魔王を倒したんじゃ・・・・・・」


「そのはずだよ・・・・現に私は勇者によって魔王は倒されたと聞かされていたし魔王を倒したから兄さんは元の世界に帰ったんじゃないかと考えていた!なのにどうして兄さんが魔王になってるの!?」


俺たちの疑問を一気に受けた元勇者シュシュ・・・・そして、現魔王はポリポリと頭を掻く


「まぁ、それは一つずつ話していこう・・・・・まずは俺とヒカリが別れた所からだな・・・・」


そう言って魔王は語り出した


ヒカリと別れた後何があったのか



※シュシュ視点


「ヒカリ!!」


魔王の時間巻き戻しの呪いがヒカリを蝕んでいく


(こんな呪いにいつまでもさらしておくわけには・・・・・)


しかし、俺は解呪の能力もない


このままではヒカリの存在が消えてしまう


「そうだ!」


もしかしたら呪いの有効範囲外に出ればもしかしたら呪いが解けるかもしれない!そうでなくても回りにいる人が解呪を行ってくれるかもしれない!


そう考えた俺はヒカリを守るために最上級転移魔法を使う


「ヒカリ・・・・」


俺はヒカリを転移させると再び魔王に向き直る


魔王の目からは最早理性というものを感じることはできなかった


「いくぞ!」


自分にも気合いを入れて再び魔王に挑む


激しい剣撃と魔法での押収が続くが相手はただ単に闇雲に剣を振り回し魔法を使っているだけだ


次第に俺の方が魔王を追い詰めていく


「魔王!覚悟!」


俺は魔王の剣を弾き飛ばし魔王の心臓に剣を突き立てる


「ぐぉ!?」


その瞬間何かが剣を通して俺の中に流れ込んできた


「なんだ・・・・・・これは!?」


流れ込んできたのは自分と同じように魔王に剣を突き立てている青年の姿、そして、その青年が魔王になるまでの記憶・・・・・


それがいくつもいくつも流れてきた


そして最後に流れてきた記憶は女の子と共に巨大な明らかに邪悪な存在だとわかる存在との戦いだった


そいつは戦いに勝てないと悟るや否や戦っていた青年に向かって


「世界を救おうとした勇者よ!今はお主とお主の仲間であるゾディアック、そしてそこにいる竜の力に免じて引いてやろう・・・・・しかし、私はお前達を呪う!その呪いによってお前は救おうとした人間に恐れられ、怯えられ、罵られ、苦しみのうちに絶望した後に理性を失い、人間の手により討伐されるだろう!そして、呪いは討伐した物へと受け継がれて行きいつかお前達の中の力あるもの全てを滅ぼすだろう!」


と言い残し去っていった


そこから勇者は人前に出ることを良しとせず


自らの呼称を勇者から呪いを受けし者として魔王へと変えた


そして、自らを失う直前にこう呟いた


「いつしかこの呪いにも敗けない絆の力を持つものが・・・・・勇者として・・・・魔王として・・・・この禍根を消し去ってくれるように・・・・・私は願う」


その言葉と共に初代魔王は自らを失い暴れだした


そして、それ以降は討伐し、討伐されの繰返しだった



「つまり、兄さんが魔王をしているのは・・・・・」


「この初代勇者から続く呪いのせいだな」


「ってことは魔王を倒しても元の世界に帰ることは出来ないってことか?」


「まぁ、おそらく初代勇者に呪いをかけた奴を倒せば元の世界には戻れるんじゃないか?」


元勇者であるシュシュが教えてくれる


「それよりも気になったことがあるんだけど・・・・・兄さん」


「なんだ?」


「さっきの話の中にゾディアックっていうのが出てきたんだけど・・・・・それって・・・・」


「その話はアリエス達に聞いた方が早いだろう・・・・アリエス、アイシャ・・・いや、今はバルゴだったな・・・・話してやってくれ」


「「わかりました」」


そう言ってアリエス達は語り出した


ゾディアックとは何であるかを

次回も一応回想パートです


次回は伏線とかはあまりないので興味の無いかたは読み飛ばしていただいて結構です

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