希望か絶望か
「さてと・・・・アイシャが言っていたのはここだよな?」
アイシャと別れた次の日
俺たちはここ、スカイの一番広い広場に来ていた
「ここで一体何が起こるんだ?」
なんだがやけに人通りが少ないような気がするけど
「この感じは・・・・・結界?」
ヒカリが呟く
「まさか・・・・・」
「お前たちから来てくれるとは手間が省けて助かったぞ」
そう言いながら歩いてきたのは明らかに見た目から魔属だとわかる男だった
「もしかしてゾディアックの一人なのか?」
俺の問いに男は頷く
「二人とも初めましてだな。俺の名前はアリエス・・・人間社会の中にいても忌避されない数少ないゾディアックの一人だ」
「どういうことだ?」
「ゾディアックはその特化しすぎた異能のせいで存在するだけで回りの人間に恐怖を与えてしまうのだ。しかし、私を含めた3人のゾディアックはその異脳が人間に直接害を与えるものでは無いため人間から忌避されることはない」
アリエスが長い説明を終える
「ちなみに前回の魔王を倒したときにはゾディアック全員と戦った訳じゃないの。戦ったのはタウラス、アクエリアス、ジェミニ、レオ、キャンサーだけよ。だからアリエスとは初対面ね」
ヒカリが説明をしてくれる
「それで?お前はなんのために俺たちを探していたんだ?さっきの話を聞く限りではタウラスやアクエリアスのように俺たちと戦おうという感じでは無さそうだが・・・・・・」
アリエスが頷く
「勿論私が戦ってもよいのだが私はどちらかというと守りに特化している。なのでお前達の力を図るのはコイツだ」
アリエスの後ろから出てきたのは
「こいつは・・・・・・」
ヒカリが警戒を強めたということは
「またゾディアックか・・・・・・」
「以下にも、私はキャンサー。以後お見知りおきを」
っていうかいつも思うんだが
「ゾディアックって礼儀正しいやつ多いよな?」
「それ、今割とどうでもよくない?」
ヒカリに突っ込まれてしまった
「それよろ気をつけてね!キャンサーはあらゆるものを切り裂くと言われているわ」
「それは厄介な・・・・・・」
おそらくよく切れる刀とかそういう部類の話だけではないのだろう
「心配しなくても今こちらがわにいるゾディアックは3割程度しか力は出せない・・・・だから何でも切れる刀が精一杯ですよ」
キャンサーが言うがそれも十分に厄介だから
「さてと・・・・それではいきますかな」
「俺達も行くか」
俺は魂共鳴を発動し武器は槍に変化
そして
「付加ファイアーボール」
炎の魔法を付加する
「いくぞ!」
俺は炎を纏った槍を両手で持ちキャンサーへと向かっていった




