アイシャ
「とりあえずついたのはいいんだが会いたい人がいるって誰なんだ?」
俺はヒカリが会いたい人がいるからスカイにまで行きたいと言い出したので同意してついてきたのだがヒカリが会いたいと言うわりには顔つきが険しいのだ
「とある予知魔法の使い手です。魔王を倒す前にここによったのですが兄離れしたらまたおいでと言われていたんです」
「兄離れ?」
どう言うことだ?
「その時は私も兄も何を言っているのかはわかりませんでしたがおそらくはこの・・・・・・」
「兄と連絡が取れずに離ればなれになった状況ってことか?」
考えすぎだ・・・とは言えなかった
それに予知魔法を使えるということはこれから先どうしたら良いのかも聞くことができるかもしれない
「それなら、一度その予知魔法使いの所へと行ってみるか」
俺はヒカリの案内でその予知魔法使いがいるというところへと向かった
「ここです」
ヒカリが一つの扉を叩く
しかし中からは返事がなかった
「アイシャさん?」
ヒカリは声をかけながら開ける
しかし、その中には誰もいない
いや・・・・・
「ヒカリ、扉の裏だ」
そういうが早いかヒカリを引き寄せ扉を引っ張る
すると
「うおっと・・・いきなり危ないじゃないか!」
その扉の後ろにはヒカリと同年齢くらいの見た目で金髪を後ろで一くくりにした女の子がいた
「君が予知魔法使いか?」
「そうだよ・・・・アンノウンさん」
アンノウン・・・・・?
「君だけは私の予知でも見ることができなかった・・・・こうして目の前に立っていても見ることすら出来ない」
「だからアンノウンって?」
「そゆことだね」
「それにしてもなんで扉の後ろになんていたんですか!?アイシャさん!」
アイシャというのはこの予知魔法使いの名前なのだろう
「それはな、この男がいなければヒカリの驚くとても可愛い顔が見れたからだ!」
「ようするに驚かしたかっただけなんだな・・・・」
思わずため息をついてしまう
「それで、用はこの前あたしが言ったことか?」
「じゃあやっぱりあの兄離れしたらまたおいでって言うのは・・・・・」
「あぁ、そうだ。だが私がお前の兄について話せることは何もないが・・・・」
「じゃあなんであんな言い方をしたの?」
「それを話してもよいがもう手遅れかもしれんの・・・・・・」
「それはどういう・・・・・」
アイシャはヒカリの問いに一泊おいて答えた
しかし、その言葉はにわかには信じがたい
いや、信じたくない言葉だった
「三日後に・・・・・世界は滅ぶ」




