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本当の狙い

白い俺の存在を消し飛ばす閃光が俺に迫ってくるなか俺は思い通りに事が進んだことに一人微笑んでいた



「おそらくバーストエンドは普通に撃ってもアクエリアスにはかわされるわ・・・・・しかもバーストエンドはこの指輪の力を使ってもおそらく使えるのは1日に1回きり・・・・・」

 

そう、かわされることがわかっているからこそ俺たちは撃ったのだ


本当の狙いである二撃目をかわされないように


付加(エンチャント)バーストエンド』


俺は襲い来るバーストエンドを前に残り少ないMPでバーストエンドを発動させる


これはヒカリとの修行の合間にわかったことなのだが付加(エンチャント)された魔法と同系統の魔法をぶつけるとその魔法を更に武器に纏わせることができるのだ


俺たちはそれを利用してアクエリアスを倒すことに決めた


俺を襲い来る全ての光線を飲み込み大きな白い光を纏った太刀を振り上げた俺を見てアクエリアスが驚愕の表情を見せる


「なっ!」


しかし、アクエリアス自身に飛行能力はなくこの二撃目は決してかわすことができない


「行くぞ!これが今の俺たちの最後にして最強の攻撃」


「くっ!!」


「消滅の一太刀!」


そう叫んで太刀を振るう


そこからバーストエンドのように全てを消滅させる衝撃波が放たれる


しかし、その衝撃波がアクエリアスにあたるまえに何者かが空中のアクエリアスを助けた


「なっ!?」


消滅の一太刀は対象を見逃しそのまま空を飛んでいき消えていった

 

俺たちはアクエリアスを助けたのは誰かとアクエリアスを助けた人物を見る


そいつは俺たちのよく知ってるやつだった


「ふぅ、危なければこっそりと助けようと思ったがまさかお主を助けることになるとはな」


「タウラス・・・・」


そう、そこにいたのは先日俺たちを打ち倒したタウラスだった


「また強くなったようだなお主ら。まさか3割程度の力しか出せぬとはいえゾディアックの一人であるアクエリアスを倒せるまでに成長するとは」


「やっぱりアクエリアスも3割程度の力しか出せなかったんだな」


「それよりもだ・・・・アクエリアス。こやつ等の力は十分に知れたじゃろう」  


「あぁ、まさか殺されかけるとは思わなんだ。ワシも認めようぞ。こやつ等には力があると」


「とりあえず色々と聞きたいことはあるがもうこれでアクエリアスに殺されることはないと考えていいのか?」


俺はまず、一番聞きたかったことを聞く


「あぁ、少なくともワシ等がお主等の命を狙うことは今はもうないの」


「なら一つだけ聞きたいことがある」


俺はタウラスに疑問を投げ掛ける


「さっき言っていた危なかったら助けようと思ったという言葉はどういう意味だ?」


それを聞くとタウラスは少し首をかしげ


「まぁ、少し長くなるが構わんか?」


と尋ねた


俺は肯定の意味を込めて首を縦に振る


「ふむ、それでは何から話すかな?」


たどたどしくも話始めた


俺たちと戦った後に魔王にすべて話したこと


魔王が俺たちのことを気に入ったのなら助けても構わないと言ったこと


そして、俺たちを探していたこと


見つけたと思ったら丁度アクエリアスが死にかけていたこと


思わず助けてしまったこと


「まぁ、これで以上じゃな」


「全然長くねーうえに魔王てきとうだな」


思わず突っ込んでしまった俺を攻めれるやつなどいないだろう


「とりあえずワシ等は一旦報告のために魔王城へと帰ることにする。」


「また会おう」


そう言い残してタウラスとアクエリアスは去っていった



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