シー
「ふー、ようやくついた」
グランドを出て二週間俺たちはようやく海と湖の町シーにたどり着いた
「それにしても・・・・・」
さっきから横でぐったりしているヒカリを見て少々ため息をつく
「船に弱すぎだろ」
ここに来るのに使った船に乗って10分くらいでもうダウンしていた
ちなみにここに来るまでにも魔物を倒していて俺たちは少しずつだがレベルが上がっていた
ナナシノゴンベ
Lv38
HP823/833
MP625/625
状態 良好
称号 異世界より来たりし勇者
ハズレの勇者
能力 絆力上昇
ヒカリ
Lv40
HP 623/623
MP 896/896
状態 最悪(船酔い)
称号 異世界より来たりし者
能力 魔術増幅
俺の方はヒカリとソウルコネクトしてから何だかMPが上昇しやすくなった
それと、ヒカリに言わせればこんな低レベルでここまで能力が上がっていることがあり得ないと言っていた
つまりこれも俺の能力のせいなんだろう
「とりあえず宿でもとるか・・・・・」
でないとぐったりしたヒカリを休ませることができないし
「ほら、おぶされ」
大人しくおぶさるヒカリが可愛く感じてどきっもしてしまったのは秘密だ
けっしてやましいことがあるから秘密にしているわけではない
けっして微かに当たっている胸の感触を楽しめて役得などと考えていたりはしない
「んむぅうううう」
とか考えているうちに背中の核爆弾が爆発しそうなので俺は急いで宿を探すことにした
なんとかギリギリ核爆弾が爆発する前に宿を見つけヒカリを寝かせる
「ごめんね・・・・ナナシ」
俺は気にするなと手を振る
どうやら今日はこのまま休むことになりそうだな
次の日になり元気になったヒカリと共に町で情報収集をすることにした
収集する予定の情報は
『どうしていきなり伝説の竜が見つかったのか』
『どうしてそれが伝説の竜だとわかったのか』
の二つだった
結論から言うと簡単なはなしだった
偶然に偶然を重ねて発見されたドラゴンが自分は伝説の竜で願いを叶えてくれたものには抱え込んでいる財宝を与えると言い出したかららしい
そして、その願いを聞く前に手合わせを願うそうだ
それで誰も勝てるものがおらず、討伐依頼になってしまったと
「バカじゃねーの?」
噂を聞き付けた後に俺が思わず口にした言葉だ
「まぁ、それでも様子は見に行きましょうよ」
ヒカリは乗り気のようだったが・・・・・




