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転生エンジニア、隣国の友人と産業革命を始めます  作者:


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インフラ解放

「……よし」


私は地下都市の図面を広げながら、小さく頷いた。


「引越し、開始」


第二溶鉱炉の稼働。

それに伴い――生産の再配置。


「優先はこれね」


私は指で示す。


ロイド型の生産ライン。

そして――小火器の生産ライン。


「最重要項目」


ここが止まれば全体が止まる。

逆にここが回れば――


「全部が回る」


私は文官を見る。


「先に移動させて」


文官が即座に答える。


「手配済みです」


「いいわ」


すでに動いている。

工作機の分解、そして輸送、そして再組立。

現場では作業員達が慌ただしく動いている。


「急ぐわよ」


私は軽く笑った。


「ここは待ってくれないからね」


ロイド型の工作機。輸送。開拓。

すべての基盤。


そして――小火器。


防衛と治安の要。

どちらも自分の領地だけではない。


「ゆきちゃんの所にも影響する」


だからこそ。


「優先」


私は腕を組む。


「遅れは許されない」


その一方で私はふと振り返る。


「……こっちも」


第一溶鉱炉は、これまでフル稼働。

レール。


すべてを支えてきた。


「やっと」


私は小さく息を吐く。


「領内向けに回せる」


建築資材。生活用品。細かい部品。

今まで後回しだったもの。


「全部、手が回るようになる」


私は少しだけ笑った。


「長かったわね」


そして私は窓の外を見る。

広がる街。増え続ける建物。動き続ける人々。


「……これで」


やっと。


「インフラに回せる」


道路や住宅。水やらの生活基盤。

ここを整えれば――さらに人が増える。

さらに発展する。私はゆっくりと立ち上がる。


「次よ」


ここまでは準備段階。ここからが本番。

私は小さく笑った。


「更に発展させるわよ!」


地下都市は今。


“整える段階”を終え――“広げる段階”へと入った。

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