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七不思議の内容

「御影様?」

「ん?」

「何かありましたか?」

「何が?」

「私に何か隠してることがあるのではと」

マモンからの出来事から数日経っていたが、それでも自然を装っていたが桐生には無駄だったようだ。

「一つだけある」

「なんでしょうか?」

「お前の家族を殺したのはドランじゃなかった」

「え?」

「ドランに扮したセブンシンズだった」

「何故それを隠されたんですか?」

「もしこのことを知ったらお前はどうした?」

「セブンシンズを地獄の果てまで探し出して殺します」

「そうなるから話さなかったんだ」

「分かりました、でもそれは以前までの私ならの話です」

「以前?」

「はい、ドランにぼこぼこにされて分かりました。私ごときが復讐できるわけがないと」

「そうか」

桐生はしっかりと分かっていたらしい、これで不安はなくなった。

「だから私だけでなく皆さんの力でセブンシンズを倒します」

「分かった、後はセブンシンズだが…」

「ええ、今だ情報がありません。それよりも今はカストラ様の学校についてですね」

「そうだな、ゲートの急な消失。まだ協会から情報はない。ただ」

「ただ?」

「七不思議だ」

「先ほど話されてた七不思議ですね。少し聞いていましたが何かおかしいことはなかったと思いますが」

普通に聞いていたらそうかもしれない、普通に生徒や普通の人なら感じないかもしれないがハンターや専門家が調べたら分かることだった。

「七不思議には可笑しいところがある」

「可笑しいこと?」

「ああ、例えば一つ目は昔事故で亡くなった伝説のアイドル志望の少女の残留エーテル。

二つ目はエーテルが未来の動きを投影してる現象。

三つ目は強い執念を持った役者のエーテルが宿ってる

四っつ目は観客の“視線”の残留エーテルの集合体

五つ目は感情エーテルの暴走

六つ目認識阻害系エーテル

これで辻褄はあう。」

「考えすぎでは?」

「いや、考えすぎな部分もあるけど。ゲートの消失を考えると不思議ではない」

「そうか、なら七つ目は…?」

「それは分からない、だがこれから調べる必要がある」

「ですね、でもよく思いつきましたね?」

「昼間見てたアニメに学校の七不思議が題材のアニメだったからそれでね」

「そうでしたか」

そうして寝ようと思った時に電話が鳴った。

姫野さんだった。

『もしもし?』

『夜分遅くにすいません、至急お話したいことが』

『なんですか?』

『実は奥多摩で大規模なゲートを閉じる作戦に加わっていただきたく』

『分かりました、じゃあ明日協会に行くのでそれでお聞きします』

『はい、では』

そう言い電話を切った。


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