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敵か味方か

受付で名前を言って姫野さんに来てもらった。

「連日で協会に来ることになるとは意外でしたね」

「予想外なことが多すぎたから」

「そうですね、会長は会談の時間もあるので少し付き合ってくれませんか?」

「俺の体の調子を調べたいんですよね?」

「はい」

「じゃあ行きましょうか」

「はい」

そうして色んな機械で調べられて結果が出るまで少し別室で待った。


「お待たせしました」

十分ほど待って姫野さんが部屋に入って来たが明るい顔はしてなかった。

「やっぱり良くない知らせでしたか」

「ええ、やはりモンスターのエーテルの数値が多くなってます」

光牙との同調でましになっていると思ったが何事でも限界はある。

「以前の御影さんのなかにいる光牙との同調でましになると、八咫烏の見通しも間違ってはいないはずですが」

「抑えられるものも抑えても元は俺自身モンスターの血が入ってるので、仕方ないのでしょう」

「でも今、それを止める為に実は八咫烏とも共同で研究しているので希望は捨てないでください」

「そうでしたか、分かりました」

八咫烏がまさかそんなことをしているとは思わなかったので、少し楽になった。


「では会長の時間も空いたので行きましょうか」

「はい」

エレベーターに乗って最上階に向かって重厚感あるドアを開いた。

「御影さん、お待ちしておりました」

「どうも、取り敢えず話したいことが多いのですが先ずは直近の話をしましょう」

「なんでしょうか?」

「マモンと接触しました」

「何処で?」

「私の家の近くの公園で」

「何を話したんですか?」

「桐生が追ってるモンスターについて前に話しましたよね?」

「ええ、龍族と」

「それがセブンシンズだったと」

「そうですか、それを桐生さんには?」

「言えてません、言うべきなんでしょうが」

「そうですか」

「はい、あの性格なら良き急ぐでしょうしそれにセブンシンズに突っ込めば死ぬのは目に見えてるので」

「そうですか、ですが時期を見誤ってはいけませんよ」

「分かってます、それと次に昨日の学校もセブンシンズが関わっていることも知りました。それで結局ゲートはどこから?」

「分からないんです」

「え?」

「あの後色々と調べたんですがゲートが開いた場所が分からないんです」

「それはどう言う?」

「痕跡が切り取られているかのように、痕跡がないので調べようがないんです」

「それもセブンシンズですか?」

「我々も最初は誰かが裏で糸を引いてるのでそれを知られないようにと思っていたのですが」

「セブンシンズならそんなことをする理由もないですしね」

「はい、第三の勢力なのかなんのか」

「そうですか、分かりました」

そう言い部屋を出ようと動き出したら呼び止められた。

「最後にもう一ついいですか?」

「なんですか?」

「あの後色んな生徒や教員に話を聞いたんですが、二人だけ言っていることが気になって」

「それは?」

「刀でモンスターを斬って助けてくれた女子生徒がいたと」

「誰ですか?」

「それは何度聞いても話してくれなかったんです」

「そうですか、分かりました。あの学校には知り合いがいるので聞いてみます」

「お願いします」

「はい」

そうして協会を出た。

もしかしたらゲートを斬ったのもその女子生徒なのかもしれない、だがその生徒は味方なのか敵なのか?


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