龍族の秘密
そうしてカストラに関して初めての登校だった。
「あまり緊張せずにな」
「はい、頑張って友達を作るます」
「はい、そろそろ時間なので行きますよ」
「ああ、それなら桐生はカストラと学校に先に行ってくれ」
「御影様は?」
「野暮用だ」
「かしこまりました、では行って来ます」
「ああ、気お付けてね。それからカストラ…」
「ペンダントは持ってます、それに予備も」
「そうか、なにかあれば直ぐに連絡をくれ」
「はい」
そうして二人を見送って俺は協会に向かった。
電車に乗って向かうとなれば車と移動のストレスが違う、まあ運転するのは俺じゃないのでそれはそうなのだが。
既に先に連絡しているので協会の入り口に入ると、姫野さんが立っていた。
「御影さん、お疲れ様です」
「ええ、それでお話したいことが」
「分かりました、今会長は時間が愛空いているので会長にお話しますか?」
「うん、そうしましょう」
最上階までエレベーターに乗って向かう。
会長室はいつも重厚感で圧倒される。
「失礼します」
姫野さんが入ってその後に続く。
「おお、御影さん」
「会長、お話したいことが」
「ええ、私もお話したいことがあったので丁度良かったです」
「では、早速。俺の家にドラゴンが来ました」
「ドラゴン?」
俺はドランとのことについて話した…
「まさかそんなことが」
「龍族はカストラ以外は絶滅したと聞きましたが」
「はい、なので我々も最初にカストラさんと会った時に驚きましたが、まさかそんなことになっているとは」
「教えてください、龍族には一体どんな事実が?」
「龍族のことは古い文献にしか載っていません、それも限られた人間しか知らない」
「都市伝説では良く耳にしますが」
「はい、正式なことは分からないのですが文献ではまだ神が地球を作り天照大神が日本を作った。それ程前に遡ります。それに日本なのかどこなのか分かりませんが。龍族は自分の権力争いや神との争いで敗れ絶滅したと」
「そんな昔のことですか」
「はい、なのでカストラさんは龍族にとってはまだまだ子供の部類に入るかと」
成程、それならカストラに権力争いのことに興味がないこともうなずける。
「それが人類の滅亡を行うとは」
「まさかセブンシンズと手を組んでいると?」
姫野さんが言うが俺はそれを否定した。
「いや、セブンシンズと手を組んでいるとしたら桐生の家族を殺した、あのモンスターがドランの姿をしている意味が分かりません」
「成程、でもそのドランが嘘をついている可能性は?」
「分かりません、でもカストラが嘘を言ってないとなるとそう思うしかないでしょう」




