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襲撃

「それからこちらからもう一つ、セブンシンズについてですが一つ分かったことがあります」

「分かったこと?」

「ええ、マモンの解析を行ったところモンスターと人間のエーテルが混じっていました」

「それで?」

「まだ確定はしてませんが、彼らが敵だと察するに作られた存在かと」

「作られた?」

「ええ、恐らくは彼らが使うゲートは普通ではない。モンスターが存在する魔界だと思われます」

「魔界?」

「ええ、その歴史は分かりませんが魔界は人間が立ち入ることが出来ない程に熱気やエーテル濃度が高くモンスターはその中にいると、前に御影さんが閉じ込められたゲートの中も魔界と同じだと思ってもらって構いません」

「では何故俺はそこに留まれたんですか?」

「分かりません、ただ御影さんは何かしらの魔界での適正があると思うのですが」

「そこで俺の体に調査をしたいと?」

「はい」

仮に何かあるとしたら清明がなにかしたのだろうが、それは分からない。

「分かりました」

「ちょっと待ってください!!」

姫野さんが何かに気づいたようで大声をだした。

「どうかしました?」

「モンスターの発生が確認されました」

「どこですか?」

「これは…」

姫野さんのタブレットを見るとそこにはカストラが通っている学校にマークが出ていた。

「此処は」

「はい、カストラさんが通っている学校です」

俺は直ぐにスマホで桐生に電話をしたが繋がらない。

「俺が直ぐに行きます」

「車を出します」

「いえ、俺は飛んでいきますので協会の人間を直ぐに向かわせてください」

「飛ぶって…」

俺は窓を開けてネクロポートでドラゴンを呼んだ。

ドラゴンに乗って空を飛ぶ。


数分で直ぐに学校に着いた。

学校は生徒がモンスターに襲われていて校舎から校庭に人が出てくる。

俺は校門の下に降りた。

ドラゴンから下に降りた俺を見て腰が抜ける人が大勢いたが、俺の顔を見て大人が駆け寄って来た。

「御影さんですよね?」

「ええ」

「中にモンスターが…」

「分かってます、後は俺が何とかします」

「お願いします」

「後で協会の職員が来るのでその人の指示に」

「はい」

そうして俺は学校の中に入った。

中は血と、焦げた匂い。

そして――濃すぎるエーテル。

「……遅かったか」

校舎の窓は割れ、悲鳴が風に混じっている。

中庭では、黒く歪んだモンスターが生徒を追い詰めていた。

御影は一歩踏み出す。

その瞬間、足元から黄金の光が静かに広がった。

《天域結界・識別センスドーム》」

半径数百メートル。

校舎全体を覆うように、薄い黄金の膜が張られる。

その中で――

人間のエーテル

モンスターのエーテル

そして、“混ざっている者”

すべてが御影の脳に流れ込んだ。

「……操られてる奴もいるな」

視線が鋭くなる。

廊下を駆ける。

角を曲がった先――女子生徒が押し倒され、その上にモンスターが牙を向けていた。

「やめ――」

その言葉より先に、御影の姿は消えていた。

次の瞬間。

ズンッ――!!

重い衝撃音と共に、モンスターが壁に叩きつけられる。

「遅れて悪いな」

片手で女子生徒を引き起こし、背後に庇う。

モンスターが起き上がる。

だが、その目は濁っていた。

「……これ、人間か」

わずかに眉をひそめる。

廊下を駆ける。

角を曲がった先――女子生徒が押し倒され、その上にモンスターが牙を向けていた。

「やめ――」

その言葉より先に、御影の姿は消えていた。

次の瞬間。

ズンッ――!!

重い衝撃音と共に、モンスターが壁に叩きつけられる。

「遅れて悪いな」

片手で女子生徒を引き起こし、背後に庇う。

モンスターが起き上がる。

だが、その目は濁っていた。

「……これ、人間か」

わずかに眉をひそめる。

「なら――斬り方を変える」

御影は刀を静かに構えた。

黄金のエーテルが刃に集まり、光が脈動する。

ラノベで得た知識。

理論だけだったそれを、戦場で昇華させた技。


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