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86伝説エーペックス  作者: SAI
吾妻GT編
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526/534

吾妻編第62話 2台の並走状態

若林「エアリさんも戦慄する、カナタの命懸けのオーバーテイク!!」


若林「5位を奪還したREVIVE86!!タイヤという爆弾を抱えながら、再び先頭4台の背中を捉え始めたアアアア!!!!」


ギュオオオオオオッ!!


前方にはフリス、内藤セリナ、クリスタ、山吹花。


その最後尾にいる花が、ミラーへ一瞬だけ視線を送る。


山吹花「……カナタくん?」


赤い86が、再び大きくなっている。


山吹花「イヨちゃんを抜いてきたんだ……。」


ほんの少しだけ、花の表情が緩む。


山吹花「……無茶しすぎ。」


山吹花「でも……来るなら来て。私も譲らないからッ!」


若林「花もカナタの接近を確認!!トップ5が再び一つにまとまり始めるウウウウ!!!!」


だが、そのさらに後方。


快晴へ変わった吾妻の路面で、もう一台の速度が急激に上がっていた。


ヴォオオオオオオオンッ!!


若林「そして後ろから何だアアアア!?」


若林「15位付近に沈んでいた漆黒のハイパーカーが、とんでもない勢いで順位を上げている!!」


若林「コタローのパガーニ・ウアイラだアアアア!!!!」


コタロー「……風が変わった。」


吹雪が消え、空気の流れがはっきりと読める。


ウアイラのアクティブエアロが細かく姿勢を変え、コーナーごとに車体を路面へ押しつける。


コタロー「今なら……行ける。」


バシュッ!!


若林「ウアイラが伸びるウウウウ!!!!」


眞鍋琉世のエボIXをかわす。


続いて古賀加奈子のM5。


さらに相川美保の400Rへ一気に並ぶ。


相川美保「……速っ!?」


ズバアアアアアッ!!


若林「また抜いた!!コタロー、怒涛の追い上げだアアアア!!!!」


エアリ「吹雪が止んだのがかなり大きいッスね。」


エアリ「ウアイラは高速域で空力を細かく使える。今みたいに路面状況と視界が安定すると、コタローくんはブレーキングから高速コーナーまで一気にリズムを作れるッス!」


エアリ「しかも前の車が作る乱れた空気まで見ながら、横へ出るタイミングを変えてる。かなり落ち着いてるッスよ。」


そして――。


黄色いスイスポのミラーに、漆黒のウアイラが映る。


伊藤翔太「……来たか、コタロー。」


伊藤翔太「さっきまでかなり後ろだっただろ……。」


ウアイラがさらに距離を詰める。


伊藤翔太「でも、ここは簡単には通さねえぞ。」


コタロー「……兄貴。」


短く呟き、ウアイラがスイスポの真後ろへ入る。


若林「コタロー、ついに伊藤翔太を射程圏内!!」


若林「後方から吹き始めた漆黒の風!!このまま兄弟対決へ突入するのかアアアア!!!!」


その頃、さらに前方。


腹切カナタもミラーへ一瞬だけ目を向ける。


腹切カナタ「……あの黒いの、上がってきてるな。」


だがすぐに視線を前へ戻す。


腹切カナタ「今は関係ない。」


腹切カナタ「俺が見るのは……前だけだ。」


ぽんっ!!


ギュオオオオオオッ!!


若林「先頭では5台が再び接近!!そしてその後方ではコタローが急浮上!!」


若林「吾妻GT最終盤!!前も後ろも、一台たりとも落ち着く暇がないぞオオオオ!!!!」


若林「あああああああッ!! 先頭のフリス、内藤セリナを追う第2グループ!!」


若林「3位クリスタ・ニールセン!!4位山吹花!!この二台が高速ベントから複合コーナーへ、完全サイドバイサイドで突入だアアアア!!!!」


ギャリギャリギャリッ!!


ヴォオオオオオオッ!!


若林「近い!!近すぎるッ!!」


若林「互いにラインを潰し合って、出口で加速できていないぞオオオオ!!!!」


エアリ「そうッスね。」


エアリ「花さんはインを締められてステアリングが残ってる。クリスタさんも外側へ押し出されて、488のパワーを全開にできる姿勢が作れてないッス。」


エアリ「二台とも相手を抜くことに集中しすぎて、出口速度を落としてるッスよ!」


山吹花「……クリスタ、どいてッ!」


山吹花「このまま並んでたら、二人とも前に追いつけないじゃない!」


クリスタ・ニールセン「なら貴女が退きなさい。」


クリスタ・ニールセン「私はここで引くつもりなんてないわ。」


山吹花「……私だって!」


花がWRXを僅かに前へ押し出す。


だがクリスタも488を寄せ返す。


ガンッ!!


山吹花「きゃっ……!」


クリスタ・ニールセン「よそ見している余裕があるの?」


クリスタ・ニールセン「貴女のSUBARU、邪魔なのよ……山吹花ッ!!」


若林「クリスタ、さらに圧力を掛けたアアアア!!!!」


そして――。


その二台の真後ろ。


赤いREVIVE86が一気に迫る。


腹切カナタ「……なるほど。」


腹切カナタ「二人とも、出口を殺し合ってる。」


ぽんっ!!


ギュオオオオオオッ!!


腹切カナタ「俺のタイヤじゃ、コーナーでまともに勝負できない。」


腹切カナタ「でも……立ち上がりなら別だ。」


若林「カナタが来たアアアア!!!!」


エアリ「ここ、カナタくんにはかなり大きなチャンスッス!」


エアリ「花さんとクリスタさんは横並びだから、どちらも理想のラインを使えてない。」


エアリ「でもカナタくんは二台の後ろで一度ステアリングを真っすぐ戻せる。」


エアリ「タイヤが傷んでいても、直線方向への加速ならまだ使えるグリップは残ってるッス!」


腹切カナタ「……今だ。」


ズバアアアアアッ!!


86が二台のスリップへ入る。


一度花のWRX側へ寄る。


そして空気の流れが変わった瞬間――。


クリスタ側へ切り返す。


若林「スリップを使い分けたアアアア!!!!」


若林「カナタ、二台の間へ入るつもりかアアアア!?」


そして視界の先。


山道が開け、土湯温泉街が見え始める。


若林「見えたァァァァ!!!!」


若林「荒川の大橋!!三台が一気に橋へ突入するウウウウ!!!!」


ズドンッ!!


ズドドンッ!!


橋のジョイントを三台が次々と踏み越える。


時速200キロを超える直線。


花とクリスタはまだ横並び。


その真後ろから、86が猛烈な勢いで接近する。


腹切カナタ「……ステアリングの感触、ほとんどないな。」


カナタの手には、路面から伝わる情報が以前ほど戻ってこない。


腹切カナタ「でも……まだ走れる。」


腹切カナタ「それなら十分だ。」


ギュオオオオオオッ!!


山吹花「……ッ!?」


ミラーに赤い86が大きく映る。


山吹花「カナタくん……もうそこまで!?」


一瞬だけ花の意識が後ろへ向く。


その瞬間。


ガンッ!!


WRXの横へ488がさらに寄る。


山吹花「きゃあっ!」


クリスタ・ニールセン「今は私を見なさい。」


クリスタ・ニールセン「後ろなんて気にしている場合ではないわ。」


腹切カナタ「……二人とも前しか見えてない。」


カナタは二台の間に生まれた僅かな空間を確認する。


腹切カナタ「だったら……もらう。」


ぽんっ!!


ギュオオオオオオオッ!!


若林「カナタ、行ったアアアア!!!!」


若林「クリスタ!!花!!そして腹切カナタ!!」


若林「荒川の大橋で3位争いが三つ巴へ突入だアアアアアア!!!!」


若林「ああああああッ!! クリスタの488GTS、大橋の上で強引に寄せたアアアア!!!!」


ドガアアアアアアンッ!!


ワイドなフェラーリがWRXの横へ食い込み、花のラインを外側へ押し出す。


山吹花「……ッ!!」


山吹花「よくもやったわねええええッ!!!!」


クリスタ・ニールセン「……前を見なさい、花。」


クリスタ・ニールセン「ここは譲り合いをする場所じゃないわ。」


若林「逃げるクリスタ!! 激昂する花!! そしてその二台の隙を狙う腹切カナタ!!」


若林「3位争いは完全な三つ巴だアアアア!!!!」


ギュオオオオオオッ!!


だが――。


そのさらに後方。


大橋手前の中速コーナーで、黄色いスイスポが突然ラインを変えた。


若林「んんんッ!? 来たアアアア!!!!」


伊藤翔太「……そこだッ!!」


ギャアアアアアアンッ!!


スイスポがイン側の僅かな隙間へ飛び込む。


一台。


二台。


そして――。


高槻健永の赤いバイパーへ並ぶ。


高槻健永「なっ!?」


伊藤翔太「高槻ィ!!」


伊藤翔太「花のことを軽く扱うんじゃねえッ!!」


ヴォオオオオオオッ!!


軽いスイスポがコーナー出口で早く車体を前へ向ける。


大排気量のバイパーが踏み直すより先に、黄色い車体が前へ出た。


伊藤翔太「俺たちはずっと一緒に走ってきたんだ!!」


伊藤翔太「お前の適当なノリなんかで、その時間を壊されてたまるかよッ!!」


高槻健永「……このスイスポ、コーナーだけ異常に速ぇ……ッ!」


若林「伊藤翔太、魂の3台抜きイイイイ!!!!」


若林「軽量FFの旋回速度を最大限活かし、高槻のバイパーまで仕留めたアアアア!!!!」


エアリ「今の伊藤くん、ブレーキをかなり奥まで残してたッス!」


エアリ「スイスポは絶対的なパワーでは勝てない。でも軽いぶん減速も向き変えも早い。」


エアリ「前の車がコーナー出口へ向けてアクセルを待ってる間に、伊藤くんはもう車体を真っすぐにして加速へ移ってたッスね!」


若林「伊藤翔太、一気に7位付近まで浮上!!」


だが。


その直後――。


ブォォォォォォォンッ!!


重い低音が背後から迫る。


伊藤翔太「……何だ?」


ミラーいっぱいに、黒い911 GT3。


菜園宗一郎だった。


菜園宗一郎「……伊藤。」


菜園宗一郎「そこで満足してる場合か?」


伊藤翔太「菜園……!」


次の中速コーナー。


菜園はスイスポより少し早めにブレーキを終える。


リアへ荷重を残したまま、911を一気に出口へ向けた。


ズバアアアアアッ!!


若林「菜園が来たアアアア!!!!」


若林「911 GT3、立ち上がりで猛烈なトラクション!! 伊藤翔太の横へ一気に並んだアアアア!!!!」


菜園宗一郎「お前の1.4リッターが悪いわけじゃない。」


菜園宗一郎「だが、ここから先は出口速度と加速がものを言う。」


菜園宗一郎「その差は……情熱だけじゃ埋まらねえぞ。」


伊藤翔太「……ッ!!」


ポルシェのリアタイヤが路面を強く蹴る。


スイスポがアクセル全開で粘る。


それでも――。


ブォオオオオオオッ!!


911が静かに前へ。


若林「抜いたアアアア!!!!」


若林「伊藤翔太の追い上げを、その直後に菜園宗一郎が止めたァァァァ!!!!」


エアリ「菜園さん、ずっとタイヤを残してたッスね。」


エアリ「雪の区間では無理に前へ出ず、リアタイヤを滑らせる量をかなり抑えてた。」


エアリ「だから路面が乾き始めた今、911のRRらしいリアトラクションを一気に使える。」


エアリ「伊藤くんが前の車を抜くためにタイヤを使った直後を狙ったのも上手いッス。」


若林「まさに漁夫の利!!」


そして菜園は止まらない。


前方には腹切カナタ。


さらにイヨ。


菜園宗一郎「次は……あそこか。」


腹切カナタ「……来たな。」


カナタがミラーを見る。


黒い911が、見るたびに大きくなる。


腹切カナタ「俺のタイヤはもう限界。」


腹切カナタ「それに対して……あいつは残してきた。」


イヨ「えっへん☆……って言ってる場合じゃないかも!」


イヨ「後ろのポルシェ、すっごい勢いで来てるよーっ!!」


若林「菜園宗一郎!! 後半まで温存していた911 GT3のグリップを、ここで一気に解放したアアアア!!!!」


若林「疲弊した若手たちの背後へ、ベテランが牙を剥く!!」


若林「土湯温泉街入口!! 5位争いまで一気に飲み込むつもりだアアアア!!!!」


おまけ


レジ前のホットスナックケース。


そこに、黄金色のチキンが並んでいた。


じゅわ……。


ほかほか……。


湯気がふわりと上がる。


フリスはそれを見て、ぴたりと止まった。


フリス「…………」


フリス「……熱そう……」


フリスは、雪の結晶の杖を両手で抱えたまま、じっとチキンを見つめる。


フリス「……あの子たち……」


フリス「……熱くなりすぎてないか……?」


サテラ「フリスちゃん、それホットスナックだからね?熱くて正解だからね?」


フリス「……でも……」


フリス「……チキン、汗かいてる……」


サテラ「それ油!!」


フリスは、真剣な顔でこくりと頷いた。


フリス「……かわいそう……」


サテラ「かわいそうじゃない!!商品!!」


フリス「……助ける……」


サテラ「助けなくていい!!」


フリスは静かに一歩前へ出る。


店員「あの、お客様……?」


フリス「……大丈夫……」


フリス「……我、冷やすの得意……」


サテラ「だめだ!!その“大丈夫”が一番だめ!!」


フリスは、雪の杖をそっと掲げた。


杖の先に、淡い青紫の光が集まる。


ふわ……。


ピンク色の綿雪が舞う。


フリス「……熱くなりすぎたチキンには……」


フリス「……我のコットンアイススノー……」


店員「えっ」


サテラ「やめろおおおお!!」


フリス「……ブリザード……」


次の瞬間。


しゅごおおおおおお……!


レジ前に、甘い極寒の吹雪が巻き起こった。


ただの冷気ではない。


淡い青紫の氷雪。

ピンクの霜。

綿菓子みたいにふわふわした、甘いコットンアイススノー。


それがホットスナックケースの中へ一直線に流れ込む。


チキンの湯気が、一瞬で白く凍った。


ぱき……。


じゅわ……としていた衣が、しゃり……と音を変える。


フリス「……よし……」


フリス「……涼しくなってきた……」


サテラ「涼しいどころじゃない!!」


さらにフリスは、のんびりした顔で杖をもう一度突く。


こつん……。


吹雪が強まる。


チキンの表面に、青紫の氷の膜が重なっていく。


サクサクの衣は、今や透明感のあるコットンアイスに包まれ、ところどころにピンクの雪結晶が咲いていた。


店員「あああああ!!チキンが!!チキンがファンタジーに!!」


フリス「……きれい……」


サテラ「食べ物を芸術品にしないで!!」


フリス「……これなら……もう熱くない……」


サテラ「そりゃ熱くないよ!!カチコチだよ!!」


ホットスナックケースの中で、チキンたちは完全に青紫の氷菓子みたいになっていた。


見た目はすごく綺麗だった。


外側はふわふわの甘い霜。

内側はヒエヒエの極寒。

まるで、揚げ物ではなく冬限定のスイーツみたいだった。


フリス「……完成……」


フリス「……コットンアイスチキン……」


サテラ「新商品みたいに言うな!!」


店員「売れませんよこんなの!?」


フリス「……限定品……」


サテラ「違う!!事故品!!」


フリスは、少しだけ首を傾げる。


フリス「……でも……」


フリス「……暑い日には……よさそう……」


サテラ「チキンで涼を取るな!!」


フリスは凍ったチキンを見て、小さく満足そうに頷いた。


フリス「……チキンも……眠ってる……」


フリス「……熱い世界から……解放された……」


サテラ「勝手に救済物語にしないで!!」


フリス「……我、地獄の閻魔天……」


フリス「……そして……ホットスナックの冷却係……」


店員「そんな係ありません!!」


フリスは、真顔のまま最後にぽつりと言った。


フリス「……ホットスナックなのに……」


フリス「……冷やしたら……クールスナック……?」


サテラ「その発想が一番アホなんだよおおおお!!」


フリス「……クールチキン……」


フリス「……かっこいい……」


サテラ「かっこよくない!!」


フリスは、凍ったチキンを見つめながら、さらに真剣に考え込む。


フリス「……チキンは……鳥……」


フリス「……我の氷の鳥も……鳥……」


フリス「……つまり……」


フリス「……親戚……?」


サテラ「違ううううう!!」


ホットスナックケースの中で、青紫のコットンアイスチキンが、きらきらと甘く輝いていた。


お客さん「お!いいなぁー!あの白と甘くて白っぽいピンクのチキンうまそー!!」


店員「えっ、いや、それは……!」


お客さんは止める間もなく、コットンアイスチキンをひとつ手に取った。


ぱき……。


お客さん「おお、冷てぇ!でもうまそ……」


かじっ。


次の瞬間――


キィィィン……!!


お客さん「んぐぉおおお!?!?!?頭があああ!!アイスクリーム頭痛ううう!!」


フリス「……食べた……」


サテラ「食べちゃったあああ!!」


お客さん「でも……甘い!チキンなのに甘い!衣が雪みたいで……中がカチコチで……うま……いや寒い!!」


フリスは少しだけ誇らしげに頷いた。


フリス「……新商品……」


フリス「……コットンアイスチキン……」


店員「勝手に商品化しないでください!!」


お客さん「すみません!これもう一個ください!」


サテラ「売れるんかい!!」


フリス「……我、店長になれる……?」


サテラ「なれないよ!!」


フリスは、売れ始めたコットンアイスチキンを見て、静かに杖を握り直した。


フリス「……もっと冷やしたら……もっと売れる……?」


サテラ「その考えを今すぐ捨てて!!」


フリス「……我、商売上手……」


トン。


杖が床を叩く。


トン、トン、トン。


叩くたびに、レジ前の空気が青紫に染まっていく。


しゅうううう……。


甘いコットンアイススノーが一気に広がり、店内全体をふわふわの極寒で包み込んだ。


店員「ひゃっ……!?あ、頭が……!」


お客さん「キィィィンって来たあああ!!」


サテラ「うわあああ!!全員アイスクリーム頭痛だあああ!!」


フリス以外の全員が、こめかみを押さえてその場にうずくまる。


フリス「……?」


フリス「……みんな……そんなに感動したの……?」


サテラ「違う!!頭痛!!強烈な頭痛!!」


フリスはのんびり頷いた。


フリス「……我の冷たさ……伝わった……」


サテラ「伝わりすぎなんだよ!!」


フリス「……じゃあ……成功……」


店員「成功じゃないです!!」


フリスは最後に、コットンアイスチキンを見てぽつりと言った。


フリス「……チキンも……たぶん頭痛い……」


サテラ「チキンに頭ないよ!!」

次回 GRSUPRAvs992GT3

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