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86伝説エーペックス  作者: SAI
米沢編
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431/535

米沢編第42話 四気筒ハッチバックのメリット

K379

あとがきにかなり重大なお知らせがあります。

絶対見てください!

若林「4ローター……失礼、787Bスワップの4ローター・サウンド対、

洗礼された四気筒スポーツハッチバック!!!!!」

「さあ、、、スイスポが先に動いたァァァァ!!!!!!!!

伊藤翔太、フロント荷重を乗せて最短距離のインへ鼻先をねじ込むッ!!」


森下「インは渡さねェェェェ!!!!!!

この吹雪の加護がある限り、俺の横は誰も通らせないッ!!」


森下がステアリングを切ると同時に、RX-8から放たれる絶対零度の冷気が路面を白く変える!

並のドライバーなら、フロントが逃げてそのまま壁に刺さる超低温の罠!


伊藤「滑るなら、、、滑らせて曲がるまでだァァァッ!!」


伊藤のスイスポは、凍りついた路面を逆に利用し、

リアを豪快に振り出しながらインの縁石をえぐるようなゼロカウンター・ドリフト!

フジツボマフラーから放たれる熱気が、一瞬だけ森下の氷を溶かし、路面との摩擦を取り戻すッ!!


若林「抜いたァァァァッ!!

伊藤翔太のスイスポ、森下の『氷の壁』を熱血のドリフトで粉砕!!

ついに15位、賞金圏内へと飛び込んだァァァァッ!!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

伊藤くん、カッコよすぎるよぉーっ☆!

森下くんの冷気を、ブースタージェットの熱で力技でねじ伏せちゃったねーっ☆!!」


バックミラー越しに、猛烈な勢いで順位を上げてくるチャンピオンイエローの機体を確認し、

4位を走る山吹花の胸が高鳴った。


花「(伊藤くん……上がってきたね……。

あんなにボロボロになりながら、私の作ったマフラーをあんなに熱く響かせて……)」


(キュン……)


無骨なメカニックとしての顔の下で、一人の女の子としての心が揺れる。

そんな彼女の想いを知ってか知らずか、翔太の咆哮はさらに激しさを増していく!


伊藤「俺は、、、この順位で前回の松島はフィニッシュしてしまった、、、、、、。

...だが!もうそうはさせないッ!!!!!!

賞金だけじゃない……俺は、もっと上の景色を……あの人の背中が見える場所まで行くんだァァァッ!!」


若林「なんとォォ!! 15位に浮上した伊藤翔太、さらなる加速!!

松島での悔しさを燃料に、ブースタージェットが限界を超えた過給圧を叩き出しているッ!

その熱い走りに、上位を走る山吹花も思わず見惚れているようですッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

花ちゃん、今の顔見た!? 完全に恋する乙女の顔だよぉーっ☆!

翔太くんの熱い走りが、花ちゃんのハートのレブリミットまでぶち抜いちゃったみたいだねーっ☆!!」


森下「そんな夢すぐに粉砕してやるよォォォォォ!!!!!!

俺のちとせさんからの吹雪でお前の熱など、

一瞬で凍りつかせてやるッ!!」


RX-8がサイドを合わせ、強引に伊藤のスイスポを路外へ押し出そうとする!

ちとせから授かった冷気が、伊藤のフロントガラスを白く曇らせ、視界を奪う!!


伊藤「く、、、、、行かせるかァァァァ!!!!!

お前は賞金という名の玄関で、ずっと黙ってろやァァァァ!!!!!

ここは俺たちの『聖域』なんだよォォォッ!!」


伊藤は曇った視界を本能だけで補い、森下のラインを完全に読み切る!

花が魂を込めたフジツボマフラーが、怒りの低重音を山々に響かせ、

背後に迫る森下のRX-8を、その圧倒的な「熱」でねじ伏せたッ!!


若林「伊藤翔太が死守!!!!

なんという気迫だッ! 15位の座を懸けたデッドヒートは、伊藤のブースタージェットが森下の吹雪を焼き払い、ついに賞金の門番としての地位を盤石なものにしましたァァァッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

伊藤くん、もう『翔太』なんて呼べないくらいの迫力だよぉーっ☆!

森下くんの絶望を、伊藤くんの不退転の決意が打ち砕いたねーっ☆!!」


@鈴菌の咆哮: 「伊藤!! 伊藤!! 伊藤!! よく守り切った!!」

@賞金管理委員会: 「あんなに熱い15位争い、見たことねえよ……! 伊藤、お前が正真正銘の門番だ!」

@花ちゃん推し: 「今の伊藤の叫び、花ちゃんに絶対聞こえてるよね!? エモすぎ!!」

@森下信者: 「森下……吹雪の力を使っても、伊藤の根性には勝てなかったか……」

@ハイパーカーオーナー: 「ウアイラもシロンも抜いたんだ、伊藤にはその順位にいる資格があるッ!」


若林「そして生まれ変わった4位グループ3台!!

ついに山吹花にクレアと黒川海斗が迫ってきたァァァァ!!!!

伊藤の快走に見惚れていた花だが、バックミラーを埋め尽くすのは

漆黒のエボXと、デビルカラーのGT-Rだァァッ!!」


黒川「……ええ走り見せてもろたけどな、花。

ここからは大人の時間や。恋バナしとる余裕なんて、一ミリも残したらんぞッ!!」


黒川のエボXが、四駆のトラクションを活かしてインサイドを抉るように揺さぶりをかける!

さらにその外側からは、不気味な笑みを浮かべたクレアが襲いかかるッ!


クレア「ひゃはは! 花、そなたの心、今はピンク色に染まっておるようじゃな。

ならば、我の『闇』でその色を塗り潰してくれようぞ……ッ!!

GT-Rの重圧、耐えられるかなえ!?」


花「(……ッ!! しまった、一瞬意識が後ろに……!でも、せっかく伊藤くんが私のマフラーであんなに頑張ってるんだもん……。

ここで抜かれたら、メカニックとして……女として、顔が立たないわッ!!)」


若林「山吹花、WRXのステアリングを叩き込み、クレアの鼻先をブロック!!

4位を死守する桜狼! だが、黒川とクレアの波状攻撃が、

逃げ場のないヒルクライム区間で彼女を追い詰めていくゥゥッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

4位グループが『修羅場』になっちゃったよぉーっ☆!

恋する花ちゃん vs 容赦ない黒川くん vs 闇のクレアちゃん!!

誰が生き残ってもおかしくない、地獄の三つ巴だよぉーっ☆!!」


若林「4位グループに激震!!

これまで冷静沈着だった黒川海斗が、その本性を剥き出しにしてきたァァァッ!!」


黒川「……チッ、チンタラ走ってんじゃねえぞ、花ッ!!

テメェの恋路だか何だか知らねえが、コースの上じゃそんなもん反吐が出るんだよ!!

そこをどけ……さもなきゃ、その青いスバルごとガードレールの外まで弾き飛ばしてやるッ!!」


エボXのAYCが異様な音を立て、獲物を追い詰める死神のように花の背後に張り付く。

バックミラー越しに見える黒川の瞳は、これまでの冷静なレーサーのものではなく、

かつて夜の街を支配していた暴走族のそれへと変貌していた。


花「(……ッ!! 黒川、いつの間にこんな殺気を……!? さっきまでの理詰めな走りとは正反対……本気で潰しに来てるわね!!)」


クレア「ひゃはは! いいぞ黒川! その殺気、我も嫌いではないぞえ!!

さあ花よ、この狂犬と我が闇の挟み撃ち……どこまで耐えられるかなえ!?」


花「ふざけないでッ!! 黒川、アンタの思い通りになんてさせない!!」


若林「山吹花、黒川の執拗な体当たり寸前の寄せを間一髪で回避!!

だが、黒川の猛攻は止まらない! ヒルクライムの急勾配で、エボXがその牙を剥き出しにしてWRXを飲み込もうとしているゥゥッ!!」


@街道のレジェンド: 「黒川さん、ついに本性を出したか……。あの口調、マジで昔の族車乗りだわw」

@スバル信者: 「花ちゃん逃げてー!! 黒川の眼が完全にヤバい奴のそれになってる!!」

@じゃロリ崇拝: 「クレア様が楽しそうで何よりw でも黒川の圧が凄すぎてクレア様さえ影が薄くなりそう」

@4WDマニア: 「関西弁をやめた途端、威圧感が数倍になったな。これが黒川海斗の真の姿か」

@賞金圏内の伊藤: 「……上の気配が急に変わった? 花ちゃん、大丈夫か!?」


若林「そして!! 後方でも激震ッ!!

古賀加奈子が柳津カリンのRomaをオーバーテイクだァァァッ!!!!」


カリン「な、何なのよあの車……!

デカい図体して、この上り坂をそんな加速で上がってくるなんて……!!」


古賀「ふん、お遊びは終わりよ。

お前のその綺麗なフェラーリは、大人しく鏡の前で自分を眺めていればいいわ。

この坂を支配するのは、エレガントな曲線じゃない……圧倒的な『パワー』よッ!!」


M5の巨体が放つ重圧(プレッシャー)に、ローマの繊細なラインが乱れる!

古賀は一瞬の隙を見逃さず、700馬力を超える怪力を路面に叩きつけ、

カリンの横を暴風のごとく駆け抜けたッ!!


若林「抜いたァァ!! 21位に古賀加奈子浮上!!

まさに重戦車! 柳津カリン、BMWの放つ熱気と迫力に飲まれ、

成す術なく順位を明け渡しましたァァッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

古賀さん、迫力満点だねーっ☆!

カリンちゃんのローマも素敵だけど、この上り坂では

古賀さんのM5のパワーが上回っちゃったねーっ☆!!」


順位 | ドライバー | 搭乗車種 | 属性/状況

-------------------------------------------------------------------------------------------

01 | フリス | ポルシェ 718 ケイマン GT4 | 1位

02 | イヨ | トヨタ GRスープラ (白) | 2位

03 | 腹切 カナタ | REVIVE 86 TURBO | 3位

04 | 山吹 花 | スバル WRX STI | 4位

05 | クレア | 日産 GT-R R35 デビルカラー | 5位

06 | 黒川 海斗 | ランエボX Final Edition (黒) | 6位

07 | セシル | ランボルギーニ・ウラカン (白) | 7位

08 | 田中 英二 | マツダ RX-7 FD3S | 8位

09 | 久我 ヒカル | レクサス RCF | 9位

10 | 夢野 ユナ | トヨタ GR86 | 10位

11 | 岡田 大成 | トヨタ GRヤリス | 11位

12 | クリスタ・ニールセン | フェラーリ 488 GTS (赤) | 12位

13 | ゾフィア | シボレー コルベット C7 (赤) | 13位

14 | 高橋 勇太 | ホンダ NSX (NC1) | 14位

15 | 伊藤 翔太 | スズキ スイフトスポーツ ZC33S (黄) | 15位(賞金圏内死守中!)

------------------------------↑ 賞金獲得ライン ↑-------------------------------------------

16 | 森下 遊矢 | マツダ RX-8 (787B Swap) | 16位

17 | 伊藤 乎太郎 | パガーニ・ウアイラ (黒) | 17位

18 | 坂田 五郎丸 | ブガッティ シロン | 18位

19 | 古田 のりあき | トヨタ MR-S (K24A Swap) | 19位

20 | 北斗 | メルセデス AMG GTR (緑) | 20位

21 | 古賀 加奈子 | BMW M5 G90 | ↑1 【紅蓮の猛獣】(↑パワーでローマを抜き21位!)

22 | 柳津 カリン | フェラーリ Roma | ↓1 氷と宝石の姫(古賀のパワーに屈し後退!)

23 | 天羽 シオン | 日産 スカイラインGT-R R34 (蒼) | 23位

24 | フェルリア | ホンダ シビック TYPE R (FD2) | 24位

25 | 陽太 | マツダ ロードスター (ND) | 25位

26 | 高村 圭吾 | 日産 フェアレディZ Z33 | 26位

27 | 藤堂 セイジ | マクラーレン 650S | 27位

28 | 大袈裟 雅人 | トヨタ アリスト V300 | 28位

-------------------------------------------------------------------------------------------

リタイア:神代 ナツメ、柳津 雄介、相川 律、ちとせ、シラヌイ、フブキ、サテラ、川村 修一

-------------------------------------------------------------------------------------------


@M5大好き: 「これぞM5の真骨頂! デカいセダンがスーパーカーを食うのが最高なんだよ!」

@カリン親衛隊: 「カリン様ーッ!! 大丈夫、下りになればローマの軽さが活きるはず!!」

@パワーこそ正義: 「古賀さんのあの強気な攻め、黒川とはまた違った怖さがあるな……」

@鈴菌(伊藤派): 「下の順位も熱いな! みんな少しでも上の賞金圏内を狙って必死だ!」

@欧州車マニア: 「BMW M5 G90か……あの重さをトルクで強引に持っていく姿は圧巻だぜ」


そして、、、最下位の大袈裟雅人が、、、、

半狂乱になりながら、グシャグシャにハンドルを回す!!!!


大袈裟「うわああああああああ!!!

おえはなぜ抜かせないんだああああああ!!!!!!!

パワーはあるはずなのに! 300馬力のアリストなのにィィィッ!!」


怒りと焦燥でタイヤの限界を超えたコーナリングを強行!

制御を失った巨体は、ガードレールを紙屑のように引きちぎり、岩肌へと突き刺さる!


ガシャアアアアン!!!

ドカアアアン!!!

ゴオオオン!!


若林「危なああああい!!!

なんとォォ!! 最下位を走っていた大袈裟雅人、単独クラッシュから車も大爆発!!!!

真っ赤な炎が夜空を焦がしていますッ!! リタイヤ!!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

大袈裟くん、文字通り大袈裟な最後になっちゃったねーっ☆!

でも、あの爆発力だけは今大会で一番だったよぉーっ☆!!」


セシル「……(遠くの爆発音を聞き)

騒がしいですね。最後まで足手まといな男ですわ」


若林「直角コーナー!!!!

また来てしまった? 来てしまったアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!

赤い戦闘機の溝落としィィィィ!!!!」


カナタの86が、内側の深い溝にタイヤを引っかけ、物理法則を無視した角度で旋回するッ!


イヨ「わぁぁっ☆ カナタくんすごーいっ!!

またあの『ガリガリッ』てやるやつだねぇーっ☆

神様、びっくりして羽が抜けちゃいそうだよぉーっ✩!!」


イヨはスープラのステアリングを軽やかに回しながら、

バックミラー越しに迫る86を見て、子供のように目を輝かせてはしゃいでいる。


イヨ「でもでもぉーっ☆

神様のスープラは、重力さんもお友達なんだよぉーっ☆

えいっ☆ ピンク色の魔法、かかっちゃえぇぇーっ!!」


若林「なんとォォ!! 2位のイヨ、余裕たっぷりにわちゃわちゃとはしゃぎながら、

スープラから濃いピンク色のオーラを爆発させたァァッ!!

86の溝落としに対抗して、路面の重力を自在に操っているのかァァッ!!」


カナタ「(……くっ、なんてプレッシャーだ!!

あんなに楽しそうに笑いながら、一ミリもラインを譲らねえ……!!

これが……神様の走りなのかッ!!)」

「俺たちの...伝説が....ッ!??」

86伝説エーペックス漫画制作決定

2027 原作、漫画SAI

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