↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86伝説エーペックス  作者: SAI
米沢編
PR
430/535

米沢編第41話 アンタねェ...

k378

第5シーズン 吾妻GT編2026年6月開始予定!!

6月4日で86伝説なろう版1周年!!!!!!!!

相川「1位は渡さねェェェェ!!!!!! 行けえええええええッ!!」


若林「相川律、アクセルを戻さない! 戻さないどころか床まで踏み抜いているゥゥッ!!

そこは直角コーナー……曲がれるはずがありませ……あああああッ!!」


その瞬間!!!

相川のR35を先頭に、逃げ場を失った4位ちとせ、6位シラヌイ、7位セシル、8位フブキを巻き込んで、

相川律の銀色の閃光が、まっすぐにある温泉の建物を突き破りダアアアアアイブ!!!!


ドゴォォォォォォォンッ!!!!!


若林「うわあああああああああああ!!!!!!

なんということだッ! 先頭集団を追っていた5台が、

コースアウトしてそのまま温泉の男湯(?)に突っ込みましたァァァッ!!」


湯煙が立ち込める中、真っ赤に熱されたエンジンがジュウジュウと音を立てる。

そこには、驚きで固まったドライバーたちと、一人の老人がいた。


温泉おばあちゃん

「.....よく来たねェ〜、、、、、、。

いい湯だよォ、ゆっくりしていきなさいな、、、、、、」


セシル「……(水没したウラカンから這い出し)……最、低、です。

わたくしのレースが、なぜ裸のお爺さんを眺めて終わらなければならないのですか……!」


ちとせ「もへ〜、、、おばあちゃん、いい湯だねぇ〜、、、✩

でも、私のRZ34が茹で上がっちゃったみたい〜、、、」


若林「相川律、ちとせ、フブキ、セシルがまさかのオーバーラァァァン!!!!

……と思われましたが、セシルだけが入らず戻れる、、、ッ!!

ウラカンのカーボンセラミックブレーキが火花を上げ、

建物の入り口数センチで、その機体を停止させましたァァァッ!!」


セシル「……汚らわしい。あんな不潔な場所に、わたくしが飛び込むはずがないでしょう。

……ですが、他の方々は……残念でしたね。」


しかし、その安堵も束の間!

後方から混乱に乗じて突っ込んできたサテラのランエボVIIが、

制御を失い、セシルの横をすり抜けて温泉の建物へと突き刺さる!


サテラ「あ、、、あら?あらら、、、、????

う、うわあああああああッ!!

水色の閃光、止まってえええッ!!!!」


ドッボーーーンッ!!!!!


温泉おばあちゃん

「.....おやおや、また一人増えたねェ〜、、、、、、。

みんなで仲良く浸かりなさいな、、、、、、」


若林「なんとォォ!! セシルが奇跡的にコースへ戻る一方、

後方にいたサテラがオーバーランした、、、!!

温泉の中は、今や5台のマシンと半裸のお爺さんたちで大混雑だァァァッ!!」


若林「残り27人!!!! 体制が一気に変わってしまうゥゥゥゥ!!!!!

相川、ちとせ、シラヌイ、フブキ、そしてサテラ……

優勝候補たちが一気に飯坂の湯船に消え、コース上はまさに弱肉強食の荒野と化しましたッ!!」


セシル「……(温泉の建物の前をフル加速で離脱し)

不愉快です。わたくし以外の全員が、あのまま茹で上がればよかったものを。

ですが、これで邪魔な天使や吹雪はいなくなりました。

……ここからは、わたくし一人の独壇場です」


カナタ「(……一気に静かになりやがった。

ちとせさんの冷気も、シラヌイさんの咆哮も聞こえねえ……。

だが、生き残った奴らの気配は、さっきよりずっと鋭くなってやがる!!)」


若林「先頭のフリス、イヨ、カナタの3強!

それを追う花、クレア、黒川! そして怒り狂うセシル!!

もはや誰が勝ってもおかしくない、地獄のサバイバルレースだァァッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

温泉組のみんな、おばあちゃんにお茶出してもらって落ち着いてる場合じゃないよぉーっ☆!

でも、生き残った27人は、みんな『死神』みたいな顔して走ってるよぉーっ☆!!」


花「アンタねェ....相川、、、毎回無茶しすぎよッッ!!!!!

温泉をなんだと思ってるのよ! 走りたきゃ風呂場じゃなくて、

ちゃんとアスファルトの上を走りなさいよッ!!」


若林「おっと!! 途方もない記憶が相川律に出ましたァァァァ!!!!!

我々は今、歴史の生き証人となっているのかもしれません!!

288戦では阿武隈川ダイブ!

三陸編では碁石の港をオーバーランダイブ!

松島戦では仙台港ダイブ!

そして今回米沢戦ではまさかの温泉ダイブ!!!!


破竹のスリップマン相川ァァァァ!!!!

前人未到の『4部作』誕生の瞬間です!!!!!!」


黒川「......だから何してんねんアイツゥゥゥゥ!!!!!!

前を走ってる時だけはマシになったと思ってたのに、

結局オチはこれか! ほんまに迷惑な奴やでッ!!」


セシル「……(冷ややかにコースを走り抜けながら)

私までやられてたら危ないところでした、、、。

あんな水浸しの歴史に、わたくしの名前を刻まれるなど、

死んでも御免被りますわ」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

相川くん、淡水、海水、そしてついに温泉まで制覇しちゃったよぉーっ☆!

次はどこに飛び込むつもりなのかなぁーっ☆!!」


@ダイブ観測所: 「4部作きたあああwww 温泉ダイブで役満だな!!」

@美保ちゃんファン: 「お兄ちゃん、今度は温かいお湯でよかったね(白目)」

@飯坂観光協会: 「歴史的建造物を破壊されましたが、温泉おばあちゃんが満足そうなのでヨシ!」

@技術派: 「狙ってもなかなか建物突き破ってダイブできねーよw 相川はある意味天才」

@アンチ相川: 「スリップマン相川www あだ名が不名誉すぎるだろwww」

@米沢市民: 「次は松川(最上川)にダイブするかと思ってたのに、まさかの温泉w」


激戦の最中、カナタはふと、序盤で姿を消した柳津のことを思い出す。

同じ福島を走る仲間として、あの銀色のエミーラがどこへ消えたのか気になっていた。


カナタ「(そういえば……柳津さんはどうしたんだ?

あの人のテクニックなら、この市街地セクションで上位に食い込んできてもおかしくないはずなのに……)」


その頃、相川たちが突っ込んだ温泉のすぐ隣……

源泉掛け流しの静かな共同浴場。


柳津「あー、、、いい湯、、、、、、」


柳津は、湯船の縁に頭を預け、天井から落ちる水滴を眺めていた。

コース上では相川たちが建物を突き破る大惨事を起こしているが、

そんな喧騒すら、今の柳津にとっては遠い世界の出来事だ。


柳津「……走るのもいいけどさ。飯坂に来て、この湯に入らない手はないよなぁ……。

勝負なんてのは、体が温まってからでいいんだよ……もへ〜……」


若林「カナタ選手、柳津選手のことを心配していますが、

彼はすでに『悟り』を開いていますッ!!

アスファルトの熱よりも、温泉の熱を選んだ男、柳津雄介!!

これもある意味、飯坂の魔力なのかァァッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

柳津さん、完全に仕上がっちゃってるよぉーっ☆!

カナタくん、柳津さんのことはもう放っておいて!

彼は今、この瞬間、誰よりも幸せなんだからぁーっ☆!!」


@温泉ソムリエ: 「柳津さん、分かってるねぇ。飯坂の湯は日本一だよ」

@福島っ子: 「柳津らしいわw 勝ち負けより『今を楽しむ』のが彼のスタイルだよな」

@カナタ応援団: 「カナタくん! 柳津さんはもうダメだ! 前だけを見て!!w」

@エミーラ乗り: 「俺たちのエミーラが放置されてる……でも、柳津さんなら許せる」

@相川の隣: 「相川たちが隣の風呂に突っ込んできても、柳津さんは動じなそうww」


湯船に浮かぶロータス・エミーラの銀色のボディ。

そのコクピットから這い出したフブキは、びしょ濡れのレーシングスーツを絞りながら、

信じられないものを見るような目で周囲を見渡した。


フブキ(温泉ダイブ)「まさか、、、私まで巻き添え食らうなんて、、、、。

あり得ない……紙の原作(プロット)では、私はこんな屈辱を味わう予定じゃなかったのに……!」


相川「わりぃなフブキ……! だがこれもレースだ、一緒に温まろうぜ……!」


セシル「(コース上から)……お黙りなさい。

原作がどうあれ、今この瞬間の現実は、あなたたちが茹で上がっているという事実だけです」


若林「なんとォォ!!

原作ファンも驚愕の展開! フブキまでもが温泉の藻屑……いや、湯の花と消えましたァァ!!

まさに予測不能! さいくんの描くこの第7戦は、

神の筋書きさえも書き換える狂気のマキシマム・バトルだァァッ!!」


温泉おばあちゃんは、ゆっくりと暖簾の奥へ消えていく。

その背中は、二度と現れることのない「一期一会」の静けさを湛えていた……。


@原作厨: 「え!? フブキ脱落!? 紙の原作と

違うじゃねーかwww でも面白いからヨシ!

あ、そもそも紙版フブキやシラヌイいなかったな。」

@アニメ勢: 「温泉おばあちゃん、もう出ないのか……。あの存在感、忘れないぜ」

@展開予測班: 「フブキがいなくなったことで、7位のセシルがさらにフリーになったぞ。これヤバい」

@ダイブまとめ: 「川、港、港、温泉。相川のダイブ履歴がどんどん豪華になっていくw」

@米沢市民: 「おばあちゃん、最後にお茶出していったのか……。粋な去り際だぜ」


若林「アレ? 確かもう1人リタイヤした人いたような、、、名簿にはあるんですが、走っている姿を一度も見かけなかったような気が……」


マヒロ「神代ナツメくんだよー、、、

スタート地点でエンジンブローしちゃった人✩

てか、あの人毎回エンジンブローしてるよねー✩

もはや彼のエンジンは、スタートの号砲と共に爆発するようにできてるんじゃないかなぁー☆!!」


若林「なんとォォ!! 走ることなく飯坂の湯煙……ではなく、

エンジンの白煙の中に消えた男、神代ナツメ!!

これもまた、86伝説における避けられぬ運命(ディスティニー)なのかァァッ!!」


カナタ「(……ナツメ、またやったのか。

あいつの分まで、俺がこの86でチェッカーを受けてやる……ッ!!)」


セシル「……無能ですね。

走らない車など、鉄屑以下の存在ですわ」


@ブロー観測員: 「ナツメきたあああ!安定のエンジンブローwww」

@整備士泣かせ: 「スタート直後にピストンがこんにちはする男、それが神代ナツメ」

@ナツメ同情票: 「一度でいいから、彼が1速以外を使っているところが見たいです」

@マヒロファン: 「マヒロちゃんの『毎回エンジンブローしてるよねー』が辛辣すぎて草」

@期待の新人: 「もはやナツメが完走したら、その日は槍が降るレベルの異常事態だろw」


若林「おおおおお!!?? チャンピオンイエローの閃光が、

ブガッティ・シロンの漆黒の巨体を横切ってしまうのかァァァァ!!!???」


坂田「スイスポで!? 300馬力しかねえ分際で、、、ッ!!??

1500馬力の我がシロンを、登りでパスするだと!? あり得んッ!!」


伊藤「それはどうかな、、、、?

パワーの数値だけが速さの証明じゃない。

立ち上がりはこっちが、、、上だ、、、ッ!!!!」


勾配のきついヘアピン。シロンがその巨体ゆえに一瞬アクセルを緩めた隙に、

伊藤のZC33Sが、まるで吸い込まれるように最短のラインを駆け抜ける!


伊藤「花につけてもらったフジツボマフラーから、どことなく低重音が聞こえる、、、、

最高の音だぜ。行くぜ! ブースタージェットォォォォォ!!!!!!」


若林「33号車・伊藤翔太が抜いたアアアアアア!!!!!

なんと! 世界最高峰のハイパーカーを、日本のホットハッチがヒルクライムで撃破ァァッ!!」


マヒロ「うん✩ やっぱりZC33Sは山の区間が強いねー!!!

軽さは最大の武器だし、ブースタージェットエンジンのトルクなら、

この勾配でもシロンとやり合えちゃうんだもんねーっ☆!!」


@ZC33S乗り: 「スイスポ最強!スイスポ最強!!スイスポ最強ォォォ!!!」

@シロン信者: 「嘘だろ……。億超えのハイパーカーが10分の1の価格の車に抜かれるなんて……」

@フジツボ派: 「花ちゃんセッティングのマフラー、いい音してんな! 低音が痺れるぜ!」

@ヒルクライム評論家: 「狭くて曲がりくねった上り坂なら、重いシロンよりスイスポの方が有利な場面もある。伊藤がそれを完璧に突いたな」

@スズキ党: 「やっぱり黄色いスイスポは山の王様だぜッ!!」


若林「そうでした!! 伊藤翔太を入れて残りは28台です!!!

さらにウアイラに迫るスイスポが止まらないッ!!!!!

1500馬力の次は、パガーニの芸術品を狙い撃ちだァァァッ!!」


ウアイラ「外からいかせるか、、、ッ!!!!

メルセデスAMG製V12エンジンの咆哮、そしてパガーニのアクティブ・エアロをなめんな、、、ッ!!」


伊藤「悪いな……芸術品を鑑賞してる暇はねえんだよ!!」


立ち上がり重視のラインで、ウアイラの外側に並びかけるスイスポ!

ウアイラの可動フラップが空気抵抗を制御してブロックを試みるが、

軽量なスイスポはそこからさらに一歩奥のクリッピングをかすめ、

フジツボマフラーの低重音を山々に響かせながら加速するッ!!


若林「外から並んだァァァァッ!!

伊藤翔太のスイスポ、まるで物理法則を無視したような旋回で、

パガーニ・ウアイラの横顔を嘲笑うかのように突き抜けていくゥゥッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

翔太くん、本当に止まらないねーっ☆!

ウアイラの空力さえも、スイスポの機動力でかき乱しちゃってるよぉーっ☆!!」


ヒルクライムの急勾配。15位の死守を懸け、森下遊矢のRX-8が咆哮を上げる。

その背後に、黄色い閃光が容赦なく食らいついていた。


伊藤「森下、、、お前、車変えたのかよ、、、あのパッソはどうした?

あんなに大事に弄ってた、お前の相棒だったはずだろッ!!」


森下「……もうあんなのはいらない、、、ッ!!

パッソじゃあの上位陣の背中には届かなかった!

俺は、ちとせさんに吹雪の心をくれたんだ、、、、ッ!!!」


森下の瞳が白く染まり、RX-8の周囲に異常なほどの冷気が立ち込める。

それはリタイアしたはずの「氷雪の獣神」ちとせから受け継いだ、凍てつく意志。

路面が局所的に凍りつき、後続のタイヤを滑らせる!


伊藤「なら、、、俺が試してやらァァァァ!!!!!!

その借り物の力で、どこまで通用するかをなッ!!」


若林「なんとォォ!! 15位争いが異常な熱気、いや冷気に包まれています!!

森下、パッソを捨てて手に入れたRX-8で、ちとせ直伝の氷雪ディフェンスを展開!!

そこに伊藤翔太が、花セッティングのブースタージェットで真っ向勝負を挑むゥゥッ!!」


マヒロ「きゃあぁぁっ☆

森下くん、パッソを捨てちゃったなんて寂しいよぉーっ☆!

でも、今の彼のRX-8からは、ちとせちゃんみたいな絶対零度の殺気を感じるよぉーっ☆!!」


@パッソ愛好会: 「森下……。あのパッソ、地味に速くて好きだったのに……(涙)」

@ちとせ親衛隊: 「吹雪の心を授かっただと!? 森下、お前いつの間にちとせ様とそんな仲に……」

@技術派: 「エイトのNAロータリーのレスポンスに、ちとせの冷気制御……。これ、かなり手強いぞ」

@鈴菌: 「翔太! 氷なんてブースタージェットの熱で溶かしちまえッ!!」

@賞金ウォッチャー: 「15位争いが一番荒れてるなw 1台抜くだけでタイヤ代が出るかどうかの瀬戸際だしな!」

次回米沢編 四気筒ハッチバックのメリット

今後は夜のみで公開

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。