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転生君主 ~伝説の大魔導師、『最後』の転生物語~  作者: マツヤマユタカ@ワンバイエイト第四巻発売中!漫画も第二巻発売中!
第十一章 神の棺

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第千四百十二話 関係者

「ああ、絶対の自信があるって言っていたんだよ」


 オルテスが口をへの字に曲げながら言った。


 シェスターは眉間の皺をそのままに言った。


「そうか……だが実際はそうではなかったんだな?」


 鋭く問いかけるシェスターに、オルテスが重々しくうなずいた。


「ああ、絶対に大丈夫どころか、かなりヤバかったぜ。イオーヌたちが助けに来てくれなかったらどうなっていたのか……」


「どんな状況だったのだ?」


 するとオルテスに変わり、イオーヌが説明をしはじめた。


「怪物の残滓が残っていたのよ」


「残滓?」


「ええ、さっきわたしは貴方に問われて、怪物には会ったことがないって言ったでしょ?それは本当なのよ。わたしたちがあの地下水路で見たのは、あくまで怪物本体ではなくて、その残滓だったのよ」


「その残滓が彼らを襲ったと?」


「ええ、そうよ」


 するとここでシェスターの脳裏にある疑問が浮かんでいた。


「……何故だ?ガイウス君たちが襲われてから、アルスたちが襲われるまでにはだいぶ時が経っている。ならばその間、水路に保守点検等で他の人間も水路の中に入っているはずだ。だがその彼らが襲われた等という話は聞いていないぞ?」


 するとイオーヌが軽く高笑いした。


「それはそうよ。普通の人間を襲うようにはなっていないもの」


「どういうことだ?」


「あら?判らないの?」


 イオーヌが挑戦的な笑みをシェスターへと送った。


 だがシェスターはいぶかしむだけで答えは出て来なかった。


「いや、判らんな。勿体つけずに教えてくれないか?」


 するとイオーヌが満足げにうなずいた。


「いいわ。それなら教えてあげる」


 イオーヌは可愛らしくウインクをすると、楽しそうな声音で告げるのであった。


「彼らがガイウス・シュナイダーの関係者だからよ」


 するとシェスターの表情がさらに険しくなった。


「ちょっと待ってくれ!関係者もなにもアルス、オルテスの両名共、ガイウス君とはまったく面識がないはずだぞ!?」


 シェスターはそう言ってアルスたちを見た。


 するとアルスが、オルテスと目を見合わせた後、シェスターへと向き直って口を開いた。


「はい、わたしたちはガイウス・シュナイダー君とは面識がありません」


 するとすかさずシェスターが呼応した。


「そうだろう。そのはずだ。にもかかわらず関係者だと君は言うのか?」


 シェスターはそこであらためてイオーヌを見た。


 イオーヌは軽くうなずき、シェスターの疑問に答えたのだった。


「ええ、そうよ。だって貴方と彼らは近しい関係なんでしょ?」

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