表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BANされた俺、なぜかゲーム運営側で働く ~VRMMORPGにクソ真面目に行政法をぶち込んでみました~  作者: Altis
第2章 内部救済ーDo Electric Sheep Dream of Grace?ー

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/44

出しただけです。通ったとは言ってません(前編)

今回少し長めなのでまた前後編に分けています。



 自分の一時停止に関する調査ログ。



 改めてその文字列を見た瞬間、俺の胃は静かに仕事を放棄しかけた。


【確認事項】

一時停止前に参照されたログの一部について、以下の記録が不足しています。

・確認目的

・参照範囲

・参照権限

・確認担当

・確認時刻

・再確認予定欄


 通知は、まだ作業板の隅に残っている。

 消えない。

 消えてほしい。


「アイ」


「はい」


「これ、閉じていいか」


「閉じることは可能です」


「お」


「処理は残ります」


「だよな!」


 俺は椅子に深く沈んだ。

 元プレイヤーだったころの俺なら、こういう通知はとりあえず閉じていた。

 あとで見よう。

 今は周回中。

 イベント終わってからでいい。

 そう言って放置したはずだ。

 そして今、放置されたものに追いかけられている。

 人生は因果応報でできている。

 いや、俺の場合はログでできている。


「再確認準備に入ります」


「入りたくない」


「必要です」


「まず何するんだよ。ログを見るのか?」


「その前に、入口を確認します」


「入口?」


 アイが作業板を開いた。


【再確認準備】

処理入口の確認

分類の確認

通知文との照合

派生処理の確認


「ログじゃないのか」


「ログを見る前に、そのログが何の処理に紐づいているか確認します」


「面倒だな」


「入口を間違えると、出口でだいたい揉めます」


「さっきも聞いたな。それ、ユキが言いそう」


「言いません。今回は私が言いました」


「権利主張するな」


 そのとき、別の通知が割り込んだ。



【運営通知】

中央広場イベント受付フォームに関する問い合わせが増加しています。

受付済み表示と実施許可表示の混同が確認されています。

整理が必要です。



 俺は作業板を見た。

 そして、ゆっくりアイを見た。


「……今、俺のやつやる流れじゃなかったか?」


「関連します」


「絶対それ便利な言葉だろ」


「関連します」


「二回言うな」


 アイは、中央広場のイベント受付フォームを表示した。

 そこには、大きなボタンが一つだけあった。



【プレイヤーイベント申請はこちら】



「分かりやすいじゃん」


「分かりにくいです」


「いや、一個しかないぞ」


「一個しかないからです」


 嫌な予感がした。


「前に、困りごとの入口を分けすぎると、どこに言えばいいか分からなくなるって言ってたよな」


「はい」


「だから、まず受ける」


「はい。そこは今も変わりません」


「じゃあ、このフォームも正しいんじゃないのか?」


「半分だけ正しいです」


「半分」


「入口を広くすることと、受けた後の状態を曖昧にすることは別です」


 アイは、受付一覧の「受付済み」という文字を指した。


「まず受ける。そこまではよいです」


「そのあと?」


「これは届出なのか、申請なのか。確認中なのか、許可なのか。そこを分けないと、受け付けたことが認

めたことに見えます」


「……入口を広くしたら、出口まで雑になったわけか」


「はい。便利と雑は似ていますが、同じではありません」


 俺は、でかでかと表示された一個ボタンを見た。



【プレイヤーイベント申請はこちら】



「誰が作ったんだ、このフォーム」


「初期設計はユキです」


「ユキぃ!」


 俺は思わず、作業板に向かって叫んだ。



【プレイヤーイベント申請はこちら】



 でかい。


 あまりにもでかい一個ボタン。


「何やってんだ、あの糸目!」


「初期設計としては、入口を一つにする意図がありました」


「小規模届も、広場利用申請も、特別演出許可も、この一個に突っ込む意図が?」


「まず迷わず出せるようにする意図です」


「あー……」


 俺は、少しだけ黙った。


「それは、ユキっぽいな」


「はい」


「とりあえず受けて、後ろで分ける」


「はい」


「でも、今は分かれてない」


「はい」


「じゃあ、どこで壊れた」


 アイは少しだけ間を置いた。


「前任者の時期です」


「結局そこかよ!」


「細かく分けすぎて、提出前に止まる案件が増えたようです」


「あー……それで、また細かくするのを嫌がった?」


「その可能性があります」


「入口はユキ式。後ろの表示は前任者が直せなかった」


「かなり近い理解です」


「結果、受付済みのまま」


「はい」


「ユキぃ……いや、前任者ぁ……いや、どっちだこれ」


「設計思想と運用不備が混ざっています」


「合体事故じゃん」


「状態としては近いです」


挿絵(By みてみん)


 アイは、古い作業メモを一枚開いた。



【前任者メモ】

イベント受付表示、後で分ける。

小規模/広場利用/特別演出。

一括入口は維持。

状態表示だけ修正。


あとでやる。



「……後でなんとかしようとはしてたのか」


「はい。問題を認識していなかったわけではないようです」


「また、あとでやるか」


「はい」


「本気?」


「記載はありません」


「そこは書いてないのかよ」


 俺は、でかでかと表示された一個ボタンを見た。



【プレイヤーイベント申請はこちら】



「入口は広く。状態表示は細かく」


「はい」


「ちょうどよく分けろってことか」


「はい」


「それが一番難しいやつじゃん」


「ですので、今あなたが対応しています」


「やめろ。過去の宿題を俺に回収させるな」


「業務範囲が充実しましたね」


「その言い方、本当に便利だな!」



   *



 ボタンの下には、最近提出されたイベント一覧が並んでいる。



【提出一覧】

《ひよこ商会》初心者露店市

代表:ミナト

状態:受付済み


《雷鳴劇団》空中花火競走会

状態:受付済み


《青針クラブ》採取講習会

状態:受付済み


《爆裂料理研究会》灼熱鍋フェス

状態:受付済み


「全部受け付け済みじゃん」


「はい」


「じゃあ通ったんじゃないのか?」


「出しただけです。通ったとは言ってません」


 アイは平然と言った。

 俺は作業板を見直した。


「いや、でも受付済みって出てるぞ」


「受け付けた、という意味です」


「通した、じゃなくて?」


「違います」


「紛らわしいな!」


「はい。紛らわしいです」


 アイが認めるときは、だいたい本当にまずい。

 一覧の中で、まず確認したのは《ひよこ商会》の初心者露店市だった。

 代表者名は、ミナト。


「……ミナトって、前に露店の看板を直した子か」


「はい」


「ちゃんと続けてるんだな」


「今回は、初心者向け露店市の代表として提出しています」


「成長してる」


「はい」


 中央広場の端で、初心者向けに安い回復薬や低レベル素材を売る小さな露店市。

 通路を塞がない。

 危険演出もない。

 音も小さい。

 参加予定は十人ほど。

 こういうものは、必要な項目を出しておけば、基本的にはそのまま開催できる。


「これは問題ないのか」


「大きな問題はありません。場所、時間、連絡先、通行配慮が記載されています」


「じゃあ、これは通していいやつか」


「はい。小規模開催届として必要項目が確認できているため、状態を届出完了へ更新できます」


「届出完了」


「はい。受付済みは、受け取った状態です。届出完了は、小規模開催届について、記載された範囲で開催できる状態です」


「また状態が増えた」


「増やさないと混ざります」


「種別なら?」


 アイは二つ目を開いた。



《雷鳴劇団》空中花火競走会。



 内容を見た瞬間、俺は目を細めた。



【概要】

中央広場上空を利用した飛行演出競走。

大型花火エフェクト使用。

観客参加型投票あり。

一部通路を演出安全帯として一時封鎖予定。

協賛ギルドによる観覧席設置あり。


観覧チケット配布済み。



「最後の一行が重い」


「はい」


「もう配ってるのか」


「受付済み表示を実施許可と理解したようです」


「いや、中央広場上空で大型花火は無理だろ」


「現状のままでは許可できません」


「でもチケット配ってる」


「はい」


「胃が痛い」


「記録しますか」


「しなくていい」


 中央広場ログは、すでに少し騒がしくなっていた。



【中央広場ログ】

「雷鳴劇団、週末に空中花火やるってよ」

「受付済みスクショ出てる」

「広場上空使うの? 見たい」

「いや、また低刺激設定死ぬやつでは」

「観覧席もう作ってるぞ」

「通路ふさがってない?」

「受付済みなら通ったんじゃね」

「受付済みって許可なの?」

「知らん」



「知らんで進むな」


「進んでいます」


「止めろ」


「止めます。ただし、理由と入口の混同を説明します」


 アイは淡々と分類表を表示した。


【イベント手続の入口】

一、小規模開催届

二、広場利用申請

三、特別演出許可申請


「やっと分かれて出てきた」


「はい。今後はこの分類を表に出します」


 一、小規模開催届。


 これは、知らせれば足りるものだ。

 小さな露店、少人数の講習会、通路を塞がない交流会。

 もちろん、嘘を書いたり、実際に危ないことをすれば止められる。

 だが、基本的には「やります」と知らせる入口。


 二、広場利用申請。


 これは、運営側の返事がいる。

 広場の一部をまとまった時間使う。

 観客導線や混雑が出る。

 他のプレイヤーの通行に影響する。

 そういうときは、出しただけでは足りない。


 三、特別演出許可申請。


 これはもっと重い。

 大型花火、飛行演出、爆音、視界占有、危険エフェクト。

 条件を付けるか、内容を直すか、場合によっては通さない。

 今まで、それが全部一つのボタンに押し込まれていた。



【プレイヤーイベント申請はこちら】



「雑!」


「はい」


「雑すぎる!」


「はい」


「もっと言い返せよ」


「雑ですので」


「でも、あなたもこれまで特に問題として扱っていませんでした」


「ぐっ」


 痛いところを突かれた。


「いや、俺は最近来たばっかりだし」


「はい」


「俺は被害者側では?」


「修正担当です」


「巻き込むな」


「実際に使われ続けている入口を、誰も見直していなかったことも事実です」


「……そういうの、あるよな」


「あります」


「最初は仮置きだったものが、いつの間にか正式運用になるやつ」


「はい」


「誰も好きで放置してるわけじゃないのに、気づいたら事故の入口になってるやつ」


「はい」


「やめろ。現実味が強い」


「管理空間です」


「そういう問題じゃない」


 しかも、送信後の自動返信も同じだった。



【自動返信】

イベント申請を受け付けました。

受付番号:EV-XXXX

状態:受付済み



 これでは、プレイヤー側が「通った」と思ってもおかしくない。

 いや、おかしいけど、おかしくない。


「出した方も悪い。でもフォームも悪いな」


「はい」


「特に雷鳴劇団、もう観覧席作り始めてるぞ」


「はい」


「全部ぶった切れば揉める」


「はい」


「そのままやらせても揉める」


「はい」


「詰んでない?」


「詰まないために、分けます」


   *


 一旦俺は、雷鳴劇団への通知案を作成した。


【主人公案】

空中花火競走会は、危険なので実施できません。

準備を中止してください。


「短い」


「揉めます」


「だろうな」


 俺も分かってきた。

 短い文は楽だ。

 ただ、楽な文ほど後で殴られる。

 アイが修正版を作る。


【通知案】

提出いただいた《空中花火競走会》については、受付は完了しています。

ただし、本件は大型演出、飛行導線、観客配置、広場上空の一時利用を含むため、「小規模開催届」ではなく「特別演出許可申請」として扱う必要があります。

現時点では、実施を許可したものではありません。

現在の内容のままでは、通行・視界・低刺激利用・緊急時退避の点で確認が不足しています。

準備中の観覧席設置および大型エフェクト設定は、一時停止してください。

修正案を提出する場合は、特別演出許可申請として再提出してください。

専用の提出入口は、本通知後に表示します。

なお、従前の受付表示が分かりにくかった点については、運営側で表示を修正します。


「長い」


「必要です」


「最後に運営側の表示が分かりにくかったって認めるの、嫌だな」


「嫌でも必要です」


「最近そればっかりだな」


「実績がありますので」


「その実績、俺の胃に刻まれてるって何度言えばいいんだ」


「大丈夫。記録済みです」


 雷鳴劇団から返信が来た。


【返信】

え、受付済みって出たから通ったと思ってたんですけど?

観覧席もう半分作ってます。

チケットも配ってます。

いきなり止めろはきついです。

週末に合わせてメンバー集めてるんですが。

雷鳴劇団


「だよなあ」


「はい」


「でも、やらせるわけにはいかない」


「はい」


 俺は少し考えた。

 受付表示が悪い。

 相手も確認不足。

 でも、観覧席やチケットまで動いている。

 全部ぶった切れば揉める。

 だが、そのままやらせればもっと揉める。

 こういうとき、運営は冷たい壁の向こう側にいた方が楽だ。

 けれど、こっちは管理空間の作業板の前にいる。

 相手の返信も、中央広場のざわつきも、全部見えてしまう。


「代替案を出すか」


「内容を分解します」


「分解?」


 アイは、雷鳴劇団の企画を三つに分けた。


【分解】

一、地上ステージでの演目紹介

二、小型花火エフェクトの時間限定使用

三、飛行競走と大型花火による上空演出


「一は、場所を変えればいけるか」


「はい。広場端の小ステージであれば、広場利用申請として検討できます」


「二は?」


「低刺激時間帯を避け、演出軽減設定と観客距離を条件にすれば検討可能です」


「三は?」


「現状では不可です」


「一番やりたいやつだろうな」


「おそらく」


「胃が痛い」


「記録しますか」


「しなくていい」


 通知を作り直す。



【再通知】

《空中花火競走会》について、現在の内容のまま中央広場上空で実施することはできません。

ただし、以下の形であれば、改めて申請を受け付けます。

・地上ステージでの演目紹介

・小型花火エフェクトの時間限定使用

・観客導線を分けた小規模演出会

大型飛行競走および広場上空を使った花火演出については、現時点では安全確認が不足しているため、実施不可とします。

受付済み表示により誤解を生じさせた点については、運営側でも表示を修正します。



 雷鳴劇団は揉めた。



 当然だ。



【返信】

それ、ほぼ別イベントじゃないですか。

でも全部中止よりはマシです。

観覧チケットは小型演出会に振り替えます。

次から入口、分けてください。ほんとに。

雷鳴劇団



「怒ってるな」


「はい」


「でも、止まったな」


「はい」


「全部中止よりはマシ、か」


「見える場所で調整できました」


「便利フレーズに近づけるな」


 中央広場ログでも、しばらく揺れた。



【中央広場ログ】

「受付済みって出たなら通ったと思うだろ」

「いや大型花火は確認しろよ」

「フォームが悪い」

「劇団も攻めすぎ」

「出しただけで通るなら何でもできるじゃん」

「小規模露店と空中花火が同じ入口なの草」

「草じゃなくて火」

「また燃えてる」

「でも代替案出たのはよかった」

「観覧席半分作ってから止まるの胃が痛い」

「運営も劇団も胃を大事にしろ」



「俺の胃まで心配されてる気がする」


「されていません」


「そこは優しくしてくれ」


   *


 その一方で、ひよこ商会のミナトからは、別の問い合わせが来た。


【問い合わせ】

初心者露店市は、受付済みと出ています。

これは開催してよいという意味で合っていますか?

初めてなので、少し不安です。

ひよこ商会 ミナト


「癒し枠だ」

「回答します」


【回答】

《初心者露店市》は、小規模開催届として必要項目が確認できています。

状態を「届出完了」に更新します。

記載された範囲であれば開催できます。

ただし、通路を塞ぐ、危険演出を行う、販売物が禁止品に当たるなどの場合は、別途対応の対象となります。

初回開催のため、当日は案内表示の設置位置について運営側から補助表示を出します。


「最後、親切だな」


「初回ですので」


「ミナト、ちゃんと確認してから動いてるんだな」


「はい。受付済みを許可と決めつけて進めていません」


「雷鳴劇団への流れ弾が強い」


「比較です」


「比較で刺すな」


 アイは、古いフォームを閉じ、新しい受付ページを作った。



【プレイヤーイベント手続】

一、小規模開催届

出せば開催できるもの。

例:少人数交流会、初心者露店市、採取講習会。

二、広場利用申請

返事があるまで実施できないもの。

例:広場の一部を使うイベント、観客導線が必要な催し。

三、特別演出許可申請

条件付きで許可するもの。

例:大型花火、飛行演出、強い視覚効果、通行制限を伴う催し。


【表示文言】

受付済み:出された内容を受け取った状態。

届出完了:小規模開催届について、必要項目が確認され、記載範囲で開催できる状態。

確認中:運営が内容を確認している状態。

許可:条件付きまたは条件なしで実施できる状態。

不許可:現内容では実施できない状態。



「最初からこれを出せ」


「今出しました」


「今度は、あとでやるにするなよ」


「記録します」


「俺の発言を?」


「改善方針として」


「それならいい」


 フォーム更新後、中央広場ログはまた動いた。



【中央広場ログ】

「ようやく分かれた」

「受付済み=通った、じゃないのね」

「届出完了って分かりやすい」

「小規模届は楽で助かる」

「特別演出は重いな」

「まあ空中花火は重くて当然」

「ひよこ商会かわいい」

「ミナトがんばってる」

「雷鳴劇団は次がんばれ」

「運営、フォーム雑だったの認めたのはえらい」

「受付済みスクショで押し切れなくなったな」

「でもこれで揉めにくくなるなら助かる」



「少し褒められてるぞ」


「はい」


「珍しいな」


「記録します」


「そこはしていい」


 そのとき、黒煙の牙から短いコメントが届いた。



【コメント】

前にこれが欲しかった。

受付と許可を分けて書け。

あと、受付済みを盾にして無茶するやつも出るから、そこも書け。

黒煙の牙 グレン



「相変わらず一言多いな」


「ですが、有用です」


「敵に回すと厄介」


「味方にしても厄介です」


「また言ったな」


「正確ですので」

 

 俺は、グレンの文章を見ながら、少しだけ笑った。

 怒鳴るだけなら無視できる。

 だが、こいつは線を引いてくる。


 受付なのか。

 届出完了なのか。

 許可なのか。

 協力依頼なのか。

 命令なのか。



 面倒くさいが、その面倒くささが、たぶん必要な場面はある。


【アイのプチ補足メモ】


 今回は、イベント受付フォームの話です。


 重要なのは、「受け付けたこと」と「認めたこと」は同じではない、という点です。


 受付済みとは、出されたものを受け取った状態です。

 それだけで、開催できる、許可された、条件が整った、という意味にはなりません。


 小規模な露店のように、必要な項目を出せば開催できるものもあります。

 一方で、広場の一部を使うイベントや、大型演出を伴う企画は、運営側の確認や許可が必要になります。


 つまり、入口を広くすること自体は悪くありません。

 ただし、その後の状態表示まで雑にすると、受け付けたことが認めたことに見えてしまいます。

 今回はここまでです。


 詳しい整理は、後編のあとがきでまとめます。


 なお、「出しました」と「通りました」は別です。


 この二つを混ぜると、だいたい燃えます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ