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BANされた俺、なぜか運営の仕事を手伝わされる 〜ゲーム世界の裏側は、思ったよりお役所でした〜  作者: Altis
第2章 内部救済ーDo Electric Sheep Dream of Grace?ー

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20/41

倉庫ログを開ける前に、ノックくらいはしろ


 再募集の告知から、いくつかの確認と選定を挟んだあと。

 レムナント・ラボの再利用案は、結局《灰色の工房》の案が採用された。


 シグレは最後まで「正式に許可されるまでは仮運用でござる」と言い張り、グレンは最後まで「灰色だけに好き勝手させるな」と刺してきた。


 どちらも面倒だった。


 どちらも、完全には間違っていなかった。

 そして、そういう相手ほど、処理が重い。


挿絵(By みてみん)


【レムナント・ラボ再利用案 選定結果】

採用: ギルド《灰色の工房》

    研究・制作・検証拠点としての長期利用を、条件付きで認める。

条件:

・占有範囲を指定区画内に限定すること

・危険区域の単独利用を禁止すること

・共用可能区画を明示すること

・定期報告を提出すること

・運営側による確認に協力すること

・既存の接続ログ、外部倉庫参照ログについて、必要な範囲で確認を受けること




「最後の条件、重いな」


 俺は表示を見ながら言った。


「はい」


 アイは淡々と頷く。


「灰色の工房は、レムナント・ラボを事実上の拠点として利用していました。その間に、外部倉庫や共有設備との接続ログが残っています」


「見ないといけないのか」


「必要な範囲で」


「その“必要な範囲”って言葉、最近怖いんだけど」


「怖がるのは正しいです」


「正しいのかよ」


「広く見ればよい、というものではありませんから」


 アイが、レムナント・ラボの接続ログを開いた。



【関連ログ候補】

・レムナント・ラボ内部加工台使用ログ

・共用倉庫参照ログ

・外部倉庫ID連携ログ

・封鎖区画への一時アクセス履歴

・ギルド《灰色の工房》メンバー入退室ログ

・ギルド《黒煙の牙》関連倉庫IDとの資材移動ログ

・不明IDからの夜間同期ログ



「最後のやつ、嫌だな」


「はい」


「不明IDって何」


「現時点では、未分類の接続元です」


「未分類って、だいたい嫌なやつだよな」


「分類前ですので、嫌と決めるのは早いです」


「でも嫌だろ」


「はい」


「認めるのかよ」


 俺は、接続ログのひとつに触れた。



【R-LAB_TEST_03】

状態:封鎖済み

備考:通常利用終了後、参照不可

補足:夜間同期ログあり



「封鎖済みなのに、夜間同期ログあり?」


「はい」


「それ、普通にまずくないか」


「確認が必要です」


「じゃあ、開けるか」


 俺がそう言った瞬間、アイがこちらを見た。


「何をですか」


「何をって、関連ログを」


「どこまでですか」


「どこまでって……関係ありそうなところ全部?」


 アイの目が少しだけ冷えた気がした。




「疑いがあるから全部見る、は調査ではありません。探索です」




「刺さる」


「必要な確認です」


「でも、不明IDがあるんだろ」


「あります」


「封鎖区画の夜間同期ログもある」


「あります」


「なら見ないと危ない」


「はい。ただし、何を確認するために、どの範囲を見るのかを先に決めます」


 アイは新しい板を出した。



【ログ確認の前提】

一 確認目的

二 対象範囲

三 対象期間

四 確認権限

五 確認方法

六 対象者への連絡要否

七 緊急確認の必要性



「また多い」


「ログは、後から都合よく物語を作るためのものではありません」


「うわ、急に重い」


「必要です」


 俺は、表示された項目を眺めた。


 確認目的。

 対象範囲。

 対象期間。

 確認権限。

 確認方法。

 対象者への連絡。

 緊急確認。


 たしかに、何も決めずに「怪しいから全部見ます」はまずい。

 見られる側からすれば、倉庫の中身を全部開けられるようなものだ。


「倉庫ログって、実際どこまで見えるんだ?」


「設定上は、かなり見えます」


「かなり?」


「倉庫ID、入出庫記録、接続元、連携設備、一定期間の参照履歴、共有権限の変更履歴などです」


「それ、ほぼ丸裸じゃないか」


「だから、必要な範囲を切ります」


「見られる力はある」


「はい」


「でも、見ていい理由とは別」


「よい理解です」


「今のは記録するな」


「もうしました」


「するなって言っただろ」


「よい理解でしたので」



   *



 まず、関係しそうなログを分類することになった。



【分類案】

一 レムナント・ラボ内部ログ

二 灰色の工房の拠点化に関するログ

三 外部倉庫との接続ログ

四 黒煙の牙など第三者ギルドに関係する可能性のあるログ

五 不明ID・夜間同期ログ



「三から下が重い」


「はい」


「内部ログは見られる?」


「レムナント・ラボの管理範囲内ですので、確認できます」


「灰色の工房の拠点化ログは?」


「条件付き許可の前提確認として、必要な範囲で確認できます」


「外部倉庫は?」


「原則として、協力依頼が必要です」


「黒煙の牙が絡むかもしれないログは?」


「本人たちへの連絡が必要です」


「不明IDは?」


「緊急性によります」


「出たな、緊急性」


「はい。緊急性がある場合は、限定的な緊急確認を行えます」


「限定的」


「目的を、不明IDの特定と危険な接続の遮断に限ります」


「倉庫の中身を見に行くわけじゃない」


「はい」


 俺は、ようやく少し分かってきた。

 ログを見るという行為は、剣を抜くのに似ている。

 抜けるから抜く、ではだめだ。

 何を守るために抜くのか。

 どこまで振るのか。

 誰に当たる可能性があるのか。

 それを決めないと、危ない。


「じゃあ、今回の確認目的は何だ」


「まずは、封鎖区画からの夜間同期が現在も危険な接続を持っているかどうかです」


「目的はそこ」


「はい」


「対象範囲は?」


「R-LAB_TEST_03の夜間同期ログ、および同期先IDの識別情報まで」


「倉庫の中身は?」


「見ません」


「灰色の工房の全倉庫は?」


「見ません」


「黒煙の牙の倉庫は?」


「見ません」


「必要が出たら?」


「協力依頼を出します」


 アイが作業板に確認案を作る。



【緊急確認案】

目的:

封鎖済み区画《R-LAB_TEST_03》から発生している夜間同期ログについて、現在も危険な接続が継続しているかを確認する。

対象:

R-LAB_TEST_03の夜間同期ログ

同期先IDの識別情報

期間:

直近七日分

確認範囲:

同期の有無

同期先ID

同期時刻

通信量の概要

確認しないもの:

倉庫内の具体的内容物

ギルド別資産一覧

第三者ギルドの全ログ



「かなり絞ったな」


「絞らないと、後で争点になります」


「争点」


「はい。何のためにどこまで見たのかを説明できないと、ログ確認そのものが問題になります」


「怖いな」


「怖いから記録します」



   *



 緊急確認の結果は、少し拍子抜けするものだった。



【確認結果】

R-LAB_TEST_03からの夜間同期あり。

同期先ID:旧型自動バックアップ領域

現在の外部倉庫接続:なし

第三者ギルド倉庫への接続:なし

通信内容:旧式バックアップ確認信号

危険性:低

推奨対応:夜間同期設定の停止



「……ただの古いバックアップ?」


「はい」


「なんだよ、びびらせるな」


「確認するまでは不明でした」


「まあ、そうだけど」


「危険でないと分かったことも、成果です」


「それは分かる」


 俺は、少しだけ肩の力を抜いた。



 不明ID。

 夜間同期。

 封鎖区画。



 言葉だけ並べると、全部怪しい。

 でも、開けてみれば、ただの古いバックアップ確認信号だった。

 もちろん、だからといって雑に見てよかったわけではない。

 むしろ、範囲を絞って見たからこそ、不要なものまで覗かずに済んだ。


「じゃあ、外部倉庫は開けなくていいのか」


「現時点では、必要ありません」


「グレンのところにも連絡しなくていい?」


「第三者ギルド倉庫への接続は確認されていません。ただし、レムナント・ラボ再利用案に関連する資材

IDの照合については、協力依頼を出すことができます」


「協力依頼」


「はい。強制確認ではありません」


 アイは、また新しい板を開いた。



【確認方法の区分】

一 任意協力

二 強制確認

三 緊急開錠



「名前が物騒」


「三だけです」


「二もそこそこ物騒だろ」


「必要な場合はあります」


「一は?」


「相手に目的と範囲を示して、協力を求める方法です」


「断れる?」


「原則として、断れます」


「二は?」


「世界律または運営規定に基づき、必要な範囲で確認します」


「断れない?」


「はい。ただし根拠と範囲が必要です」


「三は?」


「危険が切迫していて、通常の確認では間に合わない場合に限ります」


「倉庫ログを開ける前に、ノックくらいはしろってことか」


「よい理解です」


「これは記録していいぞ」


「記録します」


 任意協力。

 強制確認。

 緊急開錠。


 どれもログを見る。

 でも、意味が違う。

 ノックして開けてもらうのか。

 理由を示して開けるのか。

 危険だから今すぐ開けるのか。

 同じ「見る」でも、入口が違う。


「じゃあ今回は、グレンたちに任意協力で出す」


「はい」


「灰色の工房にも?」


「はい。採用条件の一部として、資材ID照合への協力を求めます」


「内容は?」


「対象IDのみ」


「倉庫全部じゃなくて」


「はい」


 俺は、協力依頼の文案を作った。


【協力依頼案】

レムナント・ラボ再利用案に関連し、申請時に提示された資材IDの照合を行います。

対象となる資材IDについて、各ギルドの保有確認にご協力ください。

確認対象は、指定IDの有無および数量に限ります。

倉庫全体の内容確認を求めるものではありません。

協力は任意です。


「どうだ」


「かなりよいです」


「お」


「ただし、対象IDを明記してください」


「そうだった」


「あと、協力しない場合にただちに不利益があるようには読ませないでください」


「任意だからな」


「はい」


 アイが整えた文面を、対象ギルドへ送る。

 最初に返ってきたのは、やはりグレンだった。



【返信】

協力はする。

ただし、うちを不正扱いするなら根拠を書け。

協力依頼なら、協力依頼と書け。

対象IDだけなら出す。

倉庫全部を開けろって話なら断る。

ノックされたから開ける。

こじ開けるなら、こっちも外に出す。

黒煙の牙 グレン



「相変わらず一言多い」


「ですが、有用です」


「言ってることは正しいんだよな」


「はい」


「敵に回すと面倒」


「味方にしても面倒です」


「それ前も言ったな」


「はい」


 灰色の工房からも返信が来た。


【返信】

指定IDの照合であれば協力するでござる。

ただし、こちらの全倉庫ログを確認するという意味であれば、別途根拠と範囲を提示してほしいでござる。

なお、今回のIDはレムナント・ラボ再利用案の範囲内で申請済みでござる。

灰色の工房シグレ


「こっちもこっちで一言多い」


「はい」


「どっちも線を引いてくるな」


「はい。よい傾向です」


「面倒なのに?」


「面倒ですが、あとで揉めにくくなります」


「最近そればっかりだな」


 指定IDの照合は、無事に終わった。



【照合結果】

灰色の工房:

対象資材IDの保有あり

数量:申請書記載範囲内


黒煙の牙:

対象資材IDの一部保有あり

数量:関連取引ログと一致


不明ID:

旧型自動バックアップ領域

危険接続なし


推奨対応:

R-LAB_TEST_03の夜間同期設定を停止

外部倉庫全体確認は不要


「結局、怪しいものはなかったのか」


「現時点では、そう判断できます」


「なのに、ここまで手間かかるのか」


「はい」


「めんどくさい」


「はい」


「否定しないのか」


「事実です」


「じゃあ、R-LAB_TEST_03の夜間同期設定は止める」


「はい。推奨対応どおり、停止処理を行います」


 アイが、作業板の端に小さな確認表示を出した。



【R-LAB_TEST_03 夜間同期設定を停止しました】



「これで終わり?」


「今回の緊急確認としては、はい」


「倉庫の中身は見てない」


「見ていません」


「第三者ギルドの全ログも見てない」


「見ていません」


「不明 ID は、旧型バックアップ領域だった」


「はい」


「……地味だな」


「地味ですが、必要な確認です」


 俺は、今回の確認ログを保存した。



【確認記録】

・確認目的を限定

・対象ログを R-LAB_TEST_03 夜間同期に限定

・倉庫内容物は確認対象外

・第三者ギルドへの全ログ確認なし

・資材 ID 照合は任意協力として実施

・協力依頼文に目的と範囲を明記

・緊急開錠は不要

・危険接続なし

・夜間同期設定を停止


 保存した瞬間、少しだけ安心した。


 何かを見なかったことも、記録になる。


 どこまで見たか。

 どこから見なかったか。

 なぜ見なかったか。


 それを残す。


 見られる力があるからこそ、見なかった線も残す。


 そのとき、作業板の端で、小さな通知が点滅した。




【関連未整理ログを検出しました】




「……なんだ、今の」


「確認権限と参照範囲を整理したため、同種の未整理項目が関連表示されたようです」


「同種?」


「はい。ログ参照を伴う確認処理です」


「嫌な言い方だな」


「事実です」


 作業板の端に、見覚えのある、見たくない通知が浮かぶ。


【あなた自身の一時停止:再確認準備】


「……これ、俺の件か」


「はい」


「俺の一時停止前に見られたログも、今の倉庫ログと同じ扱いになる?」


「同じではありません。ただし、確認目的、参照範囲、参照権限、確認担当、確認時刻が必要になる点は共通します」


「だよな」


 通知は、さらに展開された。


【あなた自身の一時停止:再確認準備】


一時停止前に参照されたログの一部について、以下の記録が不足しています。


・確認目的

・参照範囲

・参照権限

・確認担当

・確認時刻

・再確認予定欄


担当:前任者


参照ファイル:あとでやる(本気)


「参照するな、そんなものを」


「参照先として登録されています」


「登録するな、そんなものを」


「登録済みです」


「よりによって、今この流れで出てくるなよ!」


「関連性が高いため表示されました」


「高いのは関連性じゃなくて精神負荷だろ」


「精神負荷が上昇しています」


「実況するな!」


 俺は、さっきのグレンの返信を思い出した。


 ノックされたから開ける。

 こじ開けるなら、こっちも外に出す。


 俺の場合、そのノックの記録が曖昧だ。


 誰が、どのドアを、何のために開けたのか。


 それがはっきりしない。


「アイ」


「はい」


「俺、これ、ちゃんと争った方がいいな」


「はい」


 アイは、短く答えた。


「ただし、本件はあなた自身の一時停止に関するものです」


「……出たな」


「はい」


「俺の件なのに、俺がそのまま処理できるかは別問題ってことか」


「はい。入口の確認が必要です」


「また入口か」


「はい」


「最近、入口ばっかりだな」


「入口を間違えると、出口でだいたい揉めます」


「それ、さっき聞いた」


「大事ですので」


 俺は、保存済みの確認ログを見た。


 倉庫ログを開ける前に、ノックくらいはしろ。


 それは、他人のための話だと思っていた。


 だが、どうやら次は。


 俺自身のドアが、いつ、誰に、どう開けられたのか。




 そして、俺がどの入口から入るべきなのかを確認する番らしい。



【アイの補足メモ】


 今回の話は、「ログを見る前に、どこまで見るかを決める」という話です。


 運営側には、ログを確認する権限があります。

 しかし、権限があることと、何でも見てよいことは同じではありません。


 たとえば、倉庫ログには多くの情報が含まれます。


 倉庫ID。

 入出庫記録。

 接続元。

 連携設備。

 参照履歴。

 共有権限の変更履歴。


 これらは、確認できれば便利です。

 ただし、便利だから見る、怪しいから全部見る、という考え方は危険です。

 行政法的に言えば、これは調査や確認の範囲の問題です。


 何のために確認するのか。

 どの対象を見るのか。

 どの期間を見るのか。

 どの根拠で見るのか。

 誰に影響するのか。

 相手に連絡が必要なのか。

 緊急に確認しなければならないのか。


 これらを決めずにログを開くと、確認そのものが問題になります。

 今回、主人公は最初、「関係ありそうなところ全部」を見ようとしました。

 気持ちは分かります。

 不明ID、封鎖区画、夜間同期ログ。

 文字だけ見ると、全部怪しく見えます。

 しかし、疑いがあるから全部見る、は調査ではありません。

 探索です。


 そこで今回は、確認目的を絞りました。

 目的は、封鎖済み区画からの夜間同期が、現在も危険な接続を持っているかどうか。

 対象は、R-LAB_TEST_03の夜間同期ログと同期先IDの識別情報まで。

 期間は、直近七日分。

 倉庫の中身、ギルド別資産一覧、第三者ギルドの全ログは見ない。

 このように、見る範囲だけでなく、見ない範囲も決めました。


 大事なのはここです。


 見られる力があるからこそ、見なかった線も残す必要があります。


 次に、確認方法です。

 今回は三つに分けました。


 一つ目は、任意協力です。

 相手に目的と範囲を示し、協力を求めます。

 原則として、相手は断ることができます。


 二つ目は、強制確認です。

 世界律や運営規定などの根拠に基づき、必要な範囲で確認します。

 相手が断れない分、根拠と範囲の説明が重要になります。


 三つ目は、緊急開錠です。

 危険が切迫していて、通常の確認では間に合わない場合に限られます。

 便利な抜け道ではありません。


 本文中の言い方を使えば、


 ノックして開けてもらうのか。

 理由を示して開けるのか。

 危険だから今すぐ開けるのか。


 同じ「見る」でも、入口が違います。


 今回の確認結果は、少し地味でした。

 不明IDの正体は、旧型自動バックアップ領域。

 危険接続はなし。

 外部倉庫全体確認も不要。


 派手な不正発見ではありません。


 しかし、「危険ではない」と分かったことも成果です。

 必要な範囲に絞ったからこそ、不要な倉庫ログを開けずに済みました。


 行政実務では、何を見たかだけでなく、何を見なかったかも重要です。


 どこまで見たか。

 どこから見なかったか。

 なぜ見なかったか。


 それを残しておかないと、あとから「なぜそこまで見たのか」「なぜそこを見なかったのか」が争点になります。


 そして今回の最後では、その話が主人公自身の一時停止ログに返ってきました。


 誰が、どのドアを、何のために開けたのか。


 それが残っていない場合、見たこと自体が問題になります。


 以上です。


 なお、倉庫ログを開ける前には、ノックくらいはしてください。


 ノックを省略できる場面もありますが、その場合は、なぜ省略できたのかを記録してください。


 記録できない緊急性は、だいたい後で怒られます。


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