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第55章:1990年7月終盤の「夏山合宿」の話(5)

 暑い・・・。


 冗談抜きで暑かった。


 でも、美絵子ちゃんとの「リマッチ」を来月に控え、


 究極的にカラダが絞れて、ベストコンディションだったぼくは・・・


 アスファルトの上り坂を、わざとジグザグに横切ったりして、


 小学生みたいに軽く「スキップ」もしながら・・・


 同輩や引率の教師、


 生活科の女子学生たちの注目を浴びながら・・・


 ゴロゴロとした山岳部の岩場へ。


 途中途中の岩肌や砂利じゃりのすきまに生えている、


 夏の雑草やたくさんの花々のおりなす絶景を楽しみながら、山頂へ到着。


 ・・・道中、誰とも会話せず、


 汗をタオルで拭きながら、


 持ってきた「アクエリアス」を一気にノドへ流し込む。


 最高に気持ちがイイ。


 ・・・きっとコレなら、


 お盆に控えている、美絵子ちゃんとの「再々さいさいかい」も、


 すべて、うまくゆくにちがいあるまい♪

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