第9話 -ステータス-
ふぅ。
何とか洞穴までたどり着けた。
流石にミノタウロスも慣れたものだ。
1回でここまで来れた。
日はもう差し掛かっているので、寝る準備をする。
……あっ、落ち葉ベット作っとかないとな。
じゃないと背中が痛くて痛くて……
そうして俺は眠りにつこうとする。
「俺にも何か……死に戻り以外の力はないんだろうか……」
そう呟く。
異世界、と言うのならば、魔法の1つでも使ってみたいものである。
そこで、一つ言葉を思い出す。
小説で何度か見かけた言葉。
「ステータスオープン」
はは……何言ってるんだろ俺。
早く寝よ。
そうして眠りにつく。
「んんんんん〜〜〜」
「うわっ、何これ。」
目が覚めると、目の前には謎の避けた板が浮いていた。
「……ステータスプレート?」
そのプレートの1番上にはそう書いてあった。
え〜〜っと何々?
ここには俺のステータスが書かれてあるってことでいいのか?
そして重要な俺のステータスは?
「……は?」
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名前 タナカタロウ?
LV1
力 | 知 | 魔 | 運 |
1 | 10 | 1 | 1 |
hp |===========| 10/10
mp 0/0
<スキル>
なし
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もう一度言おう。
「……は?」
なんだこのステータス。
低すぎるにも程がある。
いや、他の人のステータスを知らないから何とも言えないのだが。
知識が前世の記憶の分高いのはわかるが、他が低すぎて何とも言えない。
というかmp0ってなんだよ!?
「俺に魔法使う権利はないのかぁ!」
……ないんだろうな。
あと名前に「?」がつくのはどうなんだ!
俺は田中太郎じゃないって言いたいのか!?
……まぁわからないんだけどね。
……クソッ。
そんなこと言ったってどうにもならない。
そういえば、スキルがないな。
スキルの欄があるというのに。
つまり……俺の死に戻りの能力は、スキルじゃあないってことなのか?
本当に呪いか何かなの?
まったく、相変わらずこの世界はわからない事だらけである。
それにしても、落ち葉ベットのおかげよく眠れた。
その結果前回より早く起きれた。
つまり、その分時間があるから角兎に向けて準備をしよう。




