4、エンヒィールド王国
4話です
バカでかい門を通りすぎると。
街の周りは街壁で街を四角に囲まれていた。
門から道がまっすぐのびている。真ん中にかなり巨大な木が生えていた、その周りを囲むように家が建っている。
城のような大きな建物も一番奥に見える。
街は人が多く活気がある、流石は王国だ。
城があるから国だよね?違うのかな?
俺は取り敢えず街の中を歩いて進んでいく。
大きな木だな、あそこまで育つのにいったいどれだけの年月がかかっているのだろう?
それに、さっきから周りの人の視線を感じるな?
あ、そうか血のついた服を着ていればそれはそうか、刃物持ってたら殺人事件ですよ、捕かまりますねこの格好は。
服装を整えたいけどお金がないんだよな、どうしようかな。
取り敢えず、ギルド何処にあるんだ?
お金を稼ぐならギルドが手っ取り早いのだけどな。
この果物のようなものを売ってる人に聞いた方が早いか。
俺はちょび髭の生えた、細身のおっちゃんに声をかけた。
「すみません!」
「お、いらっしゃい!!じ、嬢ちゃんすごい格好だな。」
店主が驚いているが俺は気にせず聞く。
もう驚かれるのはわかっている、そんな事気にしてる場合じゃない。
「気にしないでください、ギルドはどこにありますか?」
「お、おう、ギルドならあの世界樹を目指して右の道ほうに行けば、大きな建物が見えてくるから行けばわかるぞ。」
「ありがとうございます。」
ほえー、あの木、世界樹って言うのか。
といってそそくさギルドを目指そうとして横を向いたら。
「嬢ちゃん、ちょと待てこれでも羽織っていけ。
見てられねーよ。」
と店主が黒いローブの様なものを投げてきた。
「俺が雨よけに買ったローブだかフードに穴空いちまって、新しいの買ったから持ってけ。」
「いいんですか?」
「おう、持ってけ。」
「ありがとうございます。」
俺はもらったローブを羽織って世界樹を目指して人を避けながら走った。
あのおっちゃんいい人だったな。
世界樹の近くまできて、右の道に曲がった瞬間人とぶつかった。
「あいた。」という声がでて尻餅をついた。
「大丈夫だったかい。」
と手を差しのべてきた。
俺は「すみません」といいながら顔を上げて手を取ると。
身長の高い外ハネした緑髪の白いスーツのイケメンが驚いた顔をしていた。
俺が首をかしげると?
「あ、すまない昔の知人に似ていたものでね。」
と言いながら起こしてくれた。
イケメンが「いやアイツは死んでしまったしな。」と呟いていた。
「すみません、不注意でした。」と頭を下げた。
「いや、怪我がなくて良かったよ、気を付けてね」
と言って向こうに歩いていった。
優しいやつもいるもんだなと思いらしばらく見ていたが、ギルドを目指すことにした。
ギルドの建物を探していたら冒険者のような格好をした3人組が建物の中に入っていた。
俺はそこを目指して走った。
荒稼ぎするぞ!!俺はワクワクしながらこの後の生活を思い描いていた。
イケメンて絶滅しねーかな。