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37、学年トーナメント予選、ミツキ編

37話です

コロシアムに一年生が転移して、消えていった。


「それでは今から映像を流しますので皆さんお好きな試合をご覧下さい。」

 

すると、魔方陣が9個現れて巨大な水晶玉が空に浮かび出した。

すると、中からノイズが起こりそれぞれの選手の会場へと繋がる。


「今年の一年生はやめた生徒が居るため180人ほどに減ってしまいました。まったく情けないですね、ポチ君。」

「えぇ、そうですね、もう少し気合いをいれてほしいですね。」

 

タマとポチが解説を始める。

周りは思ったであろう、ポチよお前の方こそ気合いが必要なのではと。


「なので一組辺り20人となりますね、向こうにも大きな水晶玉が1つ浮かんでいますので、そこから映像がまわってきています。

向こう側は残りの人数だけが表示されていまね、ポチ君。」

「えぇ、そうですね、今回のステージはちなみに草原になっていますねタマさん。」

「そうです。ですがただの草原ではありません周りは奈落になっていますので落ちたらアウトですよ。

それでは見ていきましょうか。」


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

[ミツキ]


俺は紙を破った。

また視界が歪み転移が始まった。

うわこれ、入学試験のときと同じ現象だよ。

 

「う、気持ち悪、これ相変わらず慣れねーな。」

 

俺はしばらく目をつぶっていた。

そろそろいいだろうか?俺は目を開けて周りを見渡した。

おい、今回はどこだよここは?

空は宇宙のように神秘的なのだが上にくそデカい水晶玉に20と数字が出ていた。後ろは暗くそこが見えない、目の前には草原が広がり生徒が見える。


「うん、狭い!!」

 

敵見えてるし、何で始まったとたん、全エンカウントしてんだよ。

あれか、スマ○ラの、終点か狭いんだよ!あれか、作るのめんどくさくなったのか製作者さんは。敵にすでに見つかっているので、とりあえずレイズを自分にかけて準備する。


すると、他の生徒達も動き出した。

だが何かがおかしい?あれ?10人こっち来てませんか?俺の方に向かって来ていた。

 

「うをーーー、先に奴から倒すぞ。」

「「「姫を取り戻す!」」」

「「「よくもおねー様を!」」」

「アイツから仕留めりゃあとは楽だぜ。」

「強者から潰すのがセオリーですね。」

「リトルフェンリル潰す。」


え!えーーーー!!ちょっと待てや、これバトルロワイヤルじゃ無かったのでは!何で俺だけ先に狩ろうとするんですか?苛めですか!!!

それにちょっとネリー信者混じってるし。

 

ふ、だがバカめ俺には魔法がある。

俺は取り敢えず氷柱で攻撃しようと想像して下から腕を振り上げる。


「・・・あれ?出ない。」


俺の想像した位置に氷柱が出ない。

あれ?おかしいな、俺はもう一度試した。

しかし氷柱が出ることがない。


「ねえ、ドラ俺今身体強化で精一杯なの?」


俺は取り敢えず頭のドラに聞いてみた。

するとドラは俺の頭の上で「ピー」と鳴いた。

あ、これは勝てるかな?


俺を狙ってきたやつがどんどん近づいてくる。

 

は?マジですか、氷柱が出てこないんですけど。

あっ、あり得ーねー、ー昨日調子のらなければよかった。バカだよ昨日の俺を殴ってやりたい。


すると、魔法を向こうが放ってきた。

10人分の魔法が鮮やかに俺の方に向かってくる。


「うわーー、とても綺麗な魔法ですね。」


て現実逃避してる場合じゃね、避けねーと終わる。


「ドラ頼むぞ落ちるなよ。」「ピー」


俺は横に跳んで避けた。

俺のいた場所が爆発が起きる。

あぶねーあんなの食らったらたまったもんじゃねーぞ。殺す気満々ですね、あの人たち。


「そこだーー。」

「ネリー姫のために。」

「うをーーー。」


といつの間にか3人が俺を囲むように3人の男子生徒が現れて剣で俺の頭から斬りかかろうとしていた。

なぬ、いつの間に!

ふ、だが、普段俺はフェンリルから殺人訓練を受けているのだぞ、遅いわ。

 

俺は目の前に現れた奴に飛びかかり剣を振り下ろす前にお腹を殴る。

 

「がは!」「何!」「は、速い!」

 

3人のうち一人が苦しみ、二人が驚いていた。

そのまま吹き飛ばし前に走って魔法を詠唱しているやつらに向かう。

走っていると水晶玉の数字が20から19に変わったことに気づいた。

これは、人数を表していたのか。それなら早く片付けないとこっちの魔力が切れたら終わる。

俺は更に加速させて詠唱していた2人に近づいた。


「え、!!」「いつの間に!」

 

並んで詠唱していた男女の生徒が驚いていた。

俺は2人の間に向かい、お腹に両手でラリアットを食らわしてダウンさせる。

 

「ぐっ。」「ぐふ!」

「並んでくれていたお陰で、一気に片付けられたよ。ありがとう。」


すると、俺の行動に反応していた女子生徒が槍でジャンプしながら空中で突こうとしていた。

 

「はぁーーーーー!」

 

ちっ、こいつは少し出来るみたいだ。

おれのお腹に槍が近づいてくる。

俺は体を横に反らして槍をよける。

だが、諦めずに突いてくる。


「せい、せい、せい。」

 

俺はすべてを避けた。見えるまだこのレベルなら俺でもさばけるぞ。

俺はテンションがどんどん上がってきた。

おっしゃーやってやるぜー。

すると、槍を突きから払いに変えてきた。


俺は後ろに跳び回避した。

すると後ろから気配を感じて見ると、さっき最初に俺を切ろうとした。残りの2人が俺を後ろから、切ろうとしていた。

 

「あーー!もう、またこいつらかうっとうしいな。」


俺はそのまま後ろにジャンプして二人とも両ヒジを腹に打ち込み倒す。

 

「おえ、」「も、申し訳ありませんネリー姫。」

 

よし、これで5人にあと15人だ。

だが、徐々に疲れてきた。くそ、魔力が切れかかっている早く終わらせないと。


今度は槍を持った女子生徒と拳で襲ってくる男子生徒が挟み撃ちを仕掛けてきた。

なかなか連戦は疲れる。


俺は先に武器の無い拳の方を潰すことにした。

俺は槍の女子生徒を無視した。


「おっと俺からか!来な。」

 

拳の男子生徒が俺に挑発してきた。

俺は走り拳男に近く。

すると、俺の横腹めがけて蹴りを放ってきた。

ち、蹴りかリーチがあるな。

俺はジャンプして蹴りを避ける。

そして蹴った足に右手を置いてそのまま体を回転させて左手の裏拳で顎を撃ち抜いた。

拳男が膝から崩れ落ち、俺は両手両足をついて着地した。

すると、拳男の後ろに剣を持った女子生徒が隠れていた。

しまったこいつは囮か!

俺にジャンプ斬りをしてきた女子生徒の剣が俺に近づく。

出来るか出来ないかわからないがやるしかない。

俺は真剣白羽取りをやってみた。


「うをーーー、間に合え。」


俺の頭に居るドラスレスレで止まった。受け止められた女子生徒が驚いていた。

 

「う、嘘完全にやったと思ったのに。」

 

俺はすぐさま剣を軸にして女子生徒の顔面に蹴りをいれて吹き飛ばす。

俺の手に残った剣を暗い奈落の底に投げた。


あ、あぶねー、ここでドラを失ったら終わるとこだった。俺は内心冷や汗をかいていた。


そして槍の女子生徒が警戒し俺を襲ってこなかった。

何だ?こっちから行っていいのか?

 

俺は槍の女子生徒に走って近づく。

槍が届くギリギリの距離で槍で払ってきた。

 

「はあっ!」

 

俺は上に跳んで彼女に近づく。

だが、彼女はニヤリとして払った状態から体を回転させて槍を持ち直し、空中に居る俺に突きを打ってきた。

 

「せい!」

「何の!」

 

と俺は顔面に近づく槍を首だけで横にずらして避ける。少し肩を擦ったがこの程度、フェンリルの蹴りに比べたら屁でもねーよ。

 

このまま彼女の足元に着地して彼女の顎にアッパーを放った。


「あうっ。」


彼女が軽くつかんで地面に倒れた。

 

「これで9人か。」


急に、後ろから威圧感を感じた、俺は前に飛び出した。何だ、この殺気は!

すると、俺のいたところに斧が降ってきた。ザクッ、土に斧が刺さった。

 

「リトルウルフ、倒す。」

 

な、なんだ、このくそデカいゴリラは。こっ、こんなやつが17歳とか嘘だろ、てかゴリラだろ。

巨大な体に盛り上がった筋肉姿の斧ゴリラが現れた。

 

ゴリラは地面から斧を抜いてこっちに襲いかかってきた。


「ここで死ね!、リトルウルフ」

 

と横に斧を降ってきた。

俺はそのままジャンプしてゴリラの頭上に跳ぶ。

 

「どこに、行った。」

 

うん、脳筋のわりにはおせーな。

一発で沈めねーとな。

 

「食らいやがれ、フェンリル直伝空中踵落とし。」

 

俺はゴリラは頭に思いっきり踵落としをお見舞いする。

ゴリラがものすごいスピードで地面に叩きつけられて、クレーターが出来た。


「ヒュ~~~、これ気持ちーーー。」


これでやっと半分かなかなかしんどいな。上の水晶玉を見た。

 

するといつの間にか数字が2になっていた。

あれ、あと一人しかいない?いつの間にか他の8人を倒した奴が居るのか?

すると拍手が起きた。

 

「流石はミツキさんですね、身体強化のみの拳で10人を相手するとは。」

 

後ろを向くと、クリーム色した短髪の男子生徒顔は優しいそうな感じの顔だった。片手に剣を持っていた。

 

「うん?誰ですか?」

 

俺が聞くと。


「僕はBクラス平民出身のクルスです。僕は、ミツキさん貴方に憧れているのです。一人で貴族を20人を倒して渡り歩くその強さに。僕は貴方と一対一で戦ってみたかったんです。」

「ふーん、僕は別に貴族と喧嘩したかった訳じゃないぞ。」

 

俺は一応訂正しておく。最初の1件は俺がしでかしたが、あとはあいつらが絡んできただけだ。俺は悪くない。

 

「最後は僕と本気で戦ってくださいお願いします。」

 

とクルスが頭を下げてきた。

いやー、俺も最初から本気でいきたかったんだけな、魔力練れねーんだよな今は!

 

「あーー、悪い今さ魔力切れで身体強化しかできねーだよ。」

 

そう俺がクルスに言うと、驚いた顔をしてこっちを見てきた。

 

「え、嘘ですよね。」

「いやマジ、頭痛と吐き気が半端ねーだよ。」

 

クルスは焦っていた。

 

「え、何で魔力切れなんですか?」

「昨日の夜修行のために全部使って倒れたから。」

 

と俺が言うとクルスは笑い始めた。

 

「く、くくく、あははは、流石ですよトーナメント前に魔力切れの修行をするなんて、あなたぐらいですよ。」

 

と笑っていた。

いや、俺だってしたくてやった訳じゃねーんだよな、強制修行だから俺もどうすることも出来ないんだよね。

 

「分かりました。それならその状態で戦いましょう。なら僕も拳と身体強化のみで戦いますから。」

「どうして?俺を倒すチャンスでもあるんだぞ?それに俺は魔力切れと嘘をついてるかも知れねーぞ!」

 

するとクルスはこう返してきた。

 

「いえ、ミツキさんは嘘をついていないでしょう、それならそう言うはずがありませんから。

それに僕は貴方をただ倒したいのではないのですよ、私は貴方を越えたいのですよ、なら同じ土俵にたたなくてはいけませんから。」

 

へーー、そこまで言ってくれると嬉しいものだな。俺も出来るだけ本気でやらねば。

 

「わかった、それなら今練れるだけ練るよ。」

「ありがとうございます。」

 

俺は魔力練る、少ししか、元に戻った気がしねーな。だめだ今日はさっさと寝た方がいいな。

 

「悪い、あんまり練れねーや。《レイズ》。」

「ではお願いします《レイズ》」


といってクルスは地面に剣をさして俺に向かってきた。

Bクラスと言うだけあって速いな、さっきのやつらと比べるとだが。

クルスが俺の顔面を右手で殴ろうとしてきた。俺はクルスのパンチを右手で掴み止める。


クルスは予想していたのかそのまま俺に左足で脇腹にめがけて蹴りをしてきた。

俺は右手を離してしゃがむ。

だが、俺の頭に足が来た瞬間にいきなり軌道が変わりそのまま踵落としをしてきた。

俺は腕をクロスして頭を守り踵落としを受ける。うんすごい軌道の変わりようだな。見習わねーと。

俺が腕をクロスして踵落としを受けながらクルスが喋ってきた。

 

「流石です、私の攻撃をこうも軽々と受けるなんて。」

「いや、少しビックリしたよいきなり軌道が変わるなんて。」

 

俺がクルスの足を弾き返した。

またお互いに対峙した。

それじゃあこっちからいかせてもらうか。

 

俺はクルスに向かって走る。

クルスが俺を警戒しながら目で追っていた。うん、見えてるね俺の姿が。

俺はクルスの腹にパンチをする。

 

するとクルスが横に回避して体を横にした状態で俺の頭の後ろめがけて右拳を振り下ろす。

 

だがきっと避けると思っていたよ。

俺はわざと避けてくれるようにパンチを打ったのだから。

俺はその場にすぐしゃがんで手を地面につきクルスの拳を避ける。

そのまましゃがんだ状態で膝を軸にして体を回転させてクルス足を自分の踵払う。

クルスが体制を崩して体が横に倒れた。

 

「しまっ!」

 

俺はクルスが横に倒れて地面に着く前に自分の足先でブレーキをかけて、そのまま立ち上がる力を利用してクルスのお腹に両手掌底打ちを打ち込む

 

「これで決まりだーー。」

「がはっ。」


俺は波○拳のような体制になっていた。まぁ、打てませんがね。

クルスが吹き飛び地面を転がって動かなくなった。

よし決まった。上手く行ってよかった。水晶玉の数字が1となって俺の試合が終わり。

また視界が歪みだした。


「おぇ、またか。」


俺はこの試合は大活躍だった、これはこのまま行けるのではないかと自信がついて来た。

「どうよ、俺の活躍格好いいだろ。」←ミツキ

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