28、弟子入り志願
28話です
「チュンチュン」と鳥の鳴き声を聞きながら、目が覚めた。
おい、この起きかたってあれだよね、あれしたあとによくなるやつだよね。
あれじゃわからないって。
うるせー、童貞の俺に言わせんな恥ずかしいだろうが。
自分の服を見たら、シャツ一枚の姿になっていた。
何か肌がベタベタして、何か気持ち悪い。
しかもシャツ一枚にノーパンの状態で起きた。
裸ワイシャツを自らがやってしまうとは、もはや何も言えない。
それに隣には嬉しそうな表情をしながら「ミツキさん可愛いですよ。」と寝言を言っていた、素っ裸で、ネリーの場合はこれがいつも道理なのだが。
しかし周りには制服が散乱している状態だ。
これは何も無かったと言える状態ではない。
ちょっとまて、昨日は確かネリーに血を吸わした瞬間から頭がぽーっとしてきて何か気持ちよくなってきたんだよな。
あの時の事を思い出して若干恥ずかしくなった。
そのあといったい何があったんだ?
うーん、思い出せない、思い出せないのだか取り敢えず気持ちよかったことだけは覚えている。
何をしていたのか全くうかんでこない。
あかん、これ一番ヤバいパターンじゃないか!
朝からパニックを起こしてあたふたしていた。
そしてネリーが起きた、頬を軽く染めながら。
「おはようごさいます、あなた。」
はい、アウト。俺とんでもないことしでかしてるよねこれ。お前ら今俺に糞野郎とか思ってんだろ、バカが実際なってみろ冷や汗が止まらねーんだぞ。
そんなこと言っている場合じゃない、取り敢えずネリーに聞かないと。
「ね、ネリーいったい昨日は何があったんだ?俺の記憶が曖昧なんなんだけど。」
「ウフフ、昨日はとても気持ちよかったですよミツキさん。
あんなに可愛かったミツキさんは初めての見ました。」
あれ、これやってるよね、女同士でやったってことなの。
俺は、これ以上は怖くて聞けなかった逃げるようにして風呂に向かう。
へたれじゃねーぞ、戦略的撤退だ。
誰に言い訳しているのかはわからないが取り敢えずいっておく。
「ちょと風呂に入ってくる。」
そして、俺は取り敢えず頭を冷やすために風呂に向かった。
お風呂に湯を貯めながら浴槽に手をついて考える。
これ、外堀埋めるどころか、チェックメイトですよね。これは紛れもなくネリーが俺のことを好きなのでは?
いや、でも、俺は女何だぞ、そんな事はあるのか?
ダメだ、考えてもわからん。
むしろますます混乱してきた、まぁ、正直に言うと嬉しいよ、そりゃ綺麗な子だし俺は元が男だったから男より女方がいいのは確かだ。
あれ、俺も世間的に見られたら百合なのか。男なのに女に転生したせいで変な事で考えないといけないとは。
お湯が貯まってきたのでそろそろ入るか。シャツに魔法をかけて綺麗にしてから脱いで横に置く、そのまま湯船に頭から入った。
そして顔を半分だけ出してブクブク泡を口から出して遊ぶ。
あーー、暖かい、やっぱりお風呂入ると落ち着く、久々に1人でゆっくりとはいれた。
でも、あんまりゆっくりとしている場合では無いな、それに、俺は昨日のレオナルド達を許した訳でわない。
幸いネリーが吸血鬼だったお陰で死ななかっただけで、普通の人ならかなりの重症いや下手したら死んでいたはずだ。
もし、次に現れたらホントに始末してやる。
俺は心の中でレオナルドをぼこぼこにしていた。
俺は風呂から上がってから着替えるために部屋に戻った。
するとネリーはもうとっくに着替え終わって綺麗にしてある僕の制服を渡してきた。
上に白い俺のパンツが乗っかっていた。
友達にパンツ渡されるとかどんな羞恥ぷれいですか?何かネリーが俺のメイドさんみたいになってるよ、いや、お母さんか?
「はい、綺麗にしておきましたよ。
着替えてから朝御飯を食べにいきましょうか。」
「あ、ありがとう。」
若干頬が、赤いままのだが何やら上機嫌のようだ。ネリーにとってはとても嬉しい事だったようだ昨日の出来事は、ネリーから受け取った制服に着替えてから食堂に向かった。
ネリーが僕の手を繋いで廊下を歩く。
何でだ?、いつもはただ横を歩くだけなのに、
周りから視線を感じた、だが今回の視線は何かいつもと違う。
何か怯えているような、警戒しているようなそんな感じの視線な気がする、近づくと、皆道をあける。俺なんかそんなみんなに嫌われるようなことをしましたか?
食堂に入りバイキングに並ぶと、場所を譲られる。前にいた女子生徒が「さ、先にどうぞ。」といってくる。
俺はものすごく嫌だったが、「あ、ありがとう」といって譲ってもらった。
ご飯をトレーにのせていつもの席につく。
何かすごく気まずいのだかいったい何が起きている。すると後ろから聞き覚えのある声がかかった。
「姐さん、お疲れ様です。
あ、この前は挨拶しなくてごめんなさい、ネリーさん。」
とリクが腰をに曲げて滅茶苦茶綺麗なお辞儀をしていた。
どうしたら、こうなってしまったんだ。あれ、この前はミツキさんだったよね、てかいつから舎弟みたいな状態になっているの。
昨日休んだだけで学校が訳わからんことになっている。横に座っているネリーもリクを微笑みながら見ている。
「り、リク、その姐さんって何?」
「聞きましたよ、昨日貴族に呼び出しを受けたらしいですね。」
俺の質問に答えてくれない。
「まあ、呼ばれたけど。」
「それを姐さんが、1人で全員を片付けて更にレオナルドの奴を壁を破壊しながら倒したって。」
リクが自分のことのように言ってきた。まだ、リクが姐さんと呼んできてくる説明を聞いてないのだが。
しかも話が若干変わってしまっているがだいたい合っているから否定しにくい。でも、いったいどこから聞いたんだ?
「リク、いったいどこで知ったんだ?」
「え、みんな言ってましたよ、もうみんな知ってるんではないんですかね?
ちなみに僕はCクラスですが、僕たちみたいな平民出身はミツキさんの事をみんな敬っていますよ。」
ますます、不味いことになってないか、学校で貴族に敵対しまくっている。これは卒業したらとんでもないな。
「てか、まだ、僕の事を姐さんと呼ぶ理由を聞いてないんだけど。」
「はは、何言ってるんですか姐さん、僕と姐さんの仲ではないですか。」
知らねーよ!、そんなに仲良くも無かったは、何急に昔からの仲みたいに言ってるのこの人、むしろちょっと前にお礼言ってきただけじゃねーか。
なにこいつめっちゃ図々しい奴だな。
ねぇ、こいつどついていいかな、いやまて、ここでまた問題を起こすとまたみんなに怖がられる。落ちつくんだ俺。
「それで、今日は何のようだったのリクは?」
「そうです、姐さん僕を鍛えてくれませんか!!!」
はぁ、何言ってんだこいつ、むしろ今俺が強くなっているところで精一杯なのにリクの面倒なんて見れるかよ。
それにいつシヴァが襲ってくるかもわからないし。
「ごめん、無理だよ僕は今やらないといけないことがあるから無理だ。
他を当たってくれないか。」
「そ、そんな、こと言わないでくださいよ。」
と言ってリクが俺に泣きついてきた。
おいやめろ、男の泣き顔なんて・・・あれ、こいつよく見たら可愛い感じの顔しているな、じゃない騙されたらダメだ。
「ダメだ、他を当たれ。」
俺が強めに言ったら。
「ミツキさんそんなに無下にしなくてもいいではないですか。」
あれ、ネリーが以外にも肯定している。あれ、ネリーは賛成なの?
「ネリー、でも僕は教えるだけの力は無いよ。」
「大丈夫ですよ私が教えますから。」
何と、ネリーが直々に教えるらしい。
まぁ、ネリーがするなら大丈夫かな?
「ほんとですか、ネリーさんが教えてくれるんですか。
それなら、今日の放課後にお願いします。」
と言って元気よく帰っていった。
無駄に元気な奴だな。
俺はさっさと飯を食べて教室にネリーと向かった。
相変わらず手を掴んでてきてはなさいが、しばらくしたらやめるであろう。
いつものように教室に入る、Aクラスのみんなに挨拶をする。
流石にこれだけここで過ごせば挨拶くらいは人としてやらなくてはな。
「おはようみんな。」
「みなさんおようございます。」
俺とネリーが挨拶をする。
「おはようございますわ。」
「おはようでございます。」
「ミツキさんお、おはよう。」
とヤンナ、キサラギ、アーサーの順に返してきた。Aクラスの人たちは普通だな。みんな、机に座っていた。
すると、
「昨日貴族に絡まれたと耳に挟んだので心配しておったのだが、大丈夫なようで安心したぞ。
ネリー殿も切られたと聞いて心配しておったのだよく無事で安心した。」
とキサラギが言ってきた。実はキサラギには前々から気になっていて話しかけたのだ、そして刀を触らせてもらおうとしたら、刀とは命の次に大切なものだから無理と言われた。
ちょっとショックだった。
「うん、ありがとうキサラギ。」
「ありがとうございます、キサラギさん。」
「いや、友を心配するのは当たり前のこと、気になさるな。」
と言ってくれた。優しい奴だなキサラギも。
「ところでヤンナ殿とアーサー殿は同じ貴族としてどう思っているので?」
と二人に聞いた。
「ふん、あんな馬鹿な貴族と一緒にしないでほしいですわ。
全く人を簡単に切るなんて貴族の面汚しですわ」
「僕も同感だね、ましては女性に対して大勢で囲むなんて許ない。
今回は二人とも悪くはないむしろ良くやってくれたと思うよ。」
すると二人からは肯定的な意見がもらえた。
「みんなありがとう、何か他の生徒がよそよそしくて心配してたんだよ。
みんなは普通でよかったよ。」
俺は一安心して席につきことができた。
そしてアリッサ先生がやってきた。
「授業を始める前に1つお知らせがあります、ミツキさんとネリーさんは放課後校長室に行って下さい、ジン様が話があるそうなので。
それでは授業を始めます。」
と言って授業が始まった。
やっぱり昨日のことだろうな。
なんだろうか、壁壊したから修理費用でも払えってか。金なんかねーよ。
そんな事を考えながら授業が勝手に進んでいく。
「何言ってんすか僕と姐さんの仲ではないですか」←リク
「ちょとそこにうつ伏せで寝ろ。」←ミツキ
「え?わかりました。」←リク
そのまま床にうつ伏せで寝転んだ。
そのままリクの背中に座る。
「え、姐さん何するんですか?」
リクの首に手を添えて。
そのままキャラメルクラッチをかける。
「痛い、いたたたたたた、ギブ、姐さんギブですやめて。」
とリクが俺に手を叩いてくる。
ミツキがリクにやってやろうと考えていた技。




