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25、貴族の逆襲

25話です。


すいません、昨日寝ちゃって遅くなりました。

読んでくれているかたがいるかは分かりませんが。

朝は勉強、昼は魔法の訓練、夜はフェンリルに殺人的な修行を受ける、いつも道理の日常を過ごしていた。

 

そして5日ほどが過ぎた頃。

ネリーと朝飯前を食べにいこうとしたら廊下に3人が待ち伏せしていた。

 

「おい、ちょと待ってもらおうか。」

 

うん?誰だこいつ。


「何のようですか、今から朝食だから邪魔しないでくれないか。」

「おい、お前ふざけるのも大概にしろよ、この女。」

 

男が目を血走らせながらにらんでくる。

あれー、俺なんか君にそこまで恨まれるようなことしたっけ?

いや、待てよこいつらはあの食堂で俺が追い払ったやつじゃないか!名前は知りないけど。

 

「じゃあ、何のようですか?」

「ちょとついてこい。」


はー、絶対に袋叩きにするつもりだろうなこのアホは。

仕方ないネリーには先に言ってもらうか。

 

「ごめん、ネリー遅くなったらいけないから先生に言っておいてもらえない。」

「大丈夫ですよ私もついていきますから。」

 

あれ、ついてくるのまあ、ネリーなら負けることは無いだろうけど。

出きるだけ巻き込みたくは無かったのだがな。

「おい、さっさとこい。」と言われてあとついていった。

 

すると学校の人気のない教室に連れていかれた。

なかは電気が消してあるせいで暗かった。

机はなくただの空き教室の様だ。

中には20人ほど集まっている。

うわー、スゲー集まったな、これだけの集めるのに時間がかかったわけか。

見たとところ、赤いネクタイをしている一年全員1年生のようだ。

 

ネリーと俺は中に入って連れてきた3人は出口を塞いでいる。

 

どこの不良漫画だよ呼び出し受けて20人も教室に待ち伏せとか。

でも、しっかり制服を着ているところは流石は貴族だな、不良になりきれていない、甘いな。

するとリーダーらしき男が喋りかけてきた。

あれ、こいつは、あのホテルでナンパしてきた貴族じゃないか?

 

「私は、レオナルド・ロジャー・マガフという。

君たちとはホテルで会ったことがあったな。

ひとまず君たちも名乗ったらどうだい。」

 

やっぱりだ、こいつも受験生だったのか。

名乗りたくはないが、言うしか無いのだろう。


「ミツキ・カガミだ。」

「私は、ネリーと申します。」

 

こんなときでもネリーは礼儀正しい。

優しさがにじみ出ている、やっぱり帰らした方がよかったかな。

 

「ミツキ、私の友達を平民の君が殴ったようだね。

それはいけないことだ、貴族と言うのは人の上に立つべき人間だ。

平民などに嘗められてはいけないのだよ。

そこでだ、君たちに1つ提案があってだな。

どうだろう君達は顔がとてもいい。

だれもが羨むほど綺麗な容姿をしている。

私に遣えると言うのならここは穏便に済ませようじゃないか。」


下心丸見えな発言をしてきた。

うわ、なにこいつロリ好きなんですか。

まぁ、見られているこっちとしては鳥肌がたってきているが。

はー、貴族にてを出した時点で何かしら来るだろうとは覚悟はしていたが、まさかネリーまで巻き込んじゃうとはな。

しかもこいつに遣えるとかヘドが出るわ、しかもネリーをお前なんかにやるかよ。

 

「残念ですが、僕は君に遣えるつもりはないです。

ましては、関係のないネリーを巻き込まないで欲しいな。」


すると周りはニヤニヤした顔でこっちを見てきている。

完全になめきっている。


「おいおい、君達は今の状況を理解しているのかな。

いくら、君たちが首席で合格した者達でも女の君たちが私達20人に勝てると思っているのかい。

それに、私は伯爵家の嫡男だぞ。私に何かあれば親が黙っていないぞ。」

 

はぁ、はっきりいって貴族のしがらみとか知るかよ。

どうでもいいよそんなのよそでやってくれ。

取り敢えずネリーを逃がさないとね。

俺はネリーに小声で語りかける。


「ネリー逃げてここはどうにかするから。」

「大丈夫ですよ、友達のピンチを手伝わない人なんておかしいですよ。

もっと私に頼って構わないんですよ。」

 

本当にいい子や、こいつらに見習わせたい。

まあ、ネリーが大丈夫と言うから大丈夫なのだろう。

 

「相談は終わったかな。」

 

ニヤニヤしながらレオナルドが聞いてくる。

ホントにイラつく奴らだ、だが多分蹴散らすのは簡単だろう。

だがあとを考えたら面倒くさいは面倒くさい。

だが、こいつらの下に遣えたら絶対に性的なことされるぞ。

想像しただけで、おえっ、最悪だやっぱり蹴散らすか。

 

「それでも、あなたに遣えるつもりはありません。」


するとニヤニヤした顔をやめて笑いだした。

 

「フフフ、言うことを聞かないやつは調教しなくてはな。

おい、お前らやってしまえあまり傷つけるなよ。

私の者になるんだから。」

 

すると周りで待機していた男達が襲ってきた。 

ゲスが殺してやろうか。

心のなかで毒を吐きながら、最初にきた男を倒すためにレイズをしようとしたら。

 

俺を庇うようにネリーが前に現れて最初にきた男の顔面を裏拳で壁まで吹き飛ばした。

男は壁にぶつかって床に落ちる意識を失っているのかピクリともしない。

 

「さっきから黙って聞いておりましたが、貴方に私のミツキさんを渡す、フフフなんの冗談でしょうか?

あまりにおかしな話過ぎて私も思わずキレてしまいそうですよ。」

 


あ、あのネリーさん。

俺はネリーの発する殺気に驚く。

ネリーの背中しか見えないが顔たぶんいつものように微笑んでいるのだろう。

ネリーさんがめちゃくちゃキレてるんですけど。

え?俺よりキレてるよ。

周りの男達もあまりの出来事に驚いて怯えている。

 

「おい、お前らたった一人の女にびびってどうするやってしまえ!」

 

とレオナルドがキレ気味に号令をかける。

すると再び男達が襲ってきた。

ネリー、1人で戦わせるのもあれだし、起こした張本人は俺なのでネリーと背中合わせにして男どもの攻撃に備える。

幸い武器を持っていないので近付いてきたから順番に倒さないとな。

ざっと1人で8人かあの3人はドアで固まってるし。

さて、ここの生徒がどれ程強いのか試してみるかね。

前世でしたこともないケンカにわくわくしている自分がいた。

戦えると人って変わるもんだな。


「死にやがれ」といいながら殴りかかってきた男避けるためにレイズで自分を強化する。

すると凄く遅く見える、フェンリルの時は速すぎて見えないのにこいつらは遅すぎる。

うん、比べる対象があかんか。

 

これなら体ごと逃げずに紙一重でいけるな。

魔法は無しでいくか。

いきなり顔面を狙ってきた男の拳を頭だけ動かして避ける。

お返しに腹を思いっきり殴った。

すると「あが、」と言って殴った瞬間パキッて音がした。

あ、やべ何か折っちまったかも。


男はそのまま崩れるように前のめりに倒れた。

やべー加減しないと思ったより弱い下手したら殺してしまう。

そして四人ほど倒したところでまほうを詠唱し始めた。

こいつらケンカで魔法とか馬鹿か、頭に血がのぼりすぎだろ。


3人が詠唱する。

《ファイヤ》

《ウィンド》

《アイス》

 

俺たちに向けて魔法が襲いかかってくる。

どれも下級魔法だが、人に向けていい魔法ではない、制服のお陰で当たっても死にはしないだろうが怪我はするだろう。

このばかどもが、と思いながら俺はあわててネリーごと氷の壁て覆った。

魔法の衝突する音がした、俺の氷の壁は無傷だった。

流石はフェンリルの拳を防げるようになった魔法だな。

攻撃魔法より防御魔法の方が得意になってしまった。

そして氷の壁を消して、残りの生徒を片付けた。

 

一息ついてから、俺はレオナルドの方を向いた。

 

「女の子2人を襲うにしてはやりすぎではないのですか。

レオナルドさん。」

「フフフ、素晴らしい、ますます君を欲しくなった、どうだ使える気はないか私に。」


こいつの頭大丈夫か、この状況でよくこの台詞はけたな。

するとネリーがゆっくりレオナルドの所に近づいて、襟首を右手で掴んで片手で持ち上げた。

おいおいネリーさん、貴方の倍ぐらいの体格の人をどうやってその細い腕で持ち上げてるんですか!

 

「これ以上ミツキさんに関わるのをやめてもらいませんか。

そうでないと思わず殺してしまいそうですね。」


ネリーの殺気が俺にまで伝わる。

ここまでキレたネリーは俺も初めて見た、ほらやっぱり怒らせたらいけない人じゃん。

 

「わ、わかった、これからはミツキに手を出すのはやめよう。」

 

するとネリーはそのままレオナルドを離して地面に落とした。

するとこっちに向いて微笑みながらゆっくりと近寄ってくる。

はーよかった、殺してしまうんじゃないかとひやひやしたよ。

 


するとレオナルドが起き上がってどこに隠していたのかわからないが剣を握っていた。

ネリーの後ろで剣を振りかぶろうとしていた。

あ、ネリーが危ない。

 

「ネリー、後ろだ!!!」


と俺が叫んでネリーが振り返った瞬間ネリーが左胸から斜めに切られて血を出しながら、俺の目の前で後ろにゆっくりと倒れていった。


「何で私がやられているんですか」←ネリー


「ごめんなさい許してください。

あ、傘で刺さないで地味に痛いから」←ねこさん


「ウフフフフフ。」←ネリー


「!!(゜ロ゜ノ)ノネリーさん刃物やめてーーーーー、」←ねこさん

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