表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルカディアス王国史〜ローゼンベルク家の真実〜  作者: 真紅愛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/21

2. 辺境という名の「真実の貯蔵庫」



辺境は遠い。

王都の目が届きにくい。


ゆえに、物語は残った。


王家が「呪われた怪物」と呼ぶたびに、

辺境の民は、別の名で呼び返した。


大地を潤す力。

海の恵み。

守護の証。


それは善意だけでは続かない。

二百年前に蒔かれた“種”が、世代を越えて守られたからである。


物語は飾りではない。

辺境の防壁である。


剣でも術でもない。

人の口と、記憶と、暮らしの中に根を張った防壁である。


そして、もう一つ。

物語は「守る側」の心も守った。


当主が当主であること。

守護者が守護者であること。

それが呪いではなく、役目であること。


言葉が残る限り、

血は、自らを否定せずに済む。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ