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7. 子の誕生――次世代という“完全性”
和合は、当代だけで完結しない。
継承されて初めて、理は証明される。
当主と聖女の子らが生まれた時、精霊王と妖精王は立ち会い、結界を張った。
それは守護であると同時に、宣誓でもあった。
第一子は、当主と聖女の性質を一つの個として結び、
「完全な形で生まれた」と記される。
第二子もまた、聖女の系譜を強く宿し、
その在り方は“欠け”ではなく“満ち”として現れた。
これは血の誇示ではない。
呪いによって歪められ続けた家にとって、
「次が続く」という事実が、何よりの奪還であった。




