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笑顔でいたい  作者: すのーきゃっと
16/30

マリアとの再会そして…

聖獣マーベル様の言う通りまっすぐ進むと何か黒いモヤが発生してる場所があった。

何か確認しなきゃいけないし、あたりをできる限り浄化した。

あ…。

あれって…。

マリア?

なんでマリアから黒いモヤが出てるの?

慌てて近寄る。

倒れているマリア。

私は手を握り

「お願い!私に力を!」

マリアからの黒いモヤ。

強い力を感じる。

「マリア!起きて!あなたも祈るの!負けないで!」

私はマリアに声をかける。

微かに指が動いた気がした。

「癒やしと浄化のチカラを!」

私は強く祈る。

紫のオーラが身体から溢れてくる。

力が身体から放出される感じ。

マリアが気づくまでなんとか力を。

「マリア!あなたも聖属性の魔法使えるはずよ!だから頑張って!」

必死に祈る。

「おね…さ…ま。」

「マリア!」

「聖属性の魔法。」

「そうよ!祈って!この黒いモヤを吹き飛ばすわよ!」

私の力もギリギリ。

もう力が入らなくなってきてる。

マリアの身体がピンクのオーラに包まれる。

ピンクと白の花びらがあたり一面舞った。

これがマリアの力?

「浄化そしてもてる魔力をお姉様に。」

力が注がれてくる。

マリアの力が私に。

「私は魔力を渡せる力があるようです。お姉様専用みたいですが。」

いつの間にかマリアに覆われていた黒いモヤは消えていた。

「良かった…。なにが…。え!?」

マリアの姿が薄くなり消えかかっている。

私の方もそうなのか。

「お姉様!せっかくお会いできたのに!」

消える前に言わなきゃ。


「マリア、あなたの力は狙われやすいの。だから闇に取り込まれないように付け込まれないように気をつけて!あなたを助けに行くから!必ず!」


「お姉様!」


消えかけたマリアに笑顔で頷くとマリアも頷いた。


次の瞬間、王宮のご神木の目の前にいた。

アレク様に抱きかかえられていた。


「リシェル!大丈夫か!?」

心配そうなアレク様の顔が間近にあって、びっくりした。

ドキンとして頬が熱くなる。

「リシェル?」

「大丈夫です。アレク様。とりあえず今はキルフィスの闇は消え去ったと思います。でも、私キルフィスに向かおうと思います。」

「え?」

「マリアに会ったんです。キルフィスで何かあったんだと思うんですが聞く前にお互い元の場所へもどってきてしまいました。キルフィスの脅威はまだ続くと思います。マリアの力を闇に取り込まれたら大変です。あの子のオーラはピンクと白のオーラでした。ピンクは浄化白は魔力を私にだけ移せる能力があるようです。ただ、その魔力を移す力は私だけに移せるのかはわかりません。そんな能力バレてしまったら大変です。すぐに向かいマリアとフィリップ様を保護したほうが良いかと思います。」

私の言葉を聞いていた国王陛下は

「マリアはピンクと白のオーラか。義母上はピンクのオーラだけだった。」

「そうね。私はピンクだけだったわ。貴方達二人はとてつもない力を持ち合わせてるのかもしれないわね。でも、それは危険が伴うわ。すぐにマリアも国をあげて保護を。極秘に。あの子の出自は複雑みたいだから。」

私も頷く。


でも、あの子のいるキルフィスには1ヶ月はかかってしまう。

ここからキルフィスまですぐいけるようなワープ&リターンの魔法を使いこなせる人なんてこの時代いない。

でも、もしかしたら私なら。

「ワープ&リターンの魔法に関する本かもしくはそれを知ってる方はいませんか?」

「ワープ&リターン?そんな魔法があるのか?」

国王陛下の言葉に

「そう言った魔法が昔使われていたというのを何かで見た気がします。ただ、本当に使えるかもわからないので旅の支度もお願いしたいです。もしあったとしてはどれだけの魔力が必要かもわからないので。」

「すぐ調べさせる。そして極秘に旅支度もさせる。皇后も一緒に来てくれるか。」

「はい。」

二人は慌てて出ていった。


私は

「アレク様。心配しないでください。マリアもフィリップ様も無事にこちらへ連れてきます。」

そう言ってにっこり笑うと

「リシェル。私は君とともにどこへでもいくよ。」

そう言ったんだ。

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