若旦那ストーリー3
(お茶の国にて)
真凛:煎くん、抹茶ソフト1つお願い
煎:抹茶ね。(ソフト巻いて、トッピングする。真凛、受け取る)
真凛:抹茶ソフトのお客様、お待たせいたしました。ありがとうございました。またお越しくださいませ。
はい、お次のお客様……え!?若旦那さん??
玄(&亜依子):こんにちは。今日は客として来たよ
真凛&煎:!!!???
玄:抹茶ソフトを1つと、ほうじ茶ソフト1つで
真凛:かしこまりました(ニヤニヤ)
煎:(ニヤニヤ)
真凛:(ニヤニヤ)あ、変な形になってもうた!
玄:いや、真凛ちゃん、いいよいいよ、そっち僕のだから
真凛:すみません
煎:はい、お待たせいたしました
亜依子:ありがとう。煎くん、私のこと覚えてる?
煎:え!?
亜依子:高3の時、茶道部の帰りに玄くんと時々スイーツ食べたりしてたの。ケーキ屋さんでランドセル姿の煎くんと会ったこともあるんだけど
煎:そうなんですか!?それじゃ、僕がえっと、4年生の時ですかね。あーそれじゃ兄が女性と会ってるのを見ても何も思わなかっただろなぁ。いやー、惜しいなぁ。記憶が蘇ってほしいな
玄:いやいや蘇らなくていいよ。亜依子ちゃん、あっち座ろう
亜依子:ふふふ、じゃ、またね
真凛:……『亜依子ちゃん』に『玄くん』!?
********
(翌日)
煎:え!?兄さん、あのあとソフトクリームだけ食べて、家まで送っていって解散したの!?
玄:うん
煎:なんで!?
玄:いや、昨日はもともとお茶の国に行こうっていう約束だったんだよ
煎:いや、でも、普通そのあとごはんとか行かない?
玄:まだ15時頃だったしな
煎:どこかぶらぶらして夜になってから食事行けば良かったのに
玄:どこかぶらぶら?
煎:白鷺園とか。美術館とか。買い物とか
玄:あー。なるほど
煎:あーなるほどじゃないよ
玄:ところで煎は亜依子ちゃんのこと全然覚えてない?
煎:覚えてないなぁ。碧兄さんならその時中2だから、覚えてるかもしれないけど。あとでメッセージ送って聞いてみよう
玄:いやいや、聞かなくていいよ
煎:葉はさすがに幼稚園だから何も知らないだろな
真凛:その頃4人が同時に同じ白鷺学園にいたんやね
煎:うん。でも校舎も離れてたし、学園内で会うことはほぼなかったなぁ。朝一緒に出るとか、帰り道に偶然会うことはたまに会ったけど。で、兄さんは亜依子さんと会ってるところ、碧兄さんにも目撃されたことあるの?
玄:どうだったかなぁ。もしかしたら歩いてるところ見られてたかもしれない気もするなぁ。ドーナツ屋に寄ったとこ見られたことあるような気もするけど、ちょっと忘れた
真凛:…結構いろいろ行ってはるんですね…
玄:あ…
煎:まあいいけど兄さん、もう一度誘って次はちゃんと食事も行ったほうがいいよ。なぁ、真凛
真凛:うん。『White River』とか誘ったらどうですか?女性受けいいですよ、あのお店
玄:本当?でも僕行ったことないなぁ。君たち、今晩下見一緒に行かない?
真凛:わーい、いいんですか?
煎:……。いいけど、本当に次はちゃんと誘ってきてよ、兄さん
玄:うん。あ、白鷺園と美術館も下見しようか
煎:それは1人で行って。ていうか、むしろそれは下見は必要ないような…
玄:そう?
煎:うん
真凛:じゃあ私がプラン立てますね。お昼に小春庵の『春風ワッフルランチ』を食べて、その後白鷺園に行ってぶらぶら散策して、駅前まで戻ってお店とかぶらぶら見て、夜に『White River』行くのどうですか?
玄:うん。じゃあ誘ってみるよ
真凛:わー、がんばってください!
玄:とりあえず今晩はこの3人でWhite Riverってことでいい?
真凛:はーい!
玄:じゃ、予約しておくね
真凛:わーい!ありがとうございまーす!




