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132.完全犯罪とアホ過ぎるミスゥ

レイジーとソフィーは、しばらくすると帰ってきた。

レイジーは台車に乗って、泣きながらソフィーを抱えていた。



ソフィーは体の至る所に穴が空いて血を吹き出していたが、目は開いている。生きてはいる様だ。


よく見ると、台車の奥には、ウプイがソフィー以上に酷い姿で体中に穴が空き、血を吹き出している。

聞いた話から分かってきたが、とても痛々しく、惨い姿だった。



「レイジーさん。大...丈夫ですか..?何があったんですか!?私に教えて下さい。」


「聞カナクテモ、大体分カリマスケドネ。」


「....ソフィーさん....大丈夫ですか..............?」

皆んなはレイジー達の姿に驚愕していた。

(何故、同じ結果が生まれたのだ?ワティフェィのやり方を変えれば救う事が出来るのだろうか?読み取りにくい情報だが、一応覚えておこう。)



レイジーは、ソフィーを宿に置いて、ウプイの事を

ボラバンさんにも連絡した。


ボラバンさんの泣き声は、それはもう、大声で鼓膜が潰れそうな声で泣いた。


村人達も、皆んな泣き崩れた。



村人達はその後集まって葬式を始めた。

ソフィーを除く仕事仲間達は、族長家では出来ないので、近くの建物の影で、会議をする事にした。



「....白い花がソフィーに銃の弾丸のようなものを飛ばしてきてそしてソフィーが...」


レイジーはソフィーと森の奥で何があったかを話してくれた。

前回とほぼ一緒だが。


レイジーの話が終わると、異様な静けさがある。

2人がいなくなると、会話が盛り上がらないのだ。


「...次はワティフェィの調査について聞いてくれ。

情報開示 対象:ソラミネルの昨日の集めた情報 全て」


「ピピ!内容は昨日と同文。追加で調べた2人の行動は、予想された軌道から大きく離れていて、犯人の可能性はかなり低いと思われます。」



今日もロクな情報無し。

そして遂に容疑者0になった。


「......情報全く集まらなくて..............仲間がどんどん死んでいく......怖い..」


「山斬サン、敵ノ目星ハツキマシタカ?」


「いや、全くだ。アノよ、昨日のレーダーの様子はどうだった?」


アプシュルノは、拳をグーにして、力を振り絞るように答えた。

「あのね、昨日。私の......私の......近くにいた。レーダーが.......そう出てた。」


本来なら近くにいるのはいい情報なのに、大してプラスにならなかった。

「山斬くん....僕の記憶が正しければ、今夜。この村襲われるよね?」


「...はい」


絶望的な状況に、皆んなの心はズタボロだった。

ただ山斬はまだ諦めきっていなかった。


また時を戻して別の選択をすればいい、多分。

山斬でさえ心の拠り所はこれしか無かった。


会議はその後、自然に解散して、皆んなちりじりになる。

ある程度皆んなが離れた後。


山斬に一体のソラミネルが近づいてきた。


「山斬様、圭吾様の死因が分かりました。」

「そうか、一応聞いておこう。口封じの為の殺害に大した情報は無いだろうが。」

ここまで完全犯罪を成し遂げる犯人が、口封じなどで、証拠を残す筈が無いだろう。



「圭吾様の死因は.....」















「毒殺です。」

「エァッ!!!!!!!!!!!!!?」

まさか...

まさかだ..............






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