122.怒らそう会議です
山斬達は、疑問に思いながらも宿に戻り、就寝した。
8月8日 午前7:00 2回目、2日目
「オオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
とてつもない雄叫びが聞こえると共に山斬は起きた。
理由は勿論ヒニーが夜中に出かけた事によってボラバンが叫んだからだ。
皆んなも起きて、驚いた様子だったが、レイジーだけは冷静だった。
「皆んな、落ち着いて!」
「どうして落ち着けるんですか!悲鳴が聞こえているのよ!?レイジーさん!」
ソフィーは落ち着けないでいた。
「...行ったら分かるよ。」
そして、声のする方向に向かうと、族長の家。
「ヒニイイイィィィ!!何度言ったら分かるんだ!!村の外に出るなああ!!!」
ボラバンは情緒不安定に激昂と燃え尽きるのを繰り返していた。
そんなボラバンをうるさそうにしている二人。
レイジーはウプイに質問せずにただ眺めていた。
「外に出るなと言ってるのにい〜!なんでえ〜〜!!なのおお〜〜!」
ソフィーはボラバンに怒るかと思ったが、不審そうにレイジーを見ていた。
置き手紙や、ボラバンの叫んでいる声や言葉、体の姿勢。が完全に前回と一致している。
どうやら、外部の影響を全く受けていないらしい。
「レイジーさん。なんで、分かったの?」
「これもレポートに書かれていたからだよ。だから、驚かなかった。」
「うううー....ヒニーぃ〜.....」
ボラバンはまだ子供みたいに泣いている。
「.......全く集中できないわね..」
「皆んな、ちょっと待ってて。ボラバンさんを慰めてくるよ。」
そう言って、レイジーはボラバンの所へ行った。
レイジーは、ボラバンを慰めて、しばらくすると帰って来た。
「さて、今日も会議をしようか。まず、色々話を聞きたいんだけどいいかな?山斬くん、昨日ロボットの軍勢が村の全体を監視していたんだ。知らないかい?」
なんか怒られそう。
山斬は村の救助ばかり考えて、レイジーへの言い訳とか考えていなかった。
とりあえず、素直に謝っておこう。
「あっ、すいませんでした。村を守ろうと躍起になってしまってついつい...」
「山斬くん、怒る気は全然無いんだ。ただ普通に知りたかっただけなんだよ。こちらこそ誤解を招いてごめんね。代わりに言ってなんだけど、僕にも情報を共有させてくれないかい?」
良かった。怒ってなかった。良かった。
「あ..はい。」
山斬は一旦、怒られペコリペコリ体勢を直して、少しテンションを上げる。
「では!昨日集めた情報をロボット達に聞いていこう!」




