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121.お探し作戦

山斬と圭吾は、宿に戻った。


「なあ、圭吾よ。一旦バイトの皆んなを集めて話をする為に、集めるのを手伝ってくれないか?」


「ああ、だがほとんどこの宿にいるぞ。」

ビザリは宿内でバイト、アプシュルノは族長家にて、ヒニー達とお喋り、哲也は引きこもっていた。


山斬と圭吾は皆んなに呼びかけ、山斬の部屋で情報の共有をする事にした。


「皆の者!まずワティフェィが何を皆んなに話したい事を端的に話す!1!この村を襲う敵は何をしてくるのか!

2!その対策として、今夜レーダーを使いたいから、誰が使うか!3!意見や質問などなんでもいい!とりあえず皆んなの今知っている事を言って欲しい!」



「ねえ山斬。会議はさっきやったよ?」


「早クシテクダサイ、バイトヲ一旦抜ケテキテイルノデ」


「....とりあえず....ボラバンさんが犯人じゃないですか?.....」


皆んなは、言いたい放題だ。


「皆んな、山斬は時を戻してやってきた。これは、レイジーさんの話とも辻褄が合う。証拠は無いが、信用する価値はあると我は思う。村の為にも、皆んな少し話を聞いてくれ!」


圭吾は、皆んなを仕切ってくれた。

ふざけているイメージが強いが、根はいい奴なのかも知れない。


皆んなは黙って、聞いてくれる準備をしてしてくれた。


「ゴッホン!まずは、どういう原理で村が襲われるかについてだ。実は村には、怪竹(かいだけ)という、危険な植物が植えてある。それに養分を与える事によって、成長して村を襲うのだ。つまり、ワティフェィ達は、その養分を与えている物を捕まえれば、村を救う事が出来る。


「山斬、その植物って引っこ抜けないの?」


「それは、引っこ抜く分量と時間から考えて不可能だ。」


「ナルホド、敵ヲ捕マエル以外ノ方法ハ無サソウデスネ。」


「次だ。恐らく今夜、敵は動き、村中のその植物に養分を与える。時刻は大体夜中の6:30〜7:30くらいと予想している。だから今夜、レーダーを使いたいんだが誰か使ってくれるか?」


「えっと....勝手に使っちゃって......いいんですか?」


「私がやっていい?山斬。」


哲也の言葉を押し抜けるようにアプシュルノが言った。


「私、丁度その時間に村を周る予定があるの。私にやらせて欲しい。ねえ、哲也。山斬はふざけてる訳じゃないと思うわ。そこまで疑心暗鬼にならなくてもいいと思うわ。それにレイジーさんなら許してくれそうだし。」


「ありがとうアノよ!さて、これでワティフェィから話す事は無くなったが、皆んなからは質問ないか?」


山斬がそう皆んなに聞くと、哲也がひょろひょろと手を挙げた。


「あの....関係ないかも知れませんが.....時をどうやったら戻せるんですか?.....」


「ん?えっと....何か科学的な根拠があったような気もするが...すまん。ワティフェィの専門外だ!」


「..........えっと..だからそういう理由じゃなくて.......時を戻す条件って言うか......」


「それなら、いつでも戻せるって考えてくれたらよいぞ。いざとなったらワティフェィは自分を傷つけて何とか時を戻してやろう。他に質問は無いか?じゃあまた明日だ皆んな!かーいさん!」


そうやって、山斬は皆んなを解散させた。


解散した後、

「ねえ、山斬。さっき言ってた用事の事なんだけど、実はウプイちゃんに村の散歩に誘われたの、良かったら山斬も一緒に来ない?」


「いや、ワティフェィは今夜、重要な役目がある。」


山斬はアプシュルノの方ヲ向いてニヤリと笑い、

「指揮官としてな。」



「指揮官?」

アプシュルノはその言葉に疑問を覚えたが、聞き返す事なく宿を去っていった。

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