103.メンドイじょーし
「は」
「ふん?」
「ヘイ?」
皆んなは山斬の方を向いて、豆鉄砲でも喰らったかのような顔をした。
「で、早速本題なんだがレーダーは夜に使って欲しいのだ。」
「ちょっと待ってよ山斬皆んなついてけてないわ。」
アプシュルノは素直に答える。
「..............そんな事..出来るんですか....?.......証拠とか..例えば........今から起きる事を言い当てるとか....出来るんですか?」
「そうか!どうやら何か異質な力を感じると思っていたが、四次元時空の操権者だという事だな...!」
「エット...ドウイウ事?」
「とりあえず、詳しい事を言って頂戴。」
混乱している皆んなをまとめて、ソフィーが聞いた。
「お、おうそうだな!詳しい事を話そう!」
そして山斬はこれから起こるであろう、事件の事について話す。
「村の人達が...皆んなあの竹みたいなので死んじゃうの?」
アプシュルノは恐る恐る山斬に聞く。
やっぱりまだ子供だ。
「そうだ。ワティフェィ達はどうやって助ければいい?」
「そうか....我の力でどうにかなるだろうか....」
圭吾はそう言いながら包帯グルグル巻きの右手をプルプルさせている。
絶対わざとだろ。
「どうにか出来るのか?」
「それなら、厭魂を潰せれば解決出来るわ。」
ソフィーが助言を出してくれた。
「あと、ちょっと質問いいかしら?」
ソフィーがほんの少し怒ったような声で聞く。
「な....何ですか?」
「私は本当に植物の怪物にやられたの?」
「はい...」
「私がそんなヘマする訳無いでしょ?何の冗談なの?本当に粒生体で死ぬのなら、誰が私の身体に埋め込んだって言うのよ。しかもそれ程大量に。」
「で...でも本当にあった事ですし...」
山斬がソフィーに問い詰められそうになったその時。
「皆んな!ごめん待たせたね!」
レイジーが帰ってきた。
「山斬さん...だったかしら?レイジーさんには言わないで頂戴。レイジーさんに混乱して貰う訳にはいかないわ。」
「ん!?2人共僕がどうしたんだい!?」
「いいえ、何でもありませんわ。」
その後は、1回目と同じような作戦となり、山斬は村の南で使う事になった。
(ソフィーさんに釘をを刺されてしまったな...何がいけなかったのだろうか...ある程度情報が抽象化してしまったのが原因か?レイジーさんの電話も気になるが...とりあえずこのレーダーだよな。あの会話で敵が向こうから近づいてくる訳もないだろうから、恐らく一回目と同じ事を言っても大丈夫だろう。このレーダー本当に電池少ないんだよな...)
山斬はレーダーを使わずに1回目と同じ情報を報告する事にした。




