第25話 ミユの魔力量の秘密
更新お待たせいたしました。
今回は、久しぶりにミユの登場です。
ミユの魔力量について、マリクさんが解明していきます。
「う~ん……。良く寝られたぁ~~~!」
カダイン伯爵邸の一室で久しぶりに迎えた朝、以前泊まった部屋よりも豪華な大きいダブルベッドサイズ、そして“ふわふわ”の掛布団と分厚い敷布団がとても心地よく、自然とそんな感想が口から出てしまいました。
(やっぱり別邸のベッドとは質が違うわ…)
そう考えながら、ベッドから身体を起こすと、室内に控えていたメイド長のマーサさんが傍に来て掛布団をめくってくれました。
「おはようございます、ミユ様。お加減はいかがですか? 昨夜は遅くまで会議でしたから、疲れが残っているのではございませんか?」
爽やかな笑顔で私の体調を気遣ってくれるところは、さすが一流のメイドさん。
私も笑顔で挨拶を返します。
「マーサさん、おはようございます。疲れなんてないですよ! とても快適に休むことができましたし……」
(………あれ?)
今、ふと自分のセリフに引っかかるところがありました…。
……それは、『疲れ』です。
(考えてみれば、私………この世界で、ほとんど疲れを感じていない気が…)
そういえば、優斗も別邸でシーリスと激しい剣術や基礎体力の訓練をしても、次の日に筋肉痛になることが無い…と不思議がっていたのを思い出しました。その要因として一番に思い浮かぶのは……私と優斗の『魔力量』の多さでしょうか? 何か関係があるのかもしれないと思い、後でマリクさんに聞いてみようかと心に留めておくことにしました。
チリンチリン!
マーサさんがベッド横のサイドテーブルに置いてあった小さな卓上ベルを鳴らすと、すぐに3名のメイドさんが入室してきました。手には洗面用具や、私の着替えを持っています。驚くことに、その服装は…
(えっ? モンペ?)
てっきり昨日着せられたようなドレスに着替えるものだと勝手に想像していたので、驚いてしまいました。ワイシャツのような上着に下はモンペ……まるで日本の戦時中の女学生みたいです。
(う~ん…歴史の教科書で見た格好だよ…)
まさか異世界でモンペ着用体験が出来るとは思わなかった意外性に目を丸くしていると、マーサさんがこの服装の用途を教えてくれました。
「今日は朝食の後、マリク様と地下の魔術実験室で魔法の訓練を行うと伺っております。これは魔法訓練用の女性貴族の運動着なのですが、いかがですか?」
「そう…なんですね……。うん! 動きやすいし、サイズも大丈夫ですよ」
どうやら、女性貴族は運動や訓練をする際には、この服装を着用するらしいです。馬術訓練の場合は、この服装の上から腕や足を守る軽装備を取り付けるそうです。そんな説明を聞いている間も、メイドさん達は、私が食堂へと移動するための準備を着々と進めてくれています。すでにベッドは使用前の状態に戻っていてビックリです。
「部屋の外ではハロルド様が、新しい護衛騎士の方を連れて控えておられますよ」
「それでは、中に入ってもらってください。もう着替え終わりましたし…」
「ダメです! 身だしなみが全て終わるまでは入室させてはいけません!」
「……それは、何か決まり事ですか?」
「いえ。女性貴族のマナーです」
う~ん…なるほど。どうやら女性貴族は、家族やメイド以外にはプライベートな姿を見せてはいけないものらしいです。護衛騎士でも緊急事態以外は、そのマナーを守っているのだとか…。
そういうわけで、新しい護衛がどんな方なのか気になりますが、こちらの準備が終わるまで室外で待機してもらうことになりました。
◇◇◇◇◇◇
食堂へ行く準備が整い、マーサさんに部屋の外で待機している親衛騎士長のハロルドさんに声を掛けてもらうと、さっそく二人の騎士を伴って入室してきました。
「ハロルドさん、お待たせいたしました」
「おはようございます。ミユ様、さっそく今日から私と、こちらの2名が護衛任務に就かせていただきますので、よろしくお願いいたします」
ハロルドさんがそう話すと、二人の騎士が私の前に進み出てペコリと頭を下げました。
「ミユ様。アレン・ファッジと申します。ハロルド様と同じく、ミユ様の『金色の癒し』を目の当たりにし、是非とも聖女を護衛させていただきたく志願いたしました。どうぞよろしくお願いいたします」
(……『聖女』って……)
「アレンは、エメラダ神教の教徒ですが、『神殿派』なので心配はありません。『中央派』と違ってミユ様に危害を加える心配は無いと、親衛騎士長である私が保証いたします」
「はい、女神アナーテに誓って、ミユ様をお守りいたします」
そう言って再び頭を下げたアレンさんは、第一印象でいうと『とても清潔感がある人』です。上から下まで新品同様の服に鎧…濃紺の短い髪も艶が出ているように思います。背筋もピッと伸びていて身長は180cmくらいあるのでは? とても落ち着いている佇まいから成人男性だと見受けられます。
(エメラダ神教の教徒の方は、みんな清潔好きなのかしら?)
そんな疑問が頭に浮かびましたが、まずはもっと重要なキーワードを質問してみようと思いました。
「えっと…その『中央派』と『神殿派』というのは、何ですか?」
「簡単に申しますと、『中央派』は、現在大陸中央にあるエメラダ神聖国を統括している勢力です。『神殿派』は、大陸の各地に点在している『神殿』とその周辺地域を領有している勢力ですね。身近なところですと、カダイン伯爵領の東に『水の神殿』がございます」
「『教会』も一枚岩ではありません。『中央派』は、女神アナーテ信仰を利用して教徒や国家に寄付金を強制している勢力です。武力抵抗されるのを恐れるあまり、永世中立国を称し、各地の教会や中央の学術都市の経営を行っています。……学校への入学金・授業料とすれば、寄付金を嫌がる方や教徒以外からも集金できますからね」
「一方で『神殿派』は、資金集めと永世中立国に執着している現状を好ましく思っておらず、女神アナーテの名の元に大陸全ての国々は教会を中心に手を取り合い、各地の神殿に祀られている精霊達も忘れずに信仰するべきであると考えている勢力です」
(うっ…なかなか複雑ですね…)
ハロルドさんとアレンさんが、それぞれ説明してくれた事を、自分なりにわかりやすく整理してみます。
「え~と…つまり『中央派』は、お金集めに熱心で国家間の争いには無関心…。『神殿派』は、お金よりも信仰第一! 教会が全ての国の中心になって国家間の争いが起こらないように働きかけますよ! …という感じかしら?」
「そ、そうですね、大筋は間違っていないと思います」
う~ん…『中央派』は、エメラダ神聖国を動かしている現主流派閥。『神殿派』は、教会の腐敗を浄化し、世界のリーダーに君臨すれば平和に繋がると考えている傍流派閥…ってわけね。……あれ? 私はどちらに行っても利用されてしまいますよね?
「あ、あの…ハロルドさん。ふと思ったのですが、アレンさんが『神殿派』だからと言って私の身が安全だとは言い切れない気がするのですが……」
そう不安を漏らすと、
「ご安心ください。現状で『神殿派』がミユ様を囲い込んだところで、何の利益もございません。むしろミユ様が教会以外の場で活動して、『聖女の力』を民衆のために使ってくだされば、それが自然と『神殿派』の勢力拡大に繋がります。是非とも来年に戦争を控え、劣勢に立たされているこのカダイン領と民衆を、ミユ様の力で救っていただけることを願っております」
「『聖女』とその弟ユウト様の貢献により、劣勢を覆したとなれば、普段寄付金ばかり募ってなにもできない『教会(中央派)』の権威が失墜するということです」
アレンさんとハロルドさんがニッコリと微笑んで私を安心させるように言いました。
「な、なるほど…でも『聖女の力』なんて、よくわからないし、私達の力で必ず勝利できるとは限りませんけれど…」
「……は?」
「………ミユ様? …何をおっしゃっているのです?」
「エッ?」
私の自信のない返事に、二人が呆れた顔で聞き返してきます。
「ミユ様…、戦争の再開までにユウト様の軍事訓練が無事に終了し、ミユ様が魔法の使い方を覚えれば、『十中八九』勝利できると思いますよ」
「ほ、本当ですか?」
「大丈夫です。ミユ様は、まだ気づかれていないようなので、理由はまだ秘密にしておきますが、マリク様に任せておけば安心ですよ!」
(ハハッ………はぁ……っ)
二人の自信満々の発言を聞きながら、『勝利できる理由』がわからず、苦笑いと溜息しか出すことが出来ませんでした…。
二人との会話がひと段落したところで、もう一人、さっきからモジモジとして挨拶を待っている方が目の前にいることに気がつきました。すみません…影が薄くてよくわかりませんでした。
「ミ、ミユ様。やっと気が付いていただけました…。私はエミール・バレンティンといいます。軍施設でミユ様がマリク様と対等に口喧嘩しているのを見て、その豪胆さに一目惚れしました。私もミユ様のように強くなりたいと思い志願いたしました。よろしくお願いいたします。
(え? ちょっと、そんなところに一目惚れしないでください!)
『豪胆さ』に一目惚れって…。女子高生の私への告白としては悲しすぎます…。そんな挨拶をしてきたエミールくんは、クリーム色の髪を坊ちゃん刈りにしている『小柄な少年』といった印象です。身長は150cmくらい…アレンさんと並ぶとより幼く見えてしまいます。年齢は16歳で、私よりも一つ年下とのことなので『くん』で呼ぼうかと思います。騎士というよりはマリクさんのような魔術師なのでしょうか? 左腰に剣だけでなく短い杖のようなものを携帯しています。
「こちらこそ、よろしくお願いしますね」
そう挨拶を返すと、マーサさんが後ろで咳払いをしています。おそらく長々と話し込んでいないで、そろそろ食堂へ行きなさいということなのだと思います。エミールくんとの会話の続きは、歩きながら行うことにして、皆でその場から移動を始めました。
◇◇◇◇◇◇
食堂について用意された席に座ると、次々と料理が目の前に運ばれてきました。相変わらず主食無し、肉は焼いただけ、野菜は洗って切っただけの料理に、別邸での食事が懐かしく感じます。
(少なくとも別邸では、塩・コショウ・砂糖はあったからね…)
せっかくラルフ村から中央に来たので、中央街のお店を見て回りたいなぁ…と考えていると、マリクさんが入室し、しばらくすると優斗もレイシアさんを連れて入室してきました。
「おはよう優斗! よく寝られた?」
「うん、よく寝られたよ。お姉ちゃんも元気?」
そんな挨拶を交わした後は、たまにマリクさんを会話に入れてあげながら、朝食をとりました。先日のメニューと違っている点は、私が作った紅茶があることでしょうか。マリクさんがずいぶんと気に入ってくれたみたいです。
「ミユ…。この紅茶という飲み物は私のように品があって良いですね…。これも我が領の産業としたいのですが、そなた以外でも作ることはできますか?」
「もちろんできますよ。茶葉を作る専門の職人を育てて色々と研究させれば、もっと苦みを少なくできると思いますし、様々な味のお茶を作ることができると思います」
後日、農務・工務長官のランドルフさんと茶葉の生産についての話し合いの機会を設けることになりそうです。
(うん。どんどん食文化は向上させていかないとね!)
その後、朝食が終わって食堂から出ると、優斗達とハロルドさんは、軍施設で訓練に関する打合せに向かうとのことで別れ、私と護衛騎士のアレンさん、エミールくんの三人は、地下にある魔術実験室に向かうことにしました。
◇◇◇◇◇◇
魔術実験室に到着し中に入ると、15メートル四方の薄暗い一室が、私達姉弟の召喚儀式を行った状態と、ほとんど変わらない様子でそこにありました。その時のことを思い出し、少し身震いしてしまいます。
「来ましたか…」
先に到着していたマリクさんから声をかけられ、ハッと我に返って声がした方向に視線を移動します。すると、マリクさんの傍らに大きな木箱が2つ置いてあります。
「魔法の訓練と聞きましたけど…こんな薄暗い部屋で何をするのでしょうか?」
最初に魔法に関する知識を学ぶ授業を受けてから実践…という流れを考えていたので、とても座学が出来そうにない薄暗い部屋の状況に少し不安になってしまいました。
「まずは、ミユの魔力量を測定しようと考えています。その箱一つの中には、100個の魔法具がありますので、それに魔力を流してください。魔法具が魔力で一杯になると全体が赤く光りますので、光ったらすぐに魔力を止めて次の魔法具に交換してください」
(えっ! 全部で200個!!)
木箱を開けてみると、手の平にスッポリ納まるサイズの丸いボールのような魔法具が詰まっていました。
「あの…これに全て魔力を流すのですか? …この丸い魔法具って…?」
数の多さと、怪しげな丸い魔法具の登場にさらに不安が高まってしまいます。
「全部に魔力が流せるわけがないでしょう…。何個まで魔法具を満たすことができるかで、あなたの魔力量を測定しようというのです。その壁際にある椅子に座ってゆっくり行ってください。身体の不調を感じた時点で終了です」
(…なるほど、そういうこと…)
自分の魔力量が他の人とどう違うのか、少しは興味があるので、気持ちを切り替えて頑張ってみようと思いました。椅子を木箱の傍に持ってきて座ります。
「それから、その魔法具は来たるべき戦争で使う『爆裂の魔法具』です。起動後、5秒すると爆発して周囲を吹き飛ばす危険な魔法具ですから、取扱いには充分気を付けてください」
(!!!!! しゅ、手榴弾ですか!!!!)
思わず魔法具を取ろうと伸ばした手を引っ込めてしまいましたが、そんな私を愉快そうに見つめているマリクさんのイヤらしい顔を見る限り、そんなに危険性はないと考え直しました。そうでなければ100個も同じ箱に詰めないですよね…たぶん。
「…それでは、始めます!!」
自分に気合いを入れて魔法具を一つ手に取りました。
魔力をゆっくりと注ぐと………10秒くらいで赤く光り始めます。
「ミユ、そこまでです。…それにしても早いですね…」
マリクさんの声に、魔法具に魔力を注ぐのを止めて次の魔法具を手に取ります。
終わった魔法具はエミールくんに渡して別に用意してもらった同じサイズの木箱に詰めてもらうことにしました。
◇◇◇◇◇◇
黙々と作業をすること50分………。
「マリクさん。………200個全部終わりましたけど……」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あの? マリクさん?」
口を半開きに開けたまま、「ポカーン」と間が抜けた顔をしているマリクさんに声を掛けますが返事がありません。魂が抜けた感じ…とでもいうのでしょうか? しばらく護衛騎士の二人と一緒に声を掛け続けると、ようやく反応がありました。
「……!! そうか! そういうことですか!!!」
マリクさんは、いきなり大声をあげると、私にここで少し待つように告げ、エミールくんを連れて魔術実験室を退出していきました。残された私達は途方に暮れて顔を見合わせてしまいます。
「いったい何なの? まったくもう……」
「確かに…どうしたのでしょうね? それにしても、やはりミユ様は『聖女』ですね! 無限の魔力量! 素晴らしいです。あとでハロルド様にも、この感動を伝えなければ…」
(…いや、それは勘弁してください…)
しばらくアレンさんの『私の凄さ』に関する熱弁を我慢して聞いていると、マリクさんと新しい木箱を一つ抱えたエミールくんが戻ってきました。
「はぁ…はぁ…、ミ、ミユ……。こ、これを腕につけなさい……」
急いで往復したのか、少し息を切らせながらマリクさんが腕輪を渡してきました。銀色の小さい腕輪ですが、表面を装飾している宝石のような石は全て黒や茶色をしていて、身に付けたくなるような品ではありません。不気味にも思えるその外見に身に付けるのを躊躇っていると、マリクさんが血走った目で「早く!」と急かせてきました。
(し、仕方ないわ…)
私は大きく深呼吸をしてから、腕輪を左腕の手首に装着しました。
「うぐぅ………」
腕輪をつけた瞬間、急に息苦しくなり、全身が何かに締め付けられている感覚に襲われました。この原因を知っているマリクさんのほうに急いで視線を向けます。
「マ、マリクさん?」
「ミユ、少し苦しいかもしれませんが、その状態で先ほどと同じように魔法具に魔力を流してみてください」
「えっ? 『少し』なんてものでは…」
言い返そうとしましたが、マリクさんは容赦なく魔法具を私に持たせます。どうやら、この実験(?)が終わらないと何を言ってもダメな雰囲気です。悔しいですが、次々と渡される魔法具に魔力を流していきます…。
「も、もう…無…理で…す…」
「ほぅ…、この状態でも50個分魔力を流すことができましたか…。私でも一度に流すことが出来る数は20個、魔力が多い騎士でも5個が限界だというのに…」
疲労困ぱいで、どんどん具合が悪くなってくる私を気にすることなく、マリクさんはまるで何かの研究発表をしているかのように淡々と解説をしていきます。
「いいですか皆さん? 今、ミユに装着してもらっている腕輪は魔力回復を停止させる『呪いの魔法具』です」
(!!!!!!!!!!!!!!!)
「この実験でミユの『魔力量』がどのくらいかを確認することができました。さらに、ミユの『魔力回復力』の速さが尋常ではないことが判明したのです!」
「「おおっ!!!」」
アレンさんとエミールくんが驚喜していますが、私としては早くこの魔法具を外して欲しいです…。……誰か…お願いします…。
「通常、魔力は使用すると半日から一日かけて回復していくものですが、ミユは使用後…わずか数十秒で回復してしまうようです! これにより、ただでさえ多い魔力量が、さも無限にあるかのように感じてしまうということなのです!!」
(……だ、誰か……)
「これだけの魔力回復力ですから、精神的に疲労を感じることがあっても、肉体的な疲労はほとんど感じない…もしくは、感じたとしてもすぐに回復するはずです。どうですか? ミユ、そのとおりでしょう?」
(…お、おね……が…)
「ミユ?」
「ミユ様?」
「ミ、ミユ様???」
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
3人が私を呼ぶ声をかすかに聞きながら、私の意識はどんどん暗転していきます。
最後に聞こえた声は…
「大丈夫です。腕輪を外して寝かせておけば、夕方には回復します」
マリクさんの冷静な言葉に腹が立ち「いつか……仕返ししてやるぅ……」と『聖女』らしからぬことを考えながら、マリクさんの言う通り、夕方まで深い眠りについてしまった私なのでした。
教会勢力の内容が少し明らかになりました。
エルフィン王国の王室やアストリア侯爵家の話も
機会をみつけて掲載したいと思っています。
次回のタイトルは「マリクの誤算」の予定です。
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