18話
文を書くのは苦手ですが暖かい目で見てもらえるとありがたいです。
今日から二日間、万象の森に遠征に行くことになっている。
今回はAクラスだけの遠征費なっている。
ほかのクラスは各別日になっている。
「皆さん、揃ってますねー?」
エレナ先生が点呼を取り、パーティごとに馬車に乗り込む。
「不安ですか、レティ?」
緊張している様子のレティリア嬢に声をかける。
「とても不安です。嫌な予感がするんですよ」
嫌な予感か、でも大丈夫だろう。
「私達がついてますよ、レティリアさん」
ティオナが励ましの言葉をかける。
「セリス嬢は楽しみにしているようだしね」
何故バレた。そんなに分かりやすいかな?
「セリス様は分かりやすいですよ」
「ティオナまで!?」
その様子を見ていたレティリア嬢は堪えられなかったのか笑い出す。
「フフフッ、ありがとうごさいます。皆さん」
緊張は解れたようだ。
馬車に揺られること数時間、万象の森に着いたみたいだ。
「では、各パーティごとに騎士の方が三人着きます。後は事前に説明した通りですー」
この遠征では、寝泊まりはテントを森の浅い所ではってする。
それ以外はそれぞれのパーティごとに別行動を取り魔物を討伐する。
一番魔物を討伐できたパーティに豪華報酬が用意されているらしい。
だから危険地帯でも皆やる気だ。
「じゃあ、ボク達も森に入ろうか」
気配を探知できるティオナが前を歩き、その後ろを俺達が進む、そんな陣形だ。まあ、俺でも探知出来るがそこはティオナに譲る。
俺達のパーティの担当の騎士達は更に後ろを歩く。
「レギナさんはどれくらい強いんですか?」
「私は二級なので、まだまだ弱い方だな」
着いてくる騎士の一人、レギナさんに声をかける。
騎士には五級から一級の位がある。
数が減る程優秀な騎士らしい。
ちなみに今日着いてくる騎士は皆二級以上らしい。
「ッ! 魔物が来ます!」
「出番みたいですね」
ティオナが魔物を探知したみたいだ。
俺はとっくのとうに気づいていたが。
「皆、配置に!」
すぐさま前衛と後衛に別れ、魔物との戦闘に備える。
「さあ、お手並み拝見だ」
レギナがそう呟く。
現れたのは筋骨隆々な身体、頭から一本の角が生えた魔物オーガ。
「先制します! 《滝穿ち》!」
ティオナが放った一撃は下段から上段に貫くスキルだ。
「ガァ!!」
その攻撃を紙一重で躱し反撃をするオーガ。
「《簡易結界》!」
その反撃の一撃をレティリア嬢の《簡易結界》が防ぐ。
「ありがとう、レティリアさん! 《連撃》!」
「ガァ!?」
ティオナの二連撃の攻撃がオーガを襲う。
「今だ! 《ウィンドエッジ》!」
「アアッ!?!?」
隙を伺っていた殿下が放った《ウィンドエッジ》でオーガの左腕を斬り飛ばす。
《ウィンドエッジ》は鋭い風の刃で対象を斬る魔法だ。
その切れ味は凄まじく、並の剣では受けられない程だ。
「ッ! 首を狙ったんだけどね!」
オーガの狙いが殿下に移る。
そのまま殿下に肉薄するオーガ。
俺は殿下とオーガの間に割り込む。
「やっと私の番ですね!」
邪魔だと言わんばかりに残った右手の拳を振りかぶるオーガ。
「ガァ!」
その拳は当たれば致命傷になるだろう。
「《流鏡》」
その拳を難なく受け流しその身体に攻撃を叩き込む。
「《流撃》!」
自分の攻撃の威力も上乗せされた《流撃》でオーガは声をあげる暇もなく倒れた。
倒れたオーガは魔石に変わる。
「いい連携だったぞ」
レギナさんも褒めてくれた。
確かにぶっつけ本番にしてはいい連携を取れたと思う。
レティリア嬢の結界魔法も上手く使えたみたいだし。
「さあ、まだまだ魔物を倒しましょう!」
■ ■ ■
初日は特に危なげもなく終わった。
倒した魔物はオーガが三体、オークソルジャーが二体、ファイアーウルフが二体。
どれもBランクの魔物だ。
俺達的には大した敵はいなかったが、他のパーティはかなり苦戦したようだ。
「皆さん、ご飯が出来ましたよー!」
エレナ先生達がご飯を作ってたみたいで、皆で食べる。
「美味しいですね!」
「確かに美味しいね」
先生が作ったのはシチューで、牛乳が使われているからクリームシチューだと思う。
クラスの皆で舌鼓をうつ。
すると話題は今日倒した魔物に変わる。
「殿下のパーティは何の魔物を倒しましたか?」
「ボク達はオーガとかを倒したね」
他のパーティも色々な魔物を倒したみたいだ。
さらに怪我人も一人もいないようで安心した。
見張りは先生と騎士達がしてくれるのでテントに入り就寝する。
「セリス様、ティオナさん明日も頑張りましょうね」
「ええ。お休みレティ、ティオナ」
「レティリアさん、セリス様、お休みなさい」
見ていただきありがとうございます。面白いとおもったらまた見てもらえると嬉しいです




