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17話

文を書くのは苦手ですが暖かい目で見てもらえるとありがたいです。

「悪いな嬢さん。お前には死んでもらおう」


大剣を担いだ大男が大剣を構える。


「さっさとかかって来てください。私も暇じゃないんです」


「ああ、そうさせてもらおう。ハアッ!」


その巨体からは想像できないような速さで距離を詰めた大男。


そのまま唐竹割りを放ち、その威力は店の床を粉砕する威力だ。


凄い威力だ。だが、


「攻撃が遅すぎますよ」


「避けられた!?」


攻撃速度がそれほどなく余裕で回避できた。


当たらなかったのが衝撃なのか目を見開く大男。


「今度はこっちの番ですね《圧拳》!」


《開闢》を使っていないから余り強化ができない。


その分威力がかなり落ちるがこの程度でも問題ないだろう。


「グワァッ!?」


俺の拳が大男の腹部に突き刺さる。


大男は吹き飛び店の壁を突き抜けて地面に倒れる。


「後一人ですね」


もう一人残っている男を睨む。


「俺は今まで負けたことのないこの王都一番武闘家。中々強いみたいだが俺には勝てないぞ」


どうやらこの男は王都一の武闘家(自称)らしい。


「では、王都一の武闘家さん。さっさと来てください」


「言われなくても! 《連拳》!」


確かに言うだけあって中々いい攻撃をする。


「《流鏡》」


「な、受け流した・・・・・・!?」


攻撃を受け流されたのは初めてのようで混乱している。


「今度はこっちから行きますよ! フッ《鏡投》!」


「グハァ!?」


こちらが肉薄した際、突きを放ってきたのでそれも受け流しそのまま《鏡投》で投げ飛ばす。


その一撃で意識を奪うことができた。


「さてと」


「ヒィ!?」


震えるザコシンに殺気を放ちながら睨む。


「お、俺を殺したらマルセル伯爵家が黙ってないぞ!!」


「まあ、それは怖いですね」


この男どこまでも小物だな。


「でも、私に手を出した時点でミズワール公爵家が激怒しますけどいいんですか?」


「は? 公爵家?」


いきなり公爵家の名前がでてきてキョトンとするザコシン。


俺は公爵家のバッジを見せる。


「こ、公爵家のバッジ!? お前は、いやあなた様は公爵家の人間!?」


驚くザコシンに対してニコッと笑いながら自己紹介をする。


「私はミズワール公爵家の長女、セリス・ミズワールと申します。これでお分かりですね、ザコシンさん」


「あ、ああ・・・・・・」


ザコシンは公爵家の長女を襲撃させた。


公爵家だけじゃなく公爵家を慕う様々な貴族達の怒りを買うことだろう。


それを理解しているのか絶望の余り気絶したザコシン。


「あら、気絶してますね。では手紙を置いておきましょう」


そこら辺にある紙に文を書き机に置いておく。


そのまま店をでる俺とレティリア嬢。


「これで、ザックさんの店に人が戻りますね!」


「やっぱり、セリス様は優しいですね」


しみじみと呟くレティリア嬢。


そういわれるとむず痒いものがあるな。


そのままの足でザックさんの店に顔を出す。


「ザックさんー、来ましたよー!」


「おう、よく来たな嬢ちゃん達」


ザックさんに全て片ずいたことを報告する。


「行動が早すぎるだろ、嬢ちゃんは凄いんだな」


ザックさんは嬉しそうに笑う。


「ありがとう。嬢ちゃんのおかげで助かった」


「いえいえ、いいんですよ。これくらい」


本当に大したことはしてないからな。


「お礼はレティの短剣を見繕ってくれればいいんです」


ザックさんはキョトンとする。


「そんなことでいのか?」


「いいんです!!」


そのままレティリア嬢の短剣を決めて購入し店をでる。


ちなみに料金はちゃんと払った。俺が。


レティリア嬢は私が払うと言うし、ザックさんは払わなくていいって言うから大変だったよ。


「短剣買えてよかったね、レティ」


「今日は色々あったけど、楽しかったですよ!」


楽しめたならよかったよ。


「では、少し早いですがここで解散にしましょう」


「そうですね。ありがとうございました!」


レティリア嬢と寮の前で解散して、俺の部屋に行く。


「エマ、これから書状を書くからマルセル伯爵に送ってくださいね」


「おかえりなさいませ。マルセル伯爵にですか?」


不思議そうに首を傾げるエマに今日あったことを説明する。


「それは許せませんね、任せてください!」


そうして書き終わった書状をマルセル伯爵に送り付けるのであった。





「いったい何故こうなってしまったのか」


儂はアルト・マルセル。マルセル伯爵家の現当主だ。


金を積まれれば悪いこともいとまない、そうして稼いできた。


人を消すのも躊躇わない。逆らう奴は皆処刑してきた。


儂の人生は上手くいっていた。


けどある日、ミズワール公爵家から書状が届いた。


内容は、ミズワール公爵家の長女が私が雇っているウルフ傭兵団に襲撃されたということ。


儂は焦った、公爵家は王家に次ぐ権力者。


その身内に手を出したんだ。


このままだと儂はタダではすまないだろう。


何とか誤魔化すため、弁明の手紙をミズワール公爵家の長女に送った。


これで大丈夫だろうと思っていたら、今度は王家から書状が届く。


内容は今まで行った不正の数々が証拠付きでバレてしまったのだ。


きっと公爵家が動いた結果だろう。


破滅の音が段々と近づいてくる。そんな気がした

見ていただきありがとうございます。面白いとおもったらまた見てもらえると嬉しいです

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