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16話

文を書くのは苦手ですが暖かい目で見てもらえるとありがたいです。

「公爵家!?」


店主は驚きのあまり腰を抜かす。


公爵家を証明するバッチを見せながら話を続ける。


「はい、あなたの鍛治の腕は王都一です。それを腐らせる訳にはいきません。この件、私に任せてください」


俺は真剣な眼差しで店主を見る。


店主は少し考え、ニヤッと笑う。


「おう、お前さんに任せる!」


「はい、任されました」


レティリア嬢の短剣は後にして店を出る。


「ザックさん(店主の名前)可哀想でしたね」


「マルセル伯爵には困ったものです」


どうしたものか・・・・・・。


そう考えていると気づく。


「レティ、私達付けられてます」


「え、本当ですか!?」


後方に数人の男達が私達を尾行しているようだった。


「着いて来てください」


「は、はい」


レティを連れて路地裏に入る。すると、


「お嬢ちゃん達、悪いけど痛い目にあって貰うぜ」


「ヒヒヒ、可愛いじゃねえか。俺らで楽しもうぜ」


「おう、いいなぁそれ!」


男達は最低な会話を続ける。


ふーん、四人か。それも中々出来るみたいだ。


確かに一般冒険者だと敵わないのは納得だ。


「早速釣れて満足ですよ、私は」


「セリス様?」


獰猛に笑い、男立ちに向かってゆっくりと歩み寄る。


「なんで笑ってるんだこの女」


「俺らが怖くて狂ったのかもな」


「ハハハハッ! 違いな──」


笑っている男の顎に掌底を放つ。


その一撃で男は意識を失う。


「何しやがる!? このアマ!!」


男達は短剣を抜き斬りかかってくる。


「《流鏡》!」


この程度の練度の短剣くらい軽く受け流せる。


そして、男達に、的確にカウンターを喰らわせる。


戦うこと数分。男達の意識を全て刈り取ることに成功する。


そして、男の一人に近づき顔を思い切り引っぱたく。


「いたっ!? いてえ!」


男に向かい問いかける。


「あなた達の雇い主は?」


「はん! 言うわけないだろ!」


そう言われるのは想定済みだ。


俺は懐からナイフを取り出す。


そのナイフを男の太ももに突き刺す。


「ガアアアッ! いてえ!」


その刺し傷を《ヒール》で治す。


「私、回復魔法も得意なんです。まだ吐く気になりませんか?」


にこやかに笑いかけながら問う。


「じゃあ、次はお腹を裂いてみますか」


「ヒィ!?」


男のお腹に向かってゆっくりとナイフを向ける。


「わかった! 話すから辞めてくれぇ!」


男が言うには男達はマルセル伯爵に雇われているウルフ傭兵団っていう組織の人間らしい。


荒事になる時はいつもウルフ傭兵団が請け負っているそうだ。


今回もザックさんのライバル店の店主ザコシンがマルセル伯爵に頼んで動いていたらしい。


聞きたいことを聞き終えたので再び男を気絶させ、ザコシンの店に向かう。


「ここがザコシンの店か・・・・・・」


「大きいですね」


ザコシンの店は大きく、品揃えも悪くなかった。けど、


「質があまり良くないですね」


ザックさんの店の品と比べると数段階見劣りしてしまう。


店員の静止を無視して、店の奥に入る。


奥に行くと少し小太りのおじさんが作業をしていた。


「なんだ、お前たちは?」


怪訝そうな顔をしながら尋ねるおじさん。


「あなたがこの店の店主ザコシンですか?」


俺の問いかけに笑いながら答える男。


「そうだ、俺がザコシンだ。お前たちはなんのようだ」


ザコシンの質問にニコニコと笑いながら答える。


「ザックさんの店を潰すのをやめてくれません?」


「それは出来ん。あの店は邪魔だからな」


やっぱり頼むだけではダメですか。


「あなたがあの店に入ったものを襲撃するように指示しているのは知っていますよ?」


「はん、何を根拠に?」


ニタニタと意地の悪い笑みを浮かべるザコシン。


「だってその襲撃者を撃退し拷問、全てを吐かせましたからね」


「なんだと!?」


俺の発言に驚くザコシン。俺みたいな女がウルフ傭兵団のメンバーに勝ったのが衝撃だったのだろう。


わなわなと震えたかと思ったら、笑いだすザコシン。


「お前は知りすぎたようだな。ここで死んで貰おうか。こい、お前たち!!」


物陰から二人の男が出てくる。


片方は大きな大剣を担いでいる大男。


もう片方は小柄で武器をもっていない。恐らく武闘家だろう。


「こいつらはウルフ傭兵団の中でも一二を争う強さ、お前達では絶対に勝てないぞ!」


「レティ、後ろに下がってください。私が守ります」


戦闘に慣れていないレティリア嬢を後方に下がらせる。


「さて、楽しませてもらいますよ!」

見ていただきありがとうございます。面白いとおもったらまた見てもらえると嬉しいです

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