17.名のなき男
ーーー空、加藤vs咲羅ーーー
「っ!2対1だと分が悪いな」
咲羅が空と加藤の攻撃を防ぎながらボソッと呟いた
"パチン"
咲羅が指を鳴らす
空たちは何かを疑い咲羅との距離をとった
「なにをした!」
空が右手をかまえながら叫んだ、すると上空から誰かがおりてきた
「流石に2対1は卑怯だと思ったからこっちも一人呼ばせてもらった」
おりてきた人は二人のよく知っている人だった
ーーー領域内ーーー
領域内では綾鬼と第一、第二の隊員とテラス団の団員が戦闘を繰り広げていた
「おらぁ−!」
両方ともに実力の差はあまりない
ただ一人を除いて、、、
「なんでゆうあさんはこいつを中にいれたんだ!」
団員たちが見ていたのは綾鬼百だった
【異能力"鬼手"】
綾鬼の手が一回り大きくなり、名前の通り鬼の手に変化した
無言でひたすら襲いかかってくる綾鬼にテラス団の団員は恐怖を覚えていた
"ドカーン"
ものすごくでかい音で爆発音が響いた、綾鬼が音のなる方を見ると大柄の男が立っていた
「おまえ、強そうだな、手合せねがう」
大柄の男は綾鬼の前に立ち言う
「言われなくてもそのつもりだ」
綾鬼の返事を聞いた途端、大柄の男は腹にパンチをいれた
しかも、ただのパンチではなく爆発を纏ったパンチ
それを受けた綾鬼は片膝をついていた
「やっぱり強いな、名前を異能力を教えろ」
「たしかに、俺だけ相手のことを知ってるのは不公平か」
綾鬼は驚いていた、思っていたより礼儀正しい
「名前はない、異能力は纏爆だ、これで俺のことがわかったなじゃあいくぞ!」
そういい殴りかかってくる
必死に鬼手で男の拳を抑えるが爆風で後ろに飛んでしまう
それに加えて離れたとしても男は足に爆風を纏い、すぐに目の前にくる
「くっ!」
二人の戦いに巻き込まれて周りの人は次々に倒れていく
右手でガードをし左手で殴りをいれる、しかし男にはほとんどダメージが入っていない
しかし綾鬼も鬼手でガードをし、なんとは動けてはいる
領域内は二人だけのステージとなっていた
ーーー領域外ーーー
各々別の相手と戦っている中、土藤と天風が背中合わせになり二人は驚いていた
「「え!?」」
土藤が少し考えた後に言った
「おい湊、ここは2対2でいかないか?」
「あっ、私も言おうと、」
「だよな!」
土藤の食い気味な返事に天風は苦笑いしていた
【異能力"土操"】
「ソイルパンチ!」
【異能力"天操"】
「落雷!」
あやめとゆうあに向かって土の拳が飛んでいきそれにむかい雷が落ち、拳は雷を纏った
「水防!」
ゆうあの周りに水の守りができるがすぐに異能力をといて避けにはいった
「あっぶな、感電するとこだった、あやめは?」
「大丈夫、雷で破壊した」
「2対2か、やってやるよ!あやめ!」
「うん!」
二人は少し笑いながら隣り合わせになりかまえた




