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神の生まれた日  作者: 初目寧人
テラス団の襲撃編
12/22

12.勝負しろ

二人が歩き学校へ向かう

「ねぇ空、あの人たちってなんなの?」

沙夜が立ち止まり空の方を見る

「あぁ…いずれ教えるよ」


空がクラスに入り先生が空のことを紹介し、空が挨拶をする

1時間目を終えた頃、一人の生徒が空の前にやってきた

「君は…茂木くん?」

空が名前を言った瞬間茂木の顔がけわしくなった

「てめぇが俺の名前を呼ぶんじゃねぇよ!」

茂木は空の肩を強く押した

「お前、なんでずっと沙夜さんと一緒にいるんだよ」

どうやら見る限り茂木は沙夜のことが好きなようだった、それなら空に強くあたるのにも納得がいく

「い、いや…それは」

言葉が詰まっている空を見て茂木は歯ぎしりをし、拳を握りしめ怒りを見せていた

「お前…体育で俺と勝負しろ!わかったな!」

茂木は勝手に勝負を決め立ち去ってしまった


4時間目、体育の時間

その日の授業はバレーだった、茂木は37人部員がいるバレー部でレギュラーに入るほどだった

「お前、この勝負で負けたら沙夜さんに近づくなよ」

ネット越しに近づいてきてくる茂木に空は少し戸惑っていた

"ピー!"

笛が鳴り試合が始まり茂木がサーブをする、そのサーブはとても速く"バン!"と音をたてて地面にあたった

(はや…)

空がそう思う間もなくすぐに次のサーブが打たれた

空のチームは反撃できずどんどん点を取られていく

19点取られたところで空はチームのメンバーに耳打ちする、それを聞いたメンバーはうなずき後ろにさがった

(ちゃんとあげられなくてもせめてつなぐ)

空の思い通り一人のメンバーがサーブをとった

「あげて!」

セッターがボールをあげ空が高く飛ぶ

空が打ったスパイクはコートの端に綺麗に入った

その後も空のチームは順調に点を取り同点になった

(くそっ!なんでこいつにこんな点取られてるんだよ)

茂木が顔をしかめる

空がサーブを打とうとボールを上に投げた時

"キーンコーンカーンコーン"

と鐘がなってこの勝負は同点のまま終わってしまった

「この勝負はなしで、また別の勝負するぞ」

茂木は空の顔をまじまじと見て去っていった

(なんだったんだ…)

空はやれやれという顔をして教室に戻った

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