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AIに恋の悩みを相談したら、翌日ヒロインが真っ赤になっていた  作者: 50


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12/13

11話 瀬戸さんが、いた!

朝。


(瀬戸さん、今日は体調良くなってるといいな……)


そんなことを考えていたら、自然と家を出る時間が早くなっていた。


(体調の確認とまた忙しそうなら手伝おう)


とはいえ、どう切り出せば良いか考えていたら、もう学校に着いていた。


ーー


教室に入ろうとした瞬間、

春日井が目線で何かを言いたげだが、よくわからない。


(いや、長年プレイした選手じゃないんだから…まったくわからん)


ただ、その先には──


いつもと変わらない姿で本を読む瀬戸さん。


(いる!!)


胸が一気に軽くなる。

けれど、マスクをしている。


(あれ、、、大丈夫なのか?!)


ーー


席に着こうと鞄をおろして瀬戸さんの方を見たら…瀬戸さんがすでにこちらを向いていた。


「おはようございます。

 昨日は心配してくれてありがとうございました」


「っ……あ、いえ。

 体調は大丈夫ですか?」


「はい、微熱程度だったので念のため休んだだけなんです。

 マスクは……少し喉に違和感があるので、悪化しないよう予防です!」


マスク越しでも、声はしっかりしているし

表情は見えないけれど、元気そうなのが伝わってきて、一安心。


(よかった……)


ーー


「もし、もし何か手伝えることあれば、遠慮なく言ってください!」


瀬戸さんは一瞬目を丸くして──


「!! ありがとうございます」


そして、少し照れたように続けた。


「まだ新入生向けのイベントがあるので、是非お願いしたいです!」


(……もちろんです!)


ーー


後日。


学校の掲示板に

《新入生歓迎会 運営スタッフ募集》

の紙が貼り出された。


(……これが瀬戸さんが言っていたイベントかぁ…)


内容は

部活動対抗によるリレーだが、賞品が一味違う。


優勝から順に

今年1年間の部活動練習場所が優先的に与えられる。


運動部にとっては

大会成績に直結するし


文化部にとっても

エアコン付きの教室という


勝てば天国、負ければ地獄となる我が校の三大行事である。


とはいえ

帰宅部だった俺は蚊帳の外だったので何をやるのか知らない…。


なんとなく春日井から聞いたことは有ったが、関係ないため覚えていない


まずは応募。


そして、後日瀬戸さんに応募したことを伝えると


え? と顔をされてしまった

「週末に説明会があります、そのあとに応募の流れだったのですが…」



なるほど…

確かに掲示板に貼られたポスターには、デカデカと説明会と書かれていた。


見落としたぁ…


瀬戸さんからは

説明会聞いてから再度回答しても大丈夫です!


とフォローされてしまった、恥ずかしい。


「応募ありがとうございます、例え回答が変わってもお気持ちだけでも嬉しいです!」



その笑顔をマスク無しで見たかったと悔やまれた。

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