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AIに恋の悩みを相談したら、翌日ヒロインが真っ赤になっていた  作者: 50


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13/13

11話 学校行事の準備

説明会当日の朝。


(説明会は放課後。 三年にも関わらず、このイベントについて何も知らない自分が恐ろしい)


教室に入ると、瀬戸さんはすでに席にいて本を読んでいる。


まだマスクは付けたまま。


「おはようございます。

 今日の説明会よろしくお願いいたします」


「はい、よろしくお願いします」


声も雰囲気、元気そうだ。

(よかった……)


ーー


席に着いた瞬間、春日井が肘でつついてくる。


「お前、説明会すっ飛ばして応募したんだって?」


「うるさい、なんで知ってんだよ!」


「そりゃ各部活動のキャプテンは運営に回るからなぁ、参加名簿は閲覧できるさ」


「そしたら、もう応募してるやつが1名いてな!」


「えぇー消しといてくれ!」


「俺はいいと思うぞ、手伝うって気持ちが伝わるし、よっぽど何かない限り手伝うんだろ?」


「まぁ、その予定。帰宅だし」


「だろ? ま、今日の説明会一緒行こうぜー!」


ーー


放課後。


多目的ホールには、ざっと50人ほどの生徒が集まっていた。

部活キャプテンだけじゃなく、春のように自主参加の生徒も多い。


前には生徒会メンバーが並び、その中に──


(……瀬戸さん?)


“副会長”の腕章を付けた瀬戸さんが立っていた。


(副会長だったの?!)


春は春日井と後方に座りながら、ただただ驚いていた。


ーー


説明が始まる。


「新入生歓迎会のメインは、部活動対抗リレーです」


優勝部は一年間の練習場所優先権を獲得。

文化部もエアコン付き教室が優先されるため、全員が本気になる。


(……3年になってようやく、このイベントの重みがわかった)


春は、自分がどれだけ学校生活を謳歌していなかったのか思い知る。


ーー


役割説明が始まる。


「コース設営」「タイム計測」「誘導」「救護」「記録」など、仕事は多い。


春は「記録係」に割り当てられた。


そして──


瀬戸さんの担当は「進行管理」。


同じテント内で作業することが決まった。


(……嬉しいけど、粗相はできない!)


緊張と喜びが同時に押し寄せてくる。


ーー


説明会が終わり、帰り際。


瀬戸さんが春のところへ歩いてきた。


「応募してくださって、本当に嬉しかったです」


「当日は頑張りましょう!!」


「粗相がないように頑張ります! お互い体調は気をつけましょう!」


瀬戸さんはマスク越しでも、笑顔になっているのがわかった。


ーー


その後、新歓までの数日は

怒涛のように準備で過ぎていった。


春は初めて“自分から動く”経験に戸惑いながらも、

どこか楽しくて仕方がなかった。


(案外こういった活動も嫌いではないかもなぁー)


新歓イベントの朝がやってきた


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