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Grave of poetry X  作者: 敬愛
33/50

「僕はそんなに」/「酔っぱらいってそんなもの」

なんか詩じゃないか……詰め込むのが結構難しいので、苦労しています。

「僕はそんなに」


僕はそんなに強くなれないよ

よれよれくたくたになって杖ついて

人が死んで逝って弔いをして

近づいてくる

自分、この僕が墓標に標されるなんて

人に優しくなんてしなくてもいいよ

君が生きているという事が奇跡なんだ

僕らの戦いが終わる時初めて幼子達の戦いも始まる

終は焔のような幕引きで


「酔っぱらいってそんなもの」


千円札を銀行で取り替えて貰えない位

粉々に引き裂いた


意味が分からないだろう?

酔っぱらいってそんなもの


父が酒を吞んで帰ってきた日は茶の間は酷く荒れ果て見る影も無かったけど


お金だけはお金だけはそっと財布の中にしまわれていた 

母が我慢できたのはおそらくそのおかげ

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