第30話:少しの距離感
週が明けた火曜日の夕暮れ。初夏の街を包み込む黄昏の光は、淡い琥珀色から紫紺のグラデーションへと、ゆっくりと移ろいゆく時間帯だった。
中堅食品メーカーでの勤務を終え、駅前のスーパーで買い出しを済ませた瀬戸文乃は、鼻歌交じりにマンション『メゾン・ド・フルール』の階段を上がっていた。
手提げ袋の中には、新鮮な牛豚の合い挽き肉と、青々とした大根、そしてすずの大好物になった甘みの強い春人参が入っている。
足取りは、羽毛のように軽やかだった。
先週の木曜日の夜――あのお迎えの修羅場と、土鍋焼きうどんの夜から数日が過ぎていた。
あの日、極限のプレッシャーの中で泣きじゃくり、文乃の差し出した熱いうどんを啜りながら、子供のように弱音を吐き出してくれた佐伯航平の姿。そして、文乃のパジャマを着て、安心しきって眠りについてくれたすずの温もり。
あの夜を経て、文乃の胸の中には、言葉にしがたいほど温かで、確かな絆の手応えが宿っていた。
――もう、遠慮し合うだけの「ただのお隣さん」じゃない。
もちろん、家族でもなければ恋人でもない。けれど、困った時には迷わず手を伸ばし、互いの命を支え合える、かけがえのないパートナーになれたのだと、文乃は信じて疑っていなかった。
「今日は、すずちゃんが大好きなハンバーグにしよう」
三〇一号室のドアを開け、部屋着に着替えてエプロンをきつく結び直す。
今夜の献立は、すずがかつて激しく拒絶していた「黒いもの」――ひじきをたっぷりと練り込んだ、特製の『ふっくら和風おろしハンバーグ』だ。
かつて第十二話で持参しようとして、あの白い封筒の衝突によって渡せなかった「ひじき入りのつくね」。あの時は鶏ひき肉の照り焼きだったが、今夜は子どもが大好きな洋食の王道、ハンバーグに仕立てる。
すずは第十五話でひじきのつくねを食べて以来、細かく刻まれたひじきを「お肉の中の黒いお星さま」と呼んで、喜んで食べるようになっていた。その小さな成功体験を、さらに確固たる自信へと変えてあげたかった。
文乃はキッチンの調理台に立ち、手際よく下ごしらえを始めた。
水で戻したたっぷりの芽ひじきは、熱湯でさっと茹でこぼして特有の磯臭さを抜き、水気を固く絞ってから、まな板の上でリズミカルに包丁を走らせる。トントントン、と軽快な音が響く。長さ数ミリにまで細かく刻まれたひじきは、ミンチ肉の粒と違和感なく溶け合うサイズだ。
玉ねぎは半分を極細の微塵切りにし、バターを落としたフライパンで弱火でじっくりと炒める。透き通るような飴色になるまで炒め上げ、粗熱を取っておく。
ボウルに取り出したのは、赤身と脂身のバランスが良い国産牛豚の合い挽き肉。
ここに、文乃ならではの隠し技を施す。
パン粉を牛乳に浸す際、ただの牛乳ではなく、昆布と厚削り鰹節で引いた濃いめの一番出汁を同量ブレンドして吸わせるのだ。さらに、しっかりと水切りした木綿豆腐を肉の二割ほど混ぜ合わせる。
豆腐が出汁を含んだ水分をしっかりと抱え込み、冷めても決して硬くならず、箸を入れた瞬間に肉汁と出汁がジュワッと溢れ出す、極上のふんわり食感を生み出してくれる。
塩、黒胡椒、少量のナツメグ、そして炒め玉ねぎと刻みひじきを投入。
指先を冷水で冷やしてから、手のひらの熱が肉に移らないよう、手早く、リズミカルに捏ねていく。
白っぽく粘りが出て、ボウルの肌から肉だねがツルリと剥がれるようになったところで、手のひらでキャッチボールをするように空気を抜き、小判型に整える。大人の手のひらサイズが二つと、すずの小さな口に合わせたミニサイズが三つ。
熱したフライパンに米油を引き、タネを滑り込ませた。
ジュワァァァッ――!
香ばしい肉の焼ける匂いが、キッチンの換気扇へと勢いよく吸い込まれていく。
強火で両面に香ばしい焼き色をつけたところで、日本酒を一回し。ぴったりと蓋をして、弱火でじっくりと蒸し焼きにする。
蒸気を浴びて、ハンバーグがぷっくりと中央から盛り上がっていく。竹串を中央に刺すと、澄み切った透明な肉汁がピュッと泉のように吹き出した。
「よし、中まで完璧に火が通った」
仕上げにかけるのは、胃腸が疲れ気味の航平と、幼児の舌に合わせた特製の和風おろしタレだ。
一番出汁をベースに、みりん、薄口醤油を一煮立ちさせ、ほんの少しの葛粉でとろみをつける。そこに、辛味の少ない青首大根のすりおろしをたっぷりと加え、火を止める直前に、すずでも食べられるよう酸味を極限までまろやかにした特製すだちポン酢をひと回し。
お肉のガツンとした旨味を、出汁の優しい甘みと大根おろしのさっぱり感が包み込み、いくらでも食べられる至高のタレ。
もうひとつの小さな鍋では、付け合わせの彩り温野菜が仕上がっていた。
星型に型抜きした春人参のグラッセと、小房に分けて出汁でさっと茹で上げたブロッコリーのおかか和え。
文乃は、洗って乾燥させてあった愛用の耐熱ガラスタッパーを取り出した。
二段重ねの大きな容器。
上段には、こんがりと焼き上がった艶やかなハンバーグを並べ、上からたっぷりの和風おろしタレをかける。微塵切りのひじきが、肉だねの中で上品な黒い粒となって散りばめられ、彩りの良い人参の星とブロッコリーの緑が脇を固める。
下段には、炊きたてのご飯と、箸休めの自家製大根菜の浅漬け。
「……できた」
時計の針は、午後七時十分を指していた。
木曜日のような緊急事態がなければ、航平がすずを保育園から連れて帰り、手洗いを終えて一息ついている頃合いだ。
タッパーの蓋をパチンと閉めると、容器の内側が一瞬で真っ白な湯気で曇った。
清潔な生成りのリネンで包み、文乃は鏡の前で髪を整えた。
胸の奥が、トクトクと心地よいリズムを刻んでいる。
先週の木曜日、泣き崩れる航平の背中に手を添えた時の、あの男の熱い体温。
そして、日曜日に三人でホットプレートを囲んで笑い合った、あの愛おしい記憶。
あの二人の笑顔を思い浮かべるだけで、仕事の疲れなど一瞬で吹き飛んでしまう。
タッパーの温もりを胸に抱きかかえ、文乃は三〇一号室のドアを開けた。
初夏の風が吹き抜ける、静かな三階の共用廊下。
歩幅にしてわずか数歩。
三〇二号室のインターホンの前に立ち、文乃は柔らかく口元を緩めながら、呼び出しボタンを押した。
ピン、ポーン――。
澄んだ電子音が鳴り響く。
いつもなら、すぐに中から「あやのちゃぁん!」と跳ねるような小さな足音が駆け寄ってきて、ガチャリとチェーンも掛けずにドアが開くはずだった。
けれど今夜は――。
数秒の、重たい沈黙があった。
奥から足音が聞こえてくる気配はある。けれど、それは子どもの弾む足音ではなく、大人の、やけに慎重で、躊躇うような、擦り足の音だった。
カチャリ。
ドアの内側で、鍵が外される金属音が響いた。
続いて、チャリン、と重たいチェーンロックがレールに掛けられる鈍い音がした。
「え……?」
文乃の眉が、微かに寄った。
ドアが、わずか十センチほど、チェーンが突っ張る限界の隙間だけ、ギィと音を立てて開いたのだ。
隙間から覗いた室内の空気は、薄暗く、明かりが極端に落とされていた。
そして――そこに姿を現したのは、スーツ姿の佐伯航平だった。
けれど、その姿を見た瞬間、文乃の喉の奥がヒュッと冷たく凍りついた。
「…………っ」
航平は、直立不動の姿勢でドアの隙間に立っていた。
ネクタイは寸分の狂いもなく結ばれ、スーツのボタンは留められている。
だが、その顔には――。
かつて日曜日の昼下がりに見せてくれた、あの柔らかな笑顔も、金曜日の夜のベランダで見せてくれた、あの無防備で優しい眼差しも、木曜日の夜に流したあの熱い涙の面影すらも、どこにも存在しなかった。
そこに張り付いていたのは、氷のように冷たく、感情の起伏をミリ単位すら感じさせない、完璧に整えられた「営業スマイル」だった。
口元だけが三日月に歪められ、けれど眼鏡の奥の切れ長な瞳は、まるで初対面のセールスマンを値踏みするかのように、硬く、冷ややかに澄み切っている。
「……こんばんは、瀬戸さん」
低く、どこまでも平坦で、礼儀正しい声。
その声の冷たさに、文乃の心臓がトクンと嫌な音を立てて跳ねた。
「あ……佐伯さん、こんばんは。お仕事、お帰りなさい」
文乃は咄嗟に違和感を打ち消そうと、努めて明るい声を作り、胸の前に抱えていたリネンの包みを持ち上げて見せた。
「あの、これ……今日の晩ごはんにと思って。すずちゃんが大好きなひじきを、刻んでたっぷり入れた和風おろしハンバーグなんです。お出汁を吸わせたお豆腐も入っているから、すごく柔らかくて、冷めても美味しくて……もしよかったら、召し上がっていただきたくて」
包みから漏れ出る、出汁と甘辛いタレの芳醇な香り。
いつもなら、航平は恐縮しながらも目を細め、両手で大切そうに受け取ってくれるはずだった。
けれど。
航平の視線は、差し出されたタッパーを一瞥すらしようとはしなかった。
チェーンが突っ張ったドアの隙間から、航平は身じろぎひとつせず、寸分の隙もない会釈をひとつ落とした。
そして――。
薄氷を踏み割るような、残酷なほど丁寧な声音で、静かに告げた。
「瀬戸さん。いつも、本当にありがとうございます」
「佐伯さん……?」
「でも……もうこれ以上、お料理をいただくわけにはいきません」
「…………っ」
その瞬間。
文乃の頭の中が、真っ白な空白に包まれた。
耳の奥で、キーンという甲高い耳鳴りが響く。
「え……?」
意味が、理解できなかった。
いただくわけにはいかない?
どうして?
先週の日曜日、あんなに笑い合って、餃子を包んで、お互いの過去を語り合って、木曜日にはあれほど深く抱きしめ合って、支え合おうと約束したはずなのに。
文乃の震える唇から、掠れた声が漏れ出た。
「ど、どうして……ですか? 何か、私……失礼なことをしてしまいましたか? 味付けが、お口に合わなかったとか……」
「いいえ。滅相もありません」
航平は機械のように滑らかに、感情を削ぎ落とした敬語を返してきた。
「瀬戸さんのお料理は、いつも完璧で、過分なほど美味しかったです。失礼なことなど、何ひとつありませんでした」
「じゃあ、どうして……!」
「先日の件です」
航平の瞳が、文乃の視線を冷酷なまでに真っ直ぐに射抜いた。
「木曜日の夜の件は……完全に、僕の甘えでした」
「甘えだなんて……! あんなの、緊急事態だったじゃないですか! 会社のシステムが壊れて、すずちゃんのお迎えが間に合わなくて……誰だって助けを求めるのは当然です!」
「当然ではありません」
航平の声が、ピシャリと文乃の反論を遮った。
その声音には、他人の立ち入りをミリ単位たりとも許さない、鉄壁の拒絶が込められていた。
「他人の独身女性に、自分の娘の保育園の緊急引き取りを押し付け、夕飯を食べさせ、寝かしつけさせ、深夜まで部屋に居座らせるなど……人として、完全に一線を越えていました。僕が父親として、大人の男として、背負うべき責任を、瀬戸さんの善意に丸投げしただけです。……これ以上、瀬戸さんのご好意に甘え続けることは、人として間違っています」
「っ…………!!」
言葉のナイフが、容赦なく文乃の胸の奥底を抉り抜く。
善意に丸投げ。
人として間違っている。
あんなに温かかった夜の記憶を、あんなに熱く涙を流し合った時間を、この男は今、己の冷徹な倫理観のメスで、醜悪な過ちとして切り刻んでみせているのだ。
「佐伯さん……そんな言い方、しないでください」
文乃の瞳に、みるみるうちに涙の膜が張っていく。
「私、嫌々引き受けたんじゃないんです! すずちゃんが心配で、佐伯さんの力になりたくて、私自身がそうしたくて走ったんです! 等価交換だって約束したじゃないですか! 佐伯さんは私の部屋を助けてくれて、私はご飯を作って……それでいいじゃないですか!」
「等価ではありません」
航平の口元に浮かんだ営業スマイルが、微かに引き結ばれた。
けれど、その双眸の奥に宿る冷たい決意は、微塵も揺らがなかった。
「電球の交換や換気扇の掃除程度で、瀬戸さんの貴重な人生の時間を相殺できるはずがありません。……瀬戸さんには、瀬戸さんの大切な生活があり、未来があります。僕たちのような他人が、これ以上そこに踏み込み、あなたの時間や若さを縛り付けるような真似は……僕のプライドが、絶対に許しません」
航平は淡々と、逃げ場をすべて塞ぐように言葉を重ねた。
「今後の保育園の送迎については、シルバー人材センターと民間の夜間送迎サービスと、月極の法人契約を結びました。どんなトラブルが起きようと、専門のスタッフが対応する手配を整えましたので、瀬戸さんのお手を煩わせることは二度とありません」
「佐伯さん……」
「食事についても、僕が自分で作ります。すずの偏食も、瀬戸さんのおかげで大半が改善しました。ここから先は、父親である僕の仕事です。……ですから、もう二度と、お料理をお持ちいただく必要はありません」
丁寧で、礼儀正しく、どこまでも正論。
反論の余地など欠片も残さない、完璧な絶縁の宣告。
文乃の足元から、体温が急速に奪われていくようだった。
先週の火曜日に突きつけられた五万円の封筒の時よりも、ずっと冷たく、ずっと深い溝が、二人の間に穿たれていた。
あの時は、航平の不器用な焦りと葛藤が見えていた。
けれど今夜の航平は、感情そのものを完全に鉄の金庫に閉じ込め、冷酷な他人としての仮面を被り直している。
触れることすら拒絶する、絶対の零度。
「あやの……ちゃん……?」
その時だった。
三〇二号室の暗いリビングの奥から、トタトタという小さな足音とともに、か細い声が聞こえてきた。
すずだった。
トトロのぬいぐるみを小脇に抱えたすずが、チェーンで閉ざされたドアの隙間から、ひょっこりと顔を出そうとしたのだ。
その瞳には、大好きなあやのちゃんの匂いを嗅ぎつけて駆け寄ってきた、無邪気な喜びが浮かんでいた。
「あやのちゃん! ハンバーグのにおい――」
すずが文乃の姿を捉え、笑顔を咲かせかけた、まさにその刹那。
――スッ……。
航平の大きな右手が、素早く、迷いなく伸ばされた。
航平はすずの小さな肩を、文乃の視界から遮るようにして、静かに、けれど強い力で背後へと制止したのだ。
「すず。部屋に戻っていなさい」
低く、威厳を込めた父親の声。
「え……? でも、あやのちゃんが……」
「戻りなさい」
航平の手によって、すずの身体は無慈悲に部屋の奥へと押し戻された。
すずの困惑した、今にも泣き出しそうな瞳が、一瞬だけドアの隙間から文乃と交錯したが、すぐに暗闇の中へと消え去ってしまった。
「…………っ」
文乃の胸の奥で、何かが決定的に砕け散る音がした。
すずちゃんにすら、会わせてくれない。
あの子の無邪気な笑顔すら、文乃から切り離そうとしている。
航平は再び文乃へと向き直り、ドアの隙間から、最後の一撃を静かに落とした。
「……お気持ちだけ、本当にありがとうございました」
寸分の狂いもない、深々とした一礼。
そして――。
バタン。
静かに。
けれど、耳を塞ぎたくなるほど重たく、冷ややかに。
三〇二号室の鉄の扉が、完全に閉じられた。
ガチャリ。
内側から、鍵が二重に回される金属音。
続いて、チェーンロックがしっかりと掛けられる音。
外の世界との、完全な断絶。
初夏の夜風が吹き抜ける共用廊下には、再び、誰もいない静寂だけが残されていた。
「…………」
文乃は、閉ざされた鉄のドアの前に、立ち尽くしていた。
両腕の中には、まだ出来立ての、熱々のひじき入りハンバーグのタッパー。
リネンの布地越しに、火傷しそうなほどの熱が、文乃の胸板へと押し付けられている。
一番出汁と大根おろしの、優しい香りが漂っている。
すずちゃんのために型抜きした、あの星の人参も。
航平のために柔らかく蒸し焼きにした、あのジューシーなお肉も。
すべて、ここに残されたまま。
誰の口にも運ばれることなく。
誰の胃袋をも温めることなく。
ただ、冷たい共用廊下の空気の中で、虚しく、孤独に、熱を奪われていく。
「…………っ、あ……」
文乃の唇から、掠れた吐息が漏れた。
足元から、ぞわぞわと冷たい悪寒が駆け上がってくる。
胸の奥が、ぎゅっと握り潰されたように痛かった。
届かなかった。
あんなに心を込めて作ったのに。
あんなに笑顔を思い浮かべて火の前に立っていたのに。
あの「ごちそうさま」の言葉は、もう二度と、聞くことができない。
あの木曜日の夜に流した航平の涙は、一体何だったのか。
日曜日に三人でホットプレートを囲み、顔を見合わせて笑い合ったあの温もりは、すべて幻だったのか。
迷惑だったのだ。
自分の善意は、あの人にとっては、ただの「重たい施し」であり、自分の尊厳を脅かす「危険な侵略」でしかなかったのだ。
「……うそつき」
ポタ、ポタと。
我慢していた涙が、堰を切ったように両目から零れ落ち、リネンの包みを濡らしていく。
「大馬鹿者……っ」
文乃は震える手でタッパーを強く抱きしめ、背を向けた。
三〇一号室のドアを開け、中へと滑り込む。
カチャリと鍵を閉め、玄関のたたきに崩れ落ちるように座り込んだ。
静まり返ったワンルーム。
一人分の、広すぎる部屋。
腕の中に抱えたタッパーの温もりだけが、今の文乃の冷え切った身体に、耐え難いほどの熱い痛みを刻み続けていた。
壁一枚。
十数センチのコンクリートの向こう側。
昨日まで確かに通い合っていたはずの心の温度は、再び冷酷な氷の壁によって、完全に閉ざされてしまっていた。




