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やめたい騎士団長は、なぜか昇進し続ける  作者: サザルト
第2章 総騎士団副長編

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第2章1話 予定を聞いただけなのに

人物紹介一覧 後書き

 ――帝国暦三二一年・冬初め ヴェリア帝国東ロンバルディア帝国騎士団領 総騎士団副長府庁舎・第一執務室――


 式典は、無事に終わった。


 総長交代。


 総騎士団副長任命。


 総騎士団副長府設置。


 第一執務室、第二執務室、第三執務室。


 各分室と、統括管理部の移転確認。


 首席書記官、次席書記官、軍務補佐官、各執務室付き書記官への辞令交付。


 それらは、昨日までに一通り済んでいた。

 つまり、もう準備中ではない。


 総騎士団副長府は、今日から本当に動き始める。これはレオンにとっては、かなり悪い知らせだった。


 冬の朝だった。


 窓の外の空気は、少し白い。


 副長府庁舎の廊下にも、冷えた石の匂いがある。


 新しい机。

 新しい書類棚。


 新しい役職名。

 新しい呼び方。


 そして。

 新しい仕事量。


 レオンは第一執務室の椅子に座り、机の上を見た。


 書類がある。

 かなりの量がある。


 昨日もあった。

 今日もある、いやなくらい。


 おそらく、明日もある。


「……減らないな」


 低く呟く。

 その声に、イリスが顔を上げた。


 第一執務室の机。首席書記官として、すでに書類を分類している。


「減らすために処理します」


「処理している」


「では、続けましょう」


「厳しいな」


「首席書記官ですので」


 イリスは微笑んだ。

 その笑顔は上品だった。


 ただし、容赦はなかった。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


 レオンは、机の上の資料を一枚置いた。


「イリス」


「はい、副長」


「今日の予定は」


「はい」


 イリスは、待っていましたと言わんばかりに一冊の予定帳を開いた。その動きが滑らかすぎて、レオンは少し嫌な予感を覚えた。


「まず、今日の予定の前に、副長の通常業務予定についてご報告します」


「……副長の?」


「はい」


「副長府全体ではなく、俺の通常予定か?」


「はい」


「嫌な予感しかしない」


「必要です」


 即答だった。


 レオンは黙った。


 イリスは淡々と読み上げる。


「基本日程です」


「八時から十二時まで、第一執務室」


「十二時十五分から十六時十五分まで、第二執務室」


「十六時三十分から二十時三十分まで、第三執務室」


 レオンは止まった。


「待て!」


「はい」


「最後が聞き間違いでなければ、二十時三十分と言ったか」


「はい」


「夜だな」


「はい」


「それが副長の通常業務予定時間か?」


「はい」


 レオンは予定帳を見る。


 見ても変わらない。


 八時から二十時三十分。


 第一執務室、四時間。

 第二執務室、四時間。

 第三執務室、四時間。


 間に休憩らしき十五分が二つ。


 ほぼ一日だった。


「……おかしい」


「どの部分でしょうか」


「全部だ!!」


 イリスは少し首を傾げる。


「副長府発足直後ですので、当面は忙しくとも仕方ありません」


「仕方なくない」


「さらに本日は初日ですので、二十時四十五分から二十二時まで、統括管理部確認が入っています」


 レオンの声が、さらに低くなった。


「二十時四十五分から二十二時」


「はい」


「二十時三十分で終わるのではないのか」


「通常業務予定は二十時三十分までです」


「では、それ以降は何だ!」


「初日の確認です」


「初日なら早く帰らせろ!」


「初日なので確認が必要です」


「逆だろう」


「必要です」


 押し切られた、かなり強引に。


 近くで資料を整理していたメリーが、静かに口を開いた。


「統括管理部は、総庁所属のまま副長府庁舎へ移転しています」


「副長府との連携確認、各騎士団の基準統一、報告様式の整理が必要です」


「本日は初回確認ですので、外せません」


 レオンは目を閉じた。


 聞いたら増えた。


 聞かなければよかった。


「……イリス」


「はい」


「今日の予定を聞いただけだ」


「ですから、まず副長の通常業務予定を報告しました」


「通常ではない」


「慣れてください」


「慣れたくない」


「職務です」


 イリスは予定帳をめくる。


「では、本日の予定です」


「まだあるのか」


「はい」


「通常業務予定だけで十分多かった」


「本日の予定は、その時間内に配置されています」


「配置するな」


「配置済みです」


 レオンは天井を見た。


 冬の朝から、すでに帰りたかった。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


「まず午前中は、第一執務室で文書確認、文書分類基準確認、来客対応です」


「来客?」


「第四騎士団関係者です」


「なぜ来る?」


「副長府発足祝いと、ヴァイス騎士団運用への確認です」


「祝いなら書面でいい」


「確認もあります」


「なら祝いはいらない」


「そういうわけにはいきません」


 イリスは次へ進む。


「十二時から十二時十五分まで、休憩および軽食」


「短い」


「休憩ですので」


「短すぎる」


「十五分あります」


「十五分しかない!」


「次の第二執務室への移動も兼ねています」


「それは休憩ではない」


「兼用です」


「兼用するな!」


 レオンは予定帳を睨む。


「食堂はどこだった」


「一階です」


「ここから近いのか」


「片道五分ほどです」


「往復で十分か」


「はい」


「休憩は十五分だな」


「はい」


「食事時間は」


「五分以内でお願いします」


 レオンは黙った。


「……五分」


「はい」


「食事を五分で終えろと」


「本日は発足初日ですので」


「発足初日は俺の食事時間も削るのか」


「軽食ですので」


「食事ではなくなっている」


「軽食です」


 レオンは予定帳から顔を上げた。


「しかし、イリスも毎日二十時三十分までいるのか。ご苦労だな」


「いいえ」


 イリスは、さらりと答えた。


「私は基本、十七時で上がります」


 レオンは黙った。


 かなり。


「……十七時」


「はい」


「二十時三十分までではないのか?」


「私は第一執務室担当ですので」


「第三執務室は?」


「第三執務室については、午後出勤のシエラさんが基本担当します」


「シエラも朝から二十時三十分までではないのか?」


「違います。シエラさんは午後からの勤務です」


「……そうか」


 レオンは、予定帳をもう一度見た。


 八時から二十時三十分。


 そこに書かれているのは、副長府職員全員の勤務時間ではない。


 自分の勤務時間だった。


 かなり長い時間だった。


「つまり」


 レオンは低く言う。


「職員は交代制で、俺だけ通しなのか」


「正確には、副長が各室を順番に確認する形です」


「言い直しても同じだ!」


「ですが、副長府全体としては、かなり改善されています」


 イリスは予定帳の別紙をめくった。


「第一執務室、第二執務室、第三執務室に仕事を分けたことで、職員一人あたりの比重は下がりました」


「担当範囲も明確になり、休憩時間も以前より取りやすくなっています」


「休暇も増えています」


「職員からは、かなり仕事がしやすくなったという声が上がっています」


「皆さん、喜んでおります」


「皆は」


「はい」


「皆は、だな」


「はい」


 イリスは爽やかに頷いた。


 レオンは黙った。


 リリアがそっとお茶を置く。


「お兄様……」


 そこで、リリアは少し慌てて言い直した。


「副長」


「ここではお兄様でいい」


「はい、お兄様」


 リリアは少し安心した顔になる。


 その横で、イリスが微笑んでいた。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


「十二時十五分から十六時十五分までは、第二執務室です」


 イリスは続ける。


「大隊編成案、各大隊の連絡系統、軍務関係の初回確認を行います」


「重いな」


「はい」


「しかも、エリシアは職務停止中だ」


「はい」


「本来エリシアが見るはずだった軍務書類を、俺が見るのか」


「そうなります」


 レオンはしばらく黙った。


 第二執務室。


 大隊編成。


 軍務補佐官席。


 職務停止中のエリシア。


 そこにある仕事は、かなり重い。


「四時間で終わるのか」


 レオンが聞いた。


 イリスは予定帳を見る。

 少しだけ、間があった。


「現時点では、四時間の予定です」


「現時点では」


「はい」


「つまり、終わらない可能性がある」


「エリシアさんが職務停止中ですので、通常より処理に時間がかかる可能性はあります」


「悪化している」


「一時的なものです」


「その一時的な悪化が今日来るのか」


「はい」


 レオンは深く息を吐いた。


「……分かっている」


 低く言った。


「やる」


 イリスは静かに頷いた。


「お願いします」


「ただし、帰りたいとは思っている」


「思うだけにしてください」


「厳しいな」


「首席書記官ですので」


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


「十六時三十分から二十時三十分までは、第三執務室です」


 イリスは続ける。


「工部、輜重補給、資源、情報との連絡調整を確認します」


「詳しく聞くと増えそうだから、今は聞かない」


「賢明です」


「賢明と言うな」


「では、必要な判断です」


「それも嫌だ」


 メリーが淡々と補足する。


「副長府は南方情勢への対応を前提とした組織です」


「今後、補給、工兵、情報、資源配分の確認は増えます」


「増えるな」


「増えます」


 また即答だった。


 レオンはお茶を飲んだ。

 少し冷めていた。


 冬だった。

 窓の外も寒い。


 予定表の中も寒い。


「夕食はいつ取る」


 レオンが聞いた。


 イリスは予定帳をめくった。


「二十時三十分から二十時四十五分です」


「十五分」


「はい」


「それは夕食か」


「夕食です」


「食事時間は」


「できれば十分以内でお願いします」


「夕食を十分以内で終えろと」


「本日は初日ですので」


「初日は俺の夕食時間も削るのか」


「軽めにしていただければ」


「夕食が軽食になっている」


「予定上は対応可能です」


「人間としては対応したくない」


「職務です」


 レオンは黙った。


 職務という言葉は、食事すら軽くするらしい。


 かなり危険だった。


「その後は?」


 レオンは、嫌な予感を覚えながら聞いた。


「二十時四十五分から二十二時まで、統括管理部確認です」


「二十二時」


「はい」


「完全に夜だな」


「はい」


「その時間に仕事をするのか」


「本日は初日ですので」


「さっきも聞いた」


「大事なことですので」


「大事にするな」


 イリスは涼しい顔で予定帳を閉じかけた。


 まだ閉じなかった。


 かなり不穏だった。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


「……休みは?」


 レオンが低く聞いた。


 イリスは予定帳を見る。


 丁寧に。


 かなり丁寧に。


「しっかり二日ほど取っております」


 レオンが顔を上げた。


「本当か?」


「はい」


「週に二日か」


「いえ」


 イリスは、さらりと答えた。


「月に二日ほどです」


 沈黙。


 今回は、かなり長い沈黙だった。


「……月に」


「はい」


「二日」


「はい」


「それは、休みか?」


「休暇日です」


「月に二日が?」


「はい」


 レオンは、しばらくイリスを見ていた。


「君は休暇を取れているのか?」


「私は完全週休二日を取らせていただいております」


「……何?」


「首席書記官が倒れると第一執務室が止まりますので、働き過ぎは体に悪いですし」


 イリスは当然のように答えた。


「私が休む日は、他の書記官が代行します」


「では、他の職員は」


「基本的には、皆さん週休二日制です」


「皆」


「はい」


「皆は休む」


「はい」


「俺は月に二日」


「はい」


「おかしい」


「副長府全体としては、大幅に改善されています」


「俺だけ悪化している」


「全体の大幅な改善のためには、一部の不満や不平が出ることもあります。それは仕方ないことかもしれません」


「一部!」


「はい」


「その一部とは」


「副長です」


 イリスは微笑みながら答えた。


 少し楽しそうだった。


「俺だな」


「はい」


「言い切ったな」


「職員の皆さんには好評です」


「俺には不評だ」


「承知しております」


「承知しているなら」


「今後、調整します」


「減るのか」


「調整します」


「減らないんだな」


「調整します」


 レオンは額に手を当てた。


 上々。


 職員たちは上々。


 副長府は大幅改善。


 ただし、自分だけが、かなり下々だった。


 その時、リリアがはっとしたように顔を上げた。


「お兄様……」


「何だ」


「お兄様は、皆さんのためにご自分だけ大変な予定を引き受けていらっしゃるんですね」


「違う!」


「素晴らしいです」


「違う!」


「副長府全体のために、誰よりも働かれるなんて……」


「違うと言っている」


「やっぱり、お兄様は立派です」


「リリア、違う」


 リリアは胸の前で手を重ね、目を輝かせていた。


 完全に褒めている。

 完全に誤解している。


 そして、その誤解を訂正するには、少し疲れすぎていた。


 イリスはにこやかに微笑んでいる。


 メリーは静かに資料を整えている。


 誰も助けない。


「……好きにしろ」


「はい、お兄様」


 リリアは嬉しそうに頷いた。


 レオンは、今日一番深いため息を吐いた。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


「副長」


 イリスが続けた。


「庁舎内には仮眠室もあります」


「なぜ仮眠室がある」


「副長府は長時間勤務が想定されますので」


「想定するな」


「必要です」


「帰ればいいだろう」


「帰れない日もあります」


「帰る」


「予定によります」


「予定を燃やすか」


「却下します」


 イリスは涼しい顔だった。


「仮眠室は清潔に整えています。短時間の休息には十分です」


「短時間の休息を前提にするな」


「倒れられるよりは良いです」


「倒れる前提でものを言うな」


「倒れないように言っています」


 レオンは深く息を吐いた。


 リリアは心配そうに見ている。


 メリーは、すでに仮眠室の運用表らしきものを持っていた。用意が良すぎる。


 かなり嫌な用意だった。


「それから、副長室もあります」


 イリスが言う。


「それは知っている」


「副長室では、短い面談や一時休憩も可能です」


「休憩できるのか」


「可能です」


 レオンは少しだけ目を細めた。


「行っている暇があるのか」


 イリスは予定帳を見る。


 丁寧に。


 かなり丁寧に。


「……調整します」


「ないんだな」


「調整します」


「副長室とは何だ」


「副長の執務室です」


「使えないなら飾りだ」


「使います」


「いつ」


「調整します」


 レオンは机に肘をつき、額を押さえた。


「仮眠室はある」


「はい」


「副長室もある」


「はい」


「休憩は十五分が二回」


「はい」


「昼食は五分以内」


「はい」


「夕食は十分以内」


「はい」


「二十二時まで統括管理部確認」


「はい」


「休日は月に二日」


「はい」


「おかしい」


「副長府発足直後ですので」


「その言葉で何でも通すな」


 イリスは微笑む。


「通します」


「通すな」


 リリアが小さく笑いそうになり、慌てて口元を押さえた。


 メリーは静かに資料を整えている。


 第一執務室は、朝から平常運転だった。


 ただし、レオンにとっては平常ではなかった。


 ■総騎士団副長府庁舎・第一執務室


 レオンは改めて予定帳を見た。


 八時から十二時。


 第一執務室。


 十二時から十二時十五分。


 休憩と軽食。


 食事は五分以内。


 十二時十五分から十六時十五分。


 第二執務室。


 ただし、エリシアが職務停止中のため、四時間で済まない可能性あり。


 十六時十五分から十六時三十分。


 休憩。


 十六時三十分から二十時三十分。


 第三執務室。


 二十時三十分から二十時四十五分。


 夕食。


 食事は十分以内。


 二十時四十五分から二十二時。


 統括管理部確認。


 月に二日。


 休暇。


 仮眠室あり。


 副長室あり。


 ただし、使う暇は調整中。


 職員は仕事の比重が下がり、休憩も取りやすくなり、休暇も増えた。


 基本は週休二日制。


 評判は上々。

 皆、喜んでいる。


 ただし、副長の負担は増えた。


 それが、本日の予定だった。


 通常。


 おかしい。

 どう考えても。


「イリス」


「はい、副長」


「これは通常ではない」


「副長の通常業務予定です」


「副長府を閉じるか」


「却下します」


「早いな」


「首席書記官ですので」


 レオンは深く息を吐いた。


 その横で、リリアが小さく笑う。


 メリーは資料を整えている。


 イリスは、ようやく予定帳を閉じた。


「では、副長」


「本日の業務を開始しましょう」


 レオンは、少しだけ目を閉じた。


 やめたい。

 帰りたい。


 休みたい。

 食事を普通に取りたい。


 その四つが頭に浮かぶ。


 だが、机の上には書類がある。


 予定は組まれている。

 人も集まっている。


 仮眠室まで用意されている。

 副長室もある。


 統括管理部確認は、二十二時まで入っている。逃げ場はない。


 あるのは、仕事をする場所だけだった。


「……始める」


 低い声だった。


 イリスが満足そうに頷く。


「はい」


 冬初め。


 総騎士団副長府の通常業務は、始まった。


 ただし、その通常は、レオンにとって。


 まったく通常ではなかった。

人物紹介一覧


★レオンハルト・ヴァイス

総騎士団副長。辞めたい、帰りたい、休みたいと思いながらも、仕事だけはなぜか増え続ける主人公。


★イリス/イリスティア

皇女であり、総騎士団副長府首席書記官。上品な笑顔でレオンの予定を詰めてくる、第一執務室の中心人物。


★リリア・ヴァイス

レオンの妹。兄を心から尊敬しており、だいたい兄の苦労を美談として受け取ってしまう。


★メリエラ・エイゼン/メリー

通称メリー。前総長ヴァルドの孫で、統括管理部側から副長府に関わる少女。制度や管理に強い。


★エリシア・グランフェルト

元第七騎士団副官。現在は処分により職務停止中だが、第二執務室付軍務補佐官として再起を目指している。


★クリス・ラングレー

元第七騎士団第六中隊長。レオンの友人でツッコミ役。現在はヴァイス騎士団第四大隊長。


★シエラ

第三執務室所属の書記官・記録担当。淡々と記録し、淡々と逃げ道を塞ぐため、レオンもクリスも少し苦手。


★フィアナ・ルクス

第一執務室の次席書記官。優秀だが、リリアやメリーなど可愛いものへの「補給」欲が強い。


★ココ=カラナ

第一執務室に関わる元第十二騎士団系の事務職。リリアへの保護欲が強く、世話を焼きたがる。


★ニル=ウェイン

第二執務室付き書記官。第二騎士団のミナの弟で、皆から弟のように扱われる。声が大きい。


★カイル・レヴェルト

ヴァイス騎士団第六大隊長。真面目で能力はあるが、叱られると感謝してしまう少し厄介な人物。


★ジェイド

ヴァイス騎士団第一大隊長。落ち着いた実務型の騎士で、第一大隊の初期運用を担う。


★ヴァルト

ヴァイス騎士団第五大隊長。現場をまとめる力があり、割り当てられた中隊の運用を担当する。


★グラナート・グランフェルト

新総長。エリシアの父。厳格な実力主義者で、娘の処分も総長として裁いた。


★ヴァルド・エイゼン

前総長。老獪な策士で、レオンの能力と性格をよく見抜いている。


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