↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

69/107

069 聖獣と従魔契約 2



『ここで良いだろう。周りの誰の気配もないし、ちょうどいい』


馬車を止めた場所は王国から離れた草原。

空の色もすっかり茜色に染まってる。


『では、『契約の式』を始めるぞ』

「う、うん・・・。どうすればいいの?」

『我の言う通りにすれば良い。すぐに終わる』


ムゼンさんは大きなキツネの姿に変わった。

9本の尻尾を持った真っ白い大きなキツネに。

夕焼けの赤い色で、尻尾が燃えてるように見えた。


『我は聖獣キュウビ。今ここで、人の子、リタ・アンジェーロに従う事を誓う』


マイムが見守る中、私とムゼンさんの間に、魔法陣が浮かび上がった。

これが、従魔契約用の魔法陣らしい。


『この魔法陣越しに、我と触れるのだ』


ムゼンさんが魔法陣に手を触れる。

私はムゼンさんの手を重ねるように魔法陣に恐る恐る触った。


ぱぁあああ!



魔法陣が強く光り、私とムゼンさんの手の中に溶け込むように消えていった。



「・・・・・・これ、で終わり?」

『そうだ。これで我はお前の従魔となった。嬉しいだろう?』


思ったよりあっさり終わった。

でもこれが本来の『契約の式』のやり方らしい。

今は殆ど、さっきの魔法陣をモンスターや獣の体のどこかに自分の血で描いて従魔にするという、強引な『契約の式』しかないみたい。

ムゼンさんみたいに意思疎通ができるモンスターや獣は少ないから、無理ないといえば無理ないかも・・。


『正しい儀式を得て契約を交わした我らの繋がりは、強引なやり方で契約した奴らより深いぞ。もしリタがどこかに攫われても、従魔となった我ならすぐに居場所が分かる』

「へぇ・・・・」


攫われてもって、もう盗賊団に攫われるのはごめんだよ。


「凄いなリタ。聖獣と従魔契約を本当にしてしまうとは」

「いやもう流されるままに流されたというか・・・」

『心強いだろう?』


心強いと言うより、これからどうなるのか心配です。

聖獣を従魔にしたなんて、噂が広まったらきっと大変な騒ぎになる。

村に戻ったら、村の人達にはしっかりその事を説明しなくちゃ。

・・・・村の人達も、驚くだろうなぁ・・。




私の予感は案の定的中して、転移の魔法石で村に戻った時、村は大騒ぎになりました。



リタがプレゼントした腕輪はムゼンがこっそり魔法をかけて伸縮自在にしちゃいました。

なので大きくなっても千切れる事はありません(都合がよすぎてすいません)


閲覧ありがとうございます!

もし少しでも面白い、もっと読みたいと思われましたら評価やブクマしていただけると大変ありがたいです(*´▽`*)

頑張ろうって力が湧いてきます!

よければ↓に☆がありますのでこれをタップして評価お願いします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。