↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/107

039 『星の洞窟』



「おっねえちゃーん!!!」


どすっ!


「ぐほっ!?」


腹に突然の衝撃で私は目を覚ました。

見ればレイニーちゃんが私のお腹の上に・・。

レイニーちゃん・・脂肪たっぷりのお腹とはいえ、口から出てはいけないモノがでそうになったよ・・・おろろ・・。


「お姉ちゃんおはよーっ朝だよー」

「うん・・おはようレイニーちゃん」




何か、至れり尽くせりだ。

メイドさんがさっさと私の髪をとかしてちゃちゃっと三つ編みにしてくれた。

流石に着替えは自分一人でやったけど。


朝ごはんまで運んできてくれた!

小さなサラダと、パンとスープ。

美味しそうなスープの匂いに朝から盛大にお腹が鳴った。


ぐう~~~~と勢いよく鳴って、メイドさんに笑われたのは流石に女として恥ずかしかった。

昨夜あんなに食べたのに私のお腹め!

ああそれなのに、それなのに!


「おいしいいいい~~~~~」


豆のスープは絶品だった。

お豆特有の甘さがスープ全体に広がってて、パンとよく合った。


「そのスープ、お兄ちゃんが作ったんだよ」

「マイムが?どうりで凄く美味しい訳だっ」

「珍しくお兄ちゃん自ら料理してて驚いちゃった」


レイニーちゃんも一緒に朝ごはんを食べてる。

いやー流石はマイム、スープもこんなに美味しく作っちゃうなんて。


「お姉ちゃん」

「何、レイニーちゃん?」

「お兄ちゃんの事、呼び捨てに呼んだね。お兄ちゃんも「リタ、豆嫌いじゃないといいんだが」って呼び捨てにしてたよ」

「あ、それね、お互い堅苦しい呼び方は止めようって決めただけだよ」

「ふーん」


何でかレイニーちゃんはニマニマ笑ってる。

べ、別に深い意味はないんだよレイニーちゃん?


「ところでマイムは?」

「お兄ちゃんはねー『レクイエムの泉』が元に戻ったから『星の洞窟』に行く準備してるよ」

「星の洞窟?」




朝ご飯を食べた後、レイニーちゃんに手を引っ張られて向かった先は『レクイエムの泉』。

朝日の下の泉は光が反射して、これまた綺麗だった。

そこにはマイムや村長(むらおさ)さん達がいた。


「リタ!おはよう」

「おはようマイム。村長(むらおさ)さん達もお早うございます」

「昨夜はよく眠れたかね?」

「はい、もうぐっすり」


昨夜あれだけ飲んでたのに、村長(むらおさ)さんもクリスタルさんもリザーさんも平然としてる。

マイムもだけど、スライム族はお酒に強いんだろうか?


「あのねお姉ちゃん、さっき言った『星の洞窟』は泉の底にあるんだよ」

「泉の、底?」


私は泉の中を見た。

相変わらず、綺麗な花が咲いているけれど、この底に洞窟があるの?


「『星の洞窟』って?」

「アタシ達スライム族にとって、『祈りの場』と同じくらい神聖で大切な場所よ」

「泉が汚染された影響が洞窟にまで響いてないか、マイムに調査しに行ってもらうんです」


クリスタルさんとリザーさんがそう説明してくれた。

『星の洞窟』かぁ。

何か名前からして神秘的な場所のようだなぁ。


「それではマイム。頼んだぞ」

「一応マスクは忘れちゃ駄目よ」

「ああ・・・・」


この泉の底ってどうなってるんだろ?

もしかしたら見た事ないものでいっぱいかも。

ロマンを感じちゃうな。


「・・・・・・・・・・・リタも一緒に来るか?」

「え?」


閲覧ありがとうございます!

もし少しでも面白い、もっと読みたいと思われましたら評価やブクマしていただけると大変ありがたいです(*´▽`*)

頑張ろうって力が湧いてきます!

よければ↓に☆がありますのでこれをタップして評価お願いします


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。