025 マスクを着けて泉へGO
「うちの子を救っていただいて・・!何と感謝すればいいのか・・!!」
「貴方は子供の命の恩人です!」
「ありがとうおねーちゃん!」
ヒーリングシャボンの効果は絶大だった。
瞬く間に子供達の病気は治って、皆が元気になった。
子供達のお父さんお母さんが代わる代わる私の手を握ってお礼を言った。
完全に元気になった子達も今は外を走り回ってる。
ヒーリングシャボン、凄い回復効果だぁ・・。
まさか回復の力を持ったシャボン玉までできるなんて。
「きゃははははっ!」
「走れる!元気になったー!」
はしゃぐ子供達を見て、私は自分の力が役に立った事が嬉しくなった。
良かった・・。
「父さん、リタさんの力は本物だ。彼女なら泉を元の美しい泉に戻せるかもしれない」
「うぅむ・・。よし、私も信じてみよう。上級回復魔法並の力をこの目で見たからな。もしかしたら・・・」
「お姉ちゃんなら絶対できるよっ」
「うむ」
村長さんから直接、泉の為に力を貸してほしいと改めて頼まれた。
元よりそのために来たんだから、断わる理由はなかった。
ヒーリングシャボンのお陰で、私も自信ついたし!
「このマスクを着けてくれ。泉の傍は匂いも酷いからな」
「ありがとう」
渡されたマスクを着用して、私はマイムさん達について行った。
レイニーちゃんはお留守番。
マスクを着けていても、今の泉に近づくのは子供のレイニーちゃんには危険らしい。
行くのは私とマイムさん、村長さんとクリスタルさんだ。
「マイム・・本当にあの子信用していいの・・?」
「クリスタルも見ただろうあの力を・・他に方法があるのか?」
「それは・・・・」
「それに俺は・・彼女なら何とかできると思うんだ」
「マイム・・・・・?」
そんな会話をしていたとは気づかず、私は周りの風景を見ながら歩いていた。
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