013 盗賊団のアジトに連れてこられました
背景、院長先生にアンジェリカ。
お元気にしてますか?
といってもまだ別れてから2日しか経ってませんね。
私は今・・・・・盗賊団に捕まって彼らのアジトに連れて行かれてる真っ最中です!!!!
NOOOOOOOOOOO!!!!!
カバンも盗られて後ろ手を縛られて、馬に乗せられて・・・いったいどこまで行くんだろう・・?
段々殺風景な場所になってきたけど、私これからどうなるんだ?
しばらくして、ある洞窟の前に盗賊団は止まった。
同じ姿をした男が立っていたので、見張り役だろうか?
「何だ。戦利品はそのデブ一人だけか」
「今回はついてなかったぜ」
ぼろくそに言ってくれちゃってまぁ~!!
でも怖いから口に出せない・・・。
馬から下ろされ、洞窟の中に入った。
ランプの明かりで薄暗い中、奥に階段があって下に下りていく。
段々明るくなってきた・・。
階段を下りた先は広い空間だった。
10人くらいの盗賊の人達がいて、地面に酒瓶や食べクズがいっぱい転がってる。
綺麗好きな院長先生が見たら発狂するな・・。
「ボス、すいません・・。今回の獲物は外れしかありませんでした・・」
「ああ~・・・・?」
大柄の男がじろっと私を睨む。
「ばかやろう!こんなデブが高く売れるか!!?」
「す、すいません!!!でも一応若いので労働力として売れるんじゃないかと・・!」
「くっそ・・・・収穫がゼロよりはマシかぁ・・・・」
ほんっとにぼろくそ言ってくれる・・・。
てかボスの方が私よりうんと太ってるじゃん!
「しかたねぇ。そんなのでも我慢するか・・。逃げねーよう牢に入れとけ」
「はっ!おら、こっちだ!」
いたっ。
そんな引っ張らなくてもいいじゃん!!
そんなんじゃ女にモテないよっ!
まあ、盗賊なんてやってる時点でモテないだろうけど・・。
「大人しくしてろよ」
どんっと突き飛ばされるように私は牢屋に入れられた。
鍵も当然かけられる。
はぁ・・・これからどうしよう・・・・。
ひっく・・ひっく・・。
「ん・・・?」
何か泣き声みたいな声がした。
暗い牢屋の奥を目を凝らしてみる。
「・・・・・女の子?」
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