0101 訪れた襲来
これが今年最後の更新です
読んでくださった皆さんありがとうございます!猛威を振るってるウイルスにも負けず、良いお年を迎えてください
また来年もよろしくお願いします
「マイム!!!」
マイムの、マイムの左腕が、斬られた!
マイム、マイムマイムマイム!
今すぐマイムの所に行きたかった。
今ならまだヒーリングシャボンで腕がくっつくかもしれない!
なのにモモ姫達が私の腕を掴んで行かしてくれなかった。
「離して!マイムが!マイムの腕が!」
「落ち着いてくださいですわリタ!」
「スライム族ならあれくらい大丈夫だ!!」
『見ろリタ!』
モモ姫とモミジちゃん、ムゼンさんの声に私は舞台に目を向けた。
え?
マイム、全然痛そうじゃない・・・?
マイムは左腕を斬られたのに、全く顔色を変えず・・・。
しゅるるん!!
・・・・・・・・・・今、何が起きたの?
私は目を擦る。
マイムは、失ったはずの左腕をぐーぱーして動かしてる。
・・・・・・・・・斬られた左腕から新しい左腕が生えた。
「えええええええええ!?!?」
「何だ知らなかったのか?」
「スライム族は、両手足失ってもまた新しく再生できるのよ~」
のほほんと解説してくれるツバキさんとサザンカさん。
知らなかったよ!!
スライム族ってそんな体をしてたの!!??
初耳だよ!!
『スライム族は毒に弱いが、亜人の種族の中でも優れた再生力を持っている。腕を斬り落とされたくらいではダメージは負わんぞ』
そ、そうなんだ・・・。
先に言ってよぉ・・・・・寿命が何年か縮んだよぉ・・・・・・。
「・・・・でも、無事で良かった・・マイム・・・・」
マイムは自分を心配するリタの姿に内心喜んでいた。
それをホムラは面白くなさそうに舌打ちする。
「マイムマイムって・・俺様の事ちっとも目に入ってねぇ・・」
「それは残念だったなホムラ」
小馬鹿にするような笑みを浮かべるマイムに、ホムラがぴきりと額に血管を浮かべる。
「もう容赦しねぇ・・手加減しねーからなコラ」
「望む所だ」
ホムラの足元から真っ赤な炎が燃え上がる。
炎は次々に剣へと形を変え、ホムラも巨大な炎の剣を構えた。
「ただの剣で、どこまで耐えれるか見ものだぜ」
「お前の炎は全て消しさってやる」
マイムも剣を構え直す。
「「行くぞ!!」」
ホムラの炎とマイムの剣がぶつかる
その時。
キシャアアアア!!!!
獣の声がヤシャ国に響き渡る。
空を見上げると、そこには何十体もののモンスターがバサバサと羽を動かし威嚇の声を上げていた。
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